何かの統計で、ケンカを始めるのは妻で先に謝るのが夫
という結果が出て 「奥さんが強い家庭が多い」 と言われてたが
世の奥さんたちの代弁をしよう。
ふざけんな!
怒られるような事をしてるのはそっちだろう!
ケンカになるのがイヤなら、ちゃんとせえよ!!!
大多数の奥さん方はこう言うだろうな。
家の中の事が、奥さんのしきたりになるのはしょうがねえよ。
ちゃんと家事をできるヤツの天下さ。
男性の多くは、生活の大部分をお母さんにやってもらってたので
家の事など、何も知らないだろう?
女性だって、私のように何もできないヤツは
できるようになるまで彼氏の言うなりだった。
そういう場合は、家事ができるようになっても
こっちは習ったんだし、権力はそのまま彼氏にあった。
だから家庭内覇権を得るためには
最初から口も手も出せる状況を作れるほど
家事に精通しているのが理想だが、もう遅いヤツも多いだろう。
母親を恨みつつ、己の目論み違いを恥じつつ
奥さんの築いた新ルールを厳守しとけ。
大多数の夫は、波風を立てるのを嫌う。
妻の攻撃性が謎に思える。
それは男女の習性の違いである。
例えて言えば、男性は霧状スプレー
女性は一極集中のジェット噴射型スプレーなのだ。
何でスプレーに例えにゃならんのか、っちゅうと
その中身の液体の名が “愛” だとしたら、わかりやすくねえ?
愛にも色々あるが、どういう種類にせよ
女性の愛は万人に向けられるものではないってのは確かである。
妻の愛は夫にビシュビシュとピンポイントで噴射される。
そりゃあ痛かろう。
この痛みを避けるには、波風を受け止めるのが一番手っ取り早い。
ヘタに逃げようとするから、背中を撃たれるんだよ。
つまり、短気集中で相手をしてあげれば済む。
あれをしながら、これを見ながら、他の事を考えながら
妻を効率よく攻略しようとしても
女性は自分を片手間に扱われるのに、とても敏感なので
「聞いてない」 と、極端に断定する。
妻が文句を言い始めたら、TVを切り妻の顔を見るべき。
ただし、長期間生返事でやり過ごしてきた場合は
「このままじゃいけない。 改善しよう。」
と、宣言してから始めるように。
黙って努力するより効果がある。
人は一旦決め付けた相手の変化は、なかなか認めないものだから。
継続していく関係で大事なのは、結果より経過なのだ。
誰でも、自分も含め完璧な人間どありえない、とわかっているから
交流する相手の事を許す傾向にある。
それも、「頑張っている」 との評価があってこそ。
愛がある関係では、できるできないではなく
しようとする態度が重要になってくるのさ。
毎日ひとりの人間と向き合うのは大変だよな。
面倒だと投げ出したくなる時が多々あるだろう。
でもこれは妻も同じ。
何が違うのかと言うと
ここで面倒を避けたら後々もっと面倒な事になる、という恐怖。
「なんとかなるだろう」 は、割に女性のプログラムにはない。
女性は何も言わなくなった時が最もヤバい。
期待も希望もなくなった、って事だから。