• 卵サンド

    とある機器を設置 & 設定してもらうために、サポート係を呼びつけた。
    昼飯もご馳走するから、と。

    これには理由がある。
    何かを取り付けたり設定したりしてもらう時
    横で見ていて、説明を受ける時は一生懸命聞く。

    しかし、その説明を必ず全忘却してしまう アンド
    取ったメモは、熱心さが空回りして象形文字で読み返せない。
    よって、後で質問して、「あの時あんだけ教えたのに」
    と責められるのが、毎度のパターンなのだ。

    今回はそれを回避するための、小賢しい手段の昼飯手作りである。
    作業をしてもらっている時に、「あ、私、ご飯の用意をするから」
    で、その場を離れていれば、後々の知らぬ存ぜぬも通用するはず。

    真昼間からご飯を炊きたくないので、卵サンドでも作る事にする。
    超簡単お手軽クッキングの予定が、パンにバターを塗るのが
    何かもう、ここまで面倒だったか? というぐらい
    塗っても塗っても終らず、イライラしつつの大作業になる。

    おまけにゆで卵を作りすぎて、具が大量に出来上がり
    途中でグリグリ追加でねじり込んで塗りまくり
    パン1・具5の、崩れそうで持てない系サンドが大量に。

    そんなブツをドンと出された相手はひとこと、「凄いですね・・・」。
    自分でも、見事に漢と書いて “おとこ” と読む
    “漢の手料理!” をやらかした気分に。

    内心、申し訳ないな、何でいつもこうなんやら、と自己批判するも
    その動揺を隠し、「はっはっは、まあいいじゃん」 と
    有無を言わせない体制に持って行くあたりが、私のちょっと悪人の部分。

    で、「じゅうたんにこぼしたらブッ殺す!」 と無理難題を言われつつ
    恐る恐るひとくち食ったサポが、「美味い!!!!!!!」 と叫ぶ。
    私的には、誰が作ってもこの程度のフツーの味じゃん、と思ったんだが
    「こんな美味い卵サンドは初めて食った」 とまで言うのだ。

    不思議に思い、「お母さんとかに作ってもらわなかった?」 と訊くと
    どうやら卵サンドの手作り自体が初めてのようだ。
    ははーん、コンビニの卵サンドが比較対照なんだな、と気付き
    「コンビニのおにぎりは美味いと思うか?」 と質問したら
    あれが普通のおにぎりの基準になってるようである。

    私からしたら、惣菜のポテトサラダやら、すげえ単純な味付けの品に
    一体何を入れたらこんな妙な味になるのか、いつも疑問に思っているのだが
    自分で料理をしないヤツは、わからないんかな。

    「手料理をご馳走」 と、恩着せがましく言っていたのが
    すべてチャラになってしまう自爆セリフ 「すげー簡単だから」 を
    ついもらしつつ、卵サンドの作り方を教えてあげた。

    「ゆで卵を滅多切りにして、マヨネーズと塩コショウをテキトーに混ぜ
     バターを薄く塗ったパンにはさめ。」

    料理をしないヤツなんで、「はあ?」 と思ったようだが
    本当にこれだけだよな? 卵サンドって。
    私、何も間違ってねえよな?

    サポはたらふく食い、余った卵サンドも全部持って帰った。
    自称料理上手の私なので、卵サンドごときで見直してもらっても
    嬉しくも何ともねえ、むしろ複雑な心境になったのは傲慢か。

    ちなみに、この “自称○○上手” と言い張るヤツのパターンは
    失敗が異様に多く、それが既に “上手” の資格なし! なのに
    「ちゃんと丁寧にすれば上手くいく」 → 「上手くいけば凄い」 →
    「よって、本当は上手」 という論理の展開に基づく根拠を掲げて
    デカいツラでのさばるのである。 ほほほ

  • 熊本のアピール法

    関西に来た当時は、さすが食い倒れの街だから
    飯屋や惣菜が美味いのは予想がついたが
    ファミレスやコンビニ飯まで、(よそと比べて) 美味いのには驚いた。
    しかし流通網が発展しているはずなのに
    肉や野菜などの素材が不味いのには、とても違和感がある。
    この素材をカバーするための味付けの進歩なのか?

    熊本で売られている野菜は、たとえ長野あたりから来てても美味い。
    なのに何故、飯屋は壊滅的に不味いんだろう?

    というとこまでは、どっかで書いた記憶がある。
    この意見は変わってないのだが、熊本に対するイラ立ちが募っている。

    安物食いの私は、スイカが好物なのだが
    関西で売られているスイカは鳥取産が多く
    それを食べて以来、こっちではスイカを買わなくなった。

    だがここ1~2年、初夏だけ熊本産のスイカが売られるようになった。
    “熊本産” で売られているが、これは植木のスイカである。 植木町。
    ムダにデカいし瑞々しさが少ないけど、甘みが他とは違うんだよ。

    熊本産が売られ始めてから、消費者の行動をチェックしてきたが
    よそ産だと売れ残るが、熊本産だと見事に売り切れる。
    (注: 私が行ってるスーパー数店のみのデータである)
    美味いものに敏感な関西人のお気にも召したようである。

    そりゃそうだろ!
    メロン嫌いのスイカ好きの私が、これ以上に美味いスイカはない!
    と認めている (何者だよ?) 植木のスイカだぞ。
    関西は何でこれに目を付けなかったのか
    てか、熊本、やる気あんのか?

    どこぞの1個1万円の高級フルーツとかじゃなく
    そこいらでフツーに投げ売ってる果物で、極うまなのって滅多にないぞ。
    何でこれをあちこちに宣伝して回らないんだよ?

    常々思っていたけど、観光やる気なし、地域おこしやる気なし
    飲食店はやる気はあるけど、根本的な問題 (味付け) が、だし
    熊本って一体何に頑張ってるんだよ? ぼした祭か?

    官民ともに地場産業優遇の結束力があるんで
    どっから収入が入ってくるかわからんが、そんな裕福な県でもないと思う。
    そろそろ外に向けて、熊本の利点をアピールした方が良いと、老婆心。

    植木のスイカは関西人の心に入り込めた。(と思う)
    そこで更なる第2弾に、すげえ変化球があるんだよ。

    それは・・・・・河内のみかん!!!

    みかんは近所に愛媛、関西のお膝元に和歌山がある。
    関西人に和歌山みかん不味い、っちゅうと、えれえ怒るんで言えないほど。
    でもよく考えてみい、熊本のスーパーじゃ
    愛媛や和歌山のみかんは売れ残っていただろ
    皆、河内みかんを買う。

    その味覚、大正解だと思うぞ。
    愛媛や和歌山のは、高級なんを貰って食ってみたが
    確かに甘いけど酸味が強いし、何より小粒で食いにくいんだ。

    大きいものが好きなんかわからん熊本人の作る
    一粒一粒がデカくて、皮もペロッとすぐ向けて
    酸味のないド直球の甘いあのみかん、絶対に狙い目だと思う。

    関西の人々は、「そんなみかんがあるわけがない」 と言うんで
    現物を配りたいが、関西では1度も河内みかんを見かけた事がない。
    親族に頼むと、おまえは関西で何をやっとんのじゃ、という話になり
    そんな必ず蛇のいるヤブを突付くような危険は冒したくない。

    大丈夫! 絶対に河内みかんは全国の支持を得られるから
    関西で買えるようにしてくれ。
    いや、自分が食いたいだけじゃないって。

    関連記事: 09.3.10 熊本 河内みかん 
     
     
     ↓ 熊本の果物屋さん
     
    まぼろしの果実.comヤフー店

  • 鉄玉子

    血液検査の貧血の数値が、あまりにもひどい。
    鉄サプリは飲んでいるのに、まったく効いていない。
    (ああっ、レバーとか言わんでくれ)
    よって、生活に鉄容器を取り入れようと、ちょっと調べてみた。

    鉄鍋は、やっぱり取り扱いが難しい。
    過去にいくつもの鉄フライパンを葬ってきた私には無理っぽい。
    こうなりゃ南部鉄瓶でも買うか、と決心したが
    そうそう不燃ゴミを増やしていられない経済状況なので
    念のためのすげえ及び腰で、南部鉄の塊を買ってみた。

    こいつが、7 × 4cm の卵以下の大きさなのに
    「わたくしに持てるかしら」 と言うぐらい、えれえ重てえ重てえ。
    値段は・・・700円台? だったかな?

    そして、念のために説明書も熟読すると
    こいつは豆を煮る時や、漬け物系に活躍するそうで
    私の目的であるお湯を沸かす時に入れた場合は
    沸騰したらすぐ取り出しておかないと、サビが出るんだと。

    で、洗剤はサビの原因になるから水洗いで、と
    やたら腫れ物に触るように、注意を払って扱わなきゃならず
    鉄がこんな気難しいものだったなど
    つくづく、大物 (鉄瓶) を買わなくて良かった・・・、と思ったさ。
    水気があるとサビるんだろ? それってヤカンとしてダメじゃねえ?

    で、あんだけ説明書を読んだのに、何の学習もせずにナメてかかって
    ヤカンに鉄玉子を入れっ放しにしておいた。
    そしたらヤカンの水が変色していて、中を覗き込むと鉄玉子が真っ茶色に。
    慌てて玉子を出し水洗いをして乾かし、ヤカンも洗うハメに。
    ちょっとサボったら、10倍返しで苦労がきやがった。

    しょうがないので、クソ面倒くせえが言う通りにする事にする。
    が、煮えたぎったヤカンの蓋、何故開かない??? 膨張?
    ヤケドをしつつ、やっとの事でこじ開けたぜ。

    蓋が開いたはいいが、あの激重の鉄玉子は箸で掴めない。
    トングでも掴めない! おたまは直径が大きくて入らない!!!
    どうしたドタバタコントに陥ってるんだよ、と自分を責めつつ
    引き出しを掻き回して、茶っ葉用の網を発見した。

    で、やっとの事で救い出した鉄玉子だが
    ほんと当たり前の事だが、めちゃくちゃ高温。
    うっかり掴んで、あまりの熱さに床に落とし
    それをどうやって拾うかで、またひとり大騒ぎ状態に。

    布きんとかティッシュとかキッチンペーパーで玉砕し
    そのゴミが散らばる中、鍋掴みで拾ったが、その布ごしにも熱く
    そのまま水道水でジュワーーーッと。
    台所の惨状を片付けながら、“粗こつ者” という言葉が
    脳裏に浮かび、かなり虚しかった。

    と言うか、書いててたった今、疑問が生じたが
    あれ、あそこまで慌てる必要ってあったのか?
    鉄玉子って、一瞬放置しただけでサビサビになるものなのか?

    この騒動に嫌気が刺して、鉄玉子は乾かされ放題で放置になってるが
    鉄って、沸騰させないと鉄分が出ないんだろうか?
    水に浸けっ放しの方法って、何かないかな。

    できるだけ放置で鉄分を摂取できる手抜きを模索中である。

  • 異常気象の夏

    今年は6月まで、寒い寒い言ってコタツに入っていたのに
    いきなり暑くなって、しかも猛暑。

    いつもの夏なら、冷房の利いた部屋の窓から外を歩く人々を見下ろして
    「ふははははは 愚民ども、暑いかーーー」 と、高笑いをしていたのに
    今年は 「おめえら、何でそんなに元気があるんだよーーー」
    と、とことん弱気なヘロヘロ具合である。

    私は (私の性格にしては) こまめに家事をする方だが
    期待を裏切らず、やはり家事が嫌いなので
    「何故このわたくしが、このような下々のする事を
     しなきゃならないのかしら?」
    とか、没落貴族ごっこを脳内で公演しながら、気を紛らわせつつ
    せっせと動くのが日課なのだが、ここ数日は
    「拭いたり磨いたりラジバンダリ」「擦ったり洗ったりラジバンダリ」
    と、エンドレスで脳内繰り返しをしている自分に気付き
    気象も異常かも知れんが、自分も異常だ、と愕然とした。
    (夕べ久しぶりにTVでラジバンダリを観て嬉しかったりラジバンダリ)
    (本人の嗜好に関わらず、頭から離れない言葉とか音楽ってあるよな)

    兄も電話をしてきて、「そっちは涼しいだろう!」 などと
    わけのわからん八つ当たりを唐突にしてくれて
    「コンクリートジャングルは暑いんだよ!」 と、反論したら
    「それでも熊本よりはマシなはずだ!」 と
    兄妹間で、どっちがより大変かと不幸合戦をする幼稚さ。
    暑さでお互いにどっかのネジが外れたとみえる。

    しかしあの、どんなに無用でも街に繰り出す兄が
    「よほどの理由がない限り、外には出らん」 と言っていたので
    現在の熊本はさぞかし釜茹で地獄なのだろう。

    熊本は祭が終る9月の15日までは、暑さが絶好調という
    夏の長さなので、「あと2ヶ月もこの暑さなら俺は死ぬ!」 と
    ビビる兄の気持ちも、よーーーーーくわかる。
    うちら兄妹は、生粋の熊本人ではないので、あの暑さには慣れないのだ。
    (“くま ほんにん” と読むな。 “くまもと じん” だ。)

    こんな暑さの中、日焼け止めは欠かせないのだが
    何と、腕がかぶれてしまった!!!!!

    原因は日焼け止めかクレンジングのどっちかなのだが
    当たらず触らずでいれば、治りも早かったものを
    寝ている時に無意識に掻きむしってしまい
    朝起きたら腕と爪が血まみれで、傷が化膿っぽくなってしまい
    もうほんとに、なんてこったい!!!!!!

    傷の上に日焼け止めは塗れないし、傷自体が汚いし
    包帯を巻くのも、場所が場所ゆえにアームカッターだと思われそうだし
    迷った末に、とうとうUVカット仕様の長袖の黒パーカーを着るハメに。

    痩せた腕が隠せるのは良いんだが、これがもう見ているだけで暑苦しくて
    通りすがりの皆様、マジですいません、と萎縮せざるを得ない。
    んで、着ている本人も本当に暑い!!!
    長袖・帽子・サングラスの汁ダクなババアで、見苦しい見苦しい。

    しかもやっと傷がふさがったと思えば
    皮膚細胞が既に色素沈着を始めているようで
    こんな目立つところにシミができるんかよっ、とガクブル。
    美白化粧品を塗りたいが、まだ皮膚が安定していないし
    そもそも美白、効かないし、どうすりゃいいのか悩ましい。

    ちなみに、私の持っているUVカット仕様のシャツは
    数年前のもので、出自も定かではないが
    この炎天下に日焼け止めなしでそれを着ていて
    まだ日焼けをした気配がない。
    日焼け止めによっては、きちんと塗っても薄っすら焼けたりするのに
    やはり物理的防御の方が有効という事かも知れない。

    ここで日焼け止めだけで外出して、傷がシミにならない保証がないので
    今年の夏はずっと長袖か? と思うと、本当に本当に億劫になる。
    バテてかぶれて猛暑など、悪条件すぎる!
    何か罪を犯して、ハチが当たってる真っ最中なんだろうか・・・?

  • オーブリー

    ここの商品は安い!
    オーガニックコスメNo.1の安さではないだろうか。

    でも容器が、とてつもなくチャチい。
    トライアルサイズですら、使っていると
    容器に印刷された字が溶け落ちてくるんだよ。

    ・・・と思ってたら、アメリカのメーカーだった。
    オーガニックコスメって、ドイツあたりが多くて
    ユーロ高で、とんでもねえ値上がりをしてるしな。

    どんぐらい安いのかっちゅうと
    化粧水が、237mlで ¥2310。
    これはオーガニックでは破格。

    って、それより、この中途半端な容量の理由が気になるが
    ここの商品は、118mlとか59mlとか
    全部ヘンな単位で売られていて、とても十進法の国とは思えない。
    ・・・ガロン・・・?

    使ってみたのは、乾燥肌用と敏感肌用のスターターキット。
    ここの化粧水も、やっぱり良い香りのただの水。
    いや、良い香りかどうかも怪しい商品もある。

    ベガコル&アロエシリーズなんて、ガソリンの匂いがするんだよ。
    何でガソリン? と、使う度に不思議だったが
    微妙に米ぬかの匂いにも近いものがあって
    どうも勘違いされやすい体質の材料が潜んでいるようだ。

    しかし、ここの商品は強烈な個性を持った物が多く
    「おっっっ!!!」 と感動させられた商品もある。
    鈍感肌には可もなく不可もなく、のオーガニックコスメで
    「これは良い!」 と思わせられる商品があるとは、驚きである。

    ベガセルナイトハイドレーターはトライアルサイズで使用。
    夜専用の保湿用アイテムで、ジェルタイプ。
    以前の食あたりで、顔のお手入れどころか、洗顔も出来ずに
    ボロボロになった肌を、1回の使用で治めてくれた。

    ババアの肌は、一日が命取り。
    ケガをしたら治りが遅く、傷痕は残りの人生のお供。
    去年のように、乾燥による皮剥けが起こったが最後
    1ヶ月間うろこ人間になるかとビビってたが
    これのお陰で、春先の肌状態はごく普通のまま。
    いつもあの季節は水不足のダムのようになるのに。

    ただし、この商品は乾燥する時期限定。
    もんのすげえベタついて伸びも悪く、肌表面はテラテラペカペカ。
    顔面クリア塗装人間と呼ばれたくないのなら、塗って人前には出るな。

    ちなみに塗った化粧品全部を、枕やシーツ (たまにタンスの角) に
    なすりつけて、翌朝カピカピになる寝相の悪い私ですらも
    翌朝の肌状態は、しっとり、ところによってベタベタ
    というほどの密着力を誇った初のアイテムでもある。
    これ、乾燥時期のレスキューアイテムの王!

    現品で買った物は、ローザモスクエータのクレンジングクリーム。
    クレンジングと銘打ってても、大和撫子のメイクは落とせないぞ。
    これは石鹸洗顔と同じ位置付けにあるアイテム。
    泡が立たない洗顔料である。

    今までも朝の洗顔や、肌が荒れ気味の夜の洗顔では
    泡立たない洗顔料を使ってきたのだが、ヌルヌルするものや
    突っ張るのに汚れが落ちてる気がしないものが多かった。

    泡立たない洗顔自体、慣れないとサッパリはしない。
    でも、泡洗顔より格段に肌に刺激がないので
    汚れ落ちてるよな? 大丈夫だよな? 信用して良いよな?
    と祈る気持ちで使うのがコツ、という微妙なアイテムである。

    それがここのは、スッキリする上にサッパリして、かつ突っ張らなく
    泡が立たない系の中では、良い使い心地なのである。
    ただ、私の愚鈍肌は、唯一アルコールが苦手なので
    それがかすかにピリピリすると言う事は、これアルコール強めだな。
    ベガセルの方は、ピリピリ感がないので多分アルコールなし。
    だが、ガソリン臭い、と。

    最後が、ローザモスクエータ ハンド&ボディローション。
    ボディ用乳液、といったアイテム。
    塗り方でムラになるほど伸びは悪いし、保湿力もイマイチ。
    だがしかし、匂いの効果がものすごい!

    最初に塗った時にいつもの、くっさーーーーーーーーー! だったが
    これを手に塗ってると、気持ちが落ち着く事に気付いた。
    今までアロマとかで効果を感じた事がなかったが
    寝る前にこの匂いを嗅ぐと、眠くなるのだ。
    スターターキットの袋をスーハースーハーやって
    知らない人が見たら、シンナー小僧だと思われそうな使い方をした。

    だけどこれ、237mlで¥3045.
    しかも開封後、3ヶ月以内に使い切らなければならない。
    こんな保湿力が弱いものを、匂いだけで買ってどうなのか、と
    非常に悩んだあげく、現品で買ってしもうた。

    ところが、スターターキットと匂いが違う!!!
    ロットによって差があるんか、スターターのが劣化してたんか
    いずれにしても、「騙された」 と言いたくなるほどの違い。

    おまけに、夜塗って寝ても、翌朝の手に香りが残るほどの持続効果。
    昼間ハンドクリーム代わりに使うと、他の香水が使えない。
    友人からも、「何の匂い?」 と聞かれるほど強い匂いだからだ。

    しかもポンプ式の容器は、使っていく内にベコベコへこんでいく。
    時々フタを開けて空気を入れないと、クリームが出なくなる。
    空気による劣化を防ぎたいのかわからんが
    このズサン設計が、さすがアメリカ、と思わせる。

    ちなみに、使い続けて1ヶ月半ぐらいで
    あのサンプルの匂いと同じになってきた。
    やっぱこれはちょっと劣化したぐらいが、最高に良い匂いなんだな・・・。

    右がクレンジングクリーム、左がハンド&ボディローション。

    ローザモスクエーターシリーズは他にもアイテムがあるが
    このボディローションとヘアトリートメントだけは別格で
    もんのすげえ良い匂いなんだ。

    でも、GPBヘアコンディショナーも良い匂いで
    237ml ¥1785 と、ローザより安いので
    ヘアトリートメントはGPBを現品購入した。
    どっちとも、あんだんてのトリートメントより保湿力があるんで
    あんだんてのシャンプーの後に使うつもりでいる。

    ちなみに、ローザシリーズのヘアトリートメントの正式名称は
    ローザモスクエータヘアコンディショニングクリーム
    118ml ¥1995

    オーブリーのは、どれも容器が絶対に使いにくい気がする。
    トライアルサイズでも、中身が出なくて苦労させられたもん。

    それと、こういう推測をしていいんかわからんが
    ここの製品、オーガニックメーカー特有の不愉快な使用感がない。
    もちろんオーガニック製法の成分を主体に使っているだろうけど
    その他の添加物とか、絶対に入ってる気がする使い心地。
    それが何かはわからないけど、何となく。 単なる邪推。
    こだわる人は、よく調べて使用した方がいいと思う。
     
     
     
     
     
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  • デキちゃった結婚

    中には、親関係を説得するための確信犯もいるだろうが
    これを計画性のない、だらしない妊娠の結果の結婚だと分類すると
    「“おめでた婚” と言ってほしい」 など
    たわけ者が! で一蹴するだけな気分になるのだが
    最近になって、ふとこれも時代の流れか? とも思わんでもない。

    結婚が人生の大前提にあった一昔前と違い
    今は結婚をしてもしなくてもいい、と思える時代である。
    妊娠は、そのどっちでもいい選択をするきっかけのひとつに
    なっているのかも知れない。

    しかしそういう説だと、今の未婚者たちは
    避妊もせずにセックスを日常的にやってる、という話になるよな。
    で、デキたら結婚・・・? やっぱり充分にだらしないぞ。

    過去につきあった男性の、ほぼ全員から 「結婚しよう」 と言われた。
    なのに、何故その半数以上にフラれとるのか。
    もちろん私に問題があるのは明白だろうが、危ねえとこだった。

    私は結婚願望が薄いので、ダラダラと付き合っていたら
    何を愛想を尽かされとんのか、フラれるハメになるのだ。
    これで、言われるがままに結婚していたら
    一体何回戸籍に×印がついとることやら。

    じゃあ、もし結婚してたらフラれなかったのか? と自己問答すると
    破局したから、そうとしか思えないのかも知れんが
    結局は離婚する未来しか見えない相手ばかりである。

    だから “スピード婚” とやらにも反対なのだが
    この意見は、婚姻不適合者の私が言っても、誰も納得しないであろう。

    今回のブログは、無謀な結婚をするヤツらを
    蔑み罵るつもりで書こうと、はりきっていたんだが
    書いても書いても、むしろ書くごとに墓穴を掘り進めていく自分に気付き
    このクソ暑い猛暑の最中、夏バテの老体にはダメージが激しい。

    私があまり恋愛論を唱えないのは、ほんと書いてて
    忘れてた自分の恋愛史を思い出し、自分の無体ぶりに落ち込むからだった。
    そんな大事な鉄則を、ノンキに忘れて自滅ゾーンに踊り込む自分が憎い!

    そういや、うちの兄が凄いのは
    私の事を 「男を伸ばす女」 と評していた事である。
    言われた時は、よくわからんくせに褒め言葉だろうと、目出度く解釈して
    あの兄に褒められた事に、ただびっくりしただけだが
    よく考えると、そりゃあ私に合わせるなら
    忍耐力も包容力もLVUPしまくりで、器もデカくなるだろうよ。

    すげえ遠回しで湾曲した表現は、兄なりの気遣いだろうが
    いらん思いやりを示してくれるのは、私にはありがたい事だけど
    犠牲者が増える前に、身内として責任を取るべきだったと思うぞ。
    隔離するしか手はない気もするが。

    周囲に既婚者が多いが、関西人はものすごく奥さんを大事にするよな。
    休日は必ず一緒に過ごすとか、ごく普通に思ってる人が多い。
    スーパーでも夫婦連れが多いし、飯屋でも凄く奥さんをいたわってるし
    関西の男性は優しいと思うぜ。

    と言うか、大都会にいる男性が優しい、と言えるのかも。
    でも東京にいた時は、とりたてて気付かなかったんだよな。
    関西に来るまでは、彼氏は優しくても、夫が優しいのは滅多にない
    と、えれえ殺伐とした思い込みをしていたし。

    もしかして私の敗因は九州にいた事か? という結論にしたいが・・・。

  • 体調不良と甘え

    ここ2年ちょい、体の不調が続いている。
    覚えてるだけで、背筋裂傷、肝臓の腫れ、頚椎捻挫、目。

    数は少ないが、1個1個のスパンが長え長え。
    背筋や頚椎は3ヶ月以上かかったし
    目はまだ継続中、肝臓に至っては検査数値が悪化して、もう・・・。
    そんでこの合間に、風邪だのがひんぱんに出入りしているわけだ。
    何かほとんど毎日、病苦だぜ。

    最近は、年配の女性を街で見かけると、とっ捕まえて
    「体の不調、どうしてる?」 と、聞きたくなる衝動に駆られる。
    私のこの不調続きって、絶対に老化だと思うからだ。
    単なる傷でも、治りにくいせいか確実に痕が残るようになったし
    何年も前に完治したはずの傷の痕が、何故か今頃になって目立ってくるし
    一旦ダメージをくらったら、治りにくくなっているぜ。

    「こんだけ具合が悪いんだから、やる気が出ないのも当たり前」
    と、胸を張って養生してて良いはずなんだが
    どうしても、頭の隅に “甘え” という単語が現れる。

    こういう事を思ってると、休むべき時に充分に休養できず
    いつまでも体調不良を引きずって、悪循環になる。
    休む時は潔く休むべきで、不調が続く時もあるさ、と
    どっかで割り切らないと、生きるのが辛くなる。

    でも、フツーの真面目な人間なら
    「体調不良は誰にでもあるし、皆それぞれ辛いんだし」
    と、病気の自分がナマケ者に思えるのはしょうがない。
    でも、こういう自分を責める感覚が、“ウツ病気質” に繋がる。

    体調不良の要因は甘えか?

    そう言える部分もある。
    この “甘え” が、どういう種類の甘えかはわからないが
    甘えが強いヤツは、症状が重くなる傾向が少なからずあると思う。

    私がそういうタイプだからである。
    甘えてて、しかもウツ病気質のくせに鈍感で、自己暗示が激しい
    という最悪の4連コンボが、標準仕様なのだ。

    普段からきっちり生活しているつもりでも
    よく観察すると、しなければならない事なのに
    したくない事はスルーしていて、それが結構な原因で
    (喫煙や運動不足などを無視、等)
    おまけに少々の体調の悪さは無視するので
    気分的に、にっちもさっちも行かなくなって初めて
    ようやく異常に気付くという、自己管理能力のなさ。

    何かもう自業自得ド真ん中なんで、何の同情も望む権利はないが
    きっちりバチをくらってる、という点は加味してもらいたい。
    (これぞ、自業自得タイプの最終言い訳の典型。)

    死者にムチ打つような真似は非人道的、という人権論を悪用して
    自分棚上げの正当化で、図々しくものを言うが
    辛さは計測も比較もできないんで、辛いものは辛いと開き直って
    遠慮しつつも堂々と休むべきだと思う。

    だが、病気は病気を呼ぶのも、また事実。
    どこかで線引きをして、割り切って気持ちを切り替える事も必要である。
    つまり、ダラダラと辛さが続くのなら
    それが自分の普段の体調だと諦めろ、って意味。
    きついのが日常など認められないだろうが、世の中そういう人もいるさ。

    諦めを忘却に繋げられたら、実はそれが一番の治療だったりするかもだぞ。
    と、自分に言い聞かせる毎日・・・。

  • 自分に自信を持つ

    頭も性格も顔も悪いくせに、無意味に自信満々のヤツっているだろ?
    (あっ、こっち見るな!) あれ、何でだと思うか?
    それは、愛されてる自覚があるからだ。

    具体的な事例じゃなく、漠然と自分に自信がなくて
    そのせいで色んな事が上手くいかない、というのは
    愛されているという自覚が持てないヤツに多い気がする。

    こういうタイプは、無意識に愛に渇望していて
    私から見れば、周囲に充分に愛があるのに贅沢である。
    どんだけヒーロー扱いされれば満足なのか
    と、突っ込みたいぐらい欲深いと思う。
    向上心なら良い事だけど、自分と周囲に期待しすぎだろう。

    愛は “自覚” して、初めて存在しうるものなのだ。

    私はよく批判されるし、えれえ嫌われる事も多い。
    だけどそれも “愛” だと捉えている。

    メールで罵倒されたり、ここにも非難コメントがたまにあって
    それはやっぱり、動悸や息切れがするぐらいショックだけど
    ああ、イヤなものを見た、と無視すりゃ済むものを
    わざわざ言ってきてくれるなど、親切な人だとマジで思う。

    店員のおねえさんが愛想が良いのも、客としての愛を貰ってるからだし
    親族が口うるさいのも、身内として気にかけてもらっているからだし
    近所の人の陰口も、自分の存在を認められているからだ。
    人は生きているだけで、毎日愛のやり取りをしているのだ。

    どうした “イイ性格” だと言われそうだが
    嫌う = 気になる = 愛 という三段論法。
    一番愛のない反応は、“どうでもいい” である。

    これは極論だろうな、と常々自分でも思っていたが
    先日TVで、マザーテレサ (だったと思う) が
    似たような事を言っていたと知り
    (そのせっかくの名言も忘れてしもうたが)
    ほら見た事か! と、高笑いをしたさ。
    世界的な偉人は、益々私を調子づかせてしまったわけだ。

    世の中に、愛された事のないヤツなどいない。
    何故かっちゅうと、産まれてきた事自体が既に愛された証拠だからである。
    各々事情はあれど、妊娠中ってすげえ辛いらしいし
    出産ともなると死の危険があるし、育児などそりゃもう大変で
    そこに愛がひとかけらもなかったわけがない。
    関わった人が何と思おうと、言おうとだ。

    愛があればすべてを乗り越えられる、とは決して思わないけど
    その愛に対する感謝を持っているのといないのとでは
    人生を歩むラクさに、かなりの差が出ると思う。

    自分に自信が持てない人は、まず生きている事に感謝をしてみろ。
    良い事などひとつもなくて、辛いばかりだとしても
    だからこそ、今まで生き延びてきた事が奇跡だと思え。

    不幸なヤツほど小さな幸せを探し始めるが、それが正解である。
    せせこましい話かも知れんけど、幸せなどその積み重ねなんだよ。
    不満をつのらせるより、そういう自己啓発みたいなものに
    忙しくしてる方が、よっぽど実りがあるってもんだろ。

    ちなみに、私は自分に自信があるか? と問われたら
    「よく考えると、ない」 というのが答。

    そもそも、そういう事をよく考える必要などあるのか?
    自分の価値や意味など、答があるものなのか?
    仮に価値がなかったとして、だから何なんだ?
    自分が存在している事だけは、紛れもない現実だろう。

    えっ、ここまできて、タイトルをひっくり返すような方向? だが
    そういう自分で自分の首を絞めるような思考をし始めたら
    ちょっとウツ入ってるな、と思った方がいい。
    そんな哲学は自傷行為にも等しいから、考えるべきではない。
    生きてるだけで丸儲け、で良いじゃん。
    それ以上の事を望むのは、絶好調の時にしろ。

    この意見を、「生温い」 と思うヤツは
    苦難の道を自ら好んで歩いていないか?
    幸不幸など、自分の感覚が決めるものだから。

  • ババアのリップメイク

    年を取ると、唇の色が悪くなり、たるみで口角が下がるらしい。
    口角の下がりは、不幸オーラの要因のひとつである。

    私は笑い方がヘタなので、早速口角にきてるような気がする。
    顔の筋トレとか、すぐに結果が出ないので
    出来るだけ、微かに微笑む表情にするようにしている。
    が、薄ら笑いのババアに見られてる可能性のが強い。

    口角は、とりあえずメイクでカバーするのが手っ取り早い。
    しかし雑誌で解説されているのは、「上唇のラインをインカーブに」
    という、実行したらおちょぼじゃねえ? というテクなのだ。

    かなり長期間に渡って試行錯誤したが、美術的論理では
    「口角の唇の始まりが、上唇が下唇より内側」
    これが正解ではないかと思う。

    この “内側” ってのが、難しい。
    上唇の山までのラインに激しく影響を与えるからである。

    インカーブラインは、キリッとしたイメージとか言われてるが
    ババアの場合は、しおれた印象になる危険性があるので
    唇はふっくら見せた方が絶対に良い。

    だけどババアになると、口元が突き出てくる女性や
    唇と鼻の間が黒ずんだあげく、たるみで広くなる女性も多いので
    唇の山の部分に白ラインの隠し技など、悪目立ちが危ねえ危ねえ。

    だから、口角から山に向かって、0.5mmぐらいの長さで
    明るい色のコンシーラーで、隠しラインを入れる。
    唇本体のラインは、リップペンシルで
    本当の口角より1mm内側から始める。

    コンマ何mmとか、すげえ細かい事を言うが
    メイクでのカバーはこれが限度なのだよ。

    どこの部分のメイクでも、やりすぎると
    いかにも修正しとります、ってモロバレになるから
    「修正、出来てる・・・?」 と、物足りないぐらいが目安。
    自分にわかるようじゃ、そのメイクは失敗と心得てくれ。

    下唇のラインは、唇通りに気持ちふっくらめで
    半円じゃなく、船底みたいな形にする。
    よっぽど唇が薄い人以外は、唇に立体感は出さなくていいと思う。

    ババアのメイクで最重要なのは、ラインである。
    目と唇をラインで締めないと、だらしなく不潔っぽく見える。
    これが若い女性との大きな違いのような気がする。

    当然、リップペンシルは必須。
    何故なら唇全体の色より、輪郭の色が悪くなってくるから。
    これは口紅じゃカバーしきれない。

    かと言って、ラインだけ濃い色だと古臭い。
    リップペンシルは持ちがいいので
    飲み食いすると、ラインだけ残ってしまい見苦しい。

    ベージュ系だと、どす黒い輪郭色が強調されるだけなので
    使う口紅より明るいピンクベージュのリップペンシルが最適だ。
    くれぐれも輪郭の色が目立たないよう。

    映える口紅の色は、それぞれの肌色で左右されるが
    ひとつ言えるのは、濃い色は老けて見えるって事。

    この理由がいまひとつわからない。
    くすんだ肌色を明るく見せるためには、ローズピンクの口紅ってのが
    巷の常識になってるのだが、これを付けてる女性で
    明るい若々しい印象の女性を見たためしがない。
    これ、メイク界の嘘のひとつじゃないのかなあ。

    思い当たるのは、濃い色の口紅は余程の腕前で肌を作らないと
    浮いて下品になるのではないか、という可能性。
    つまりプロのメイクさんなら出来ても、素人には難しいって感じ?

    もしこれが正しければ、素人メイクでは
    ババアの唇は、彩度ではなく明度を優先すべきで
    明度の調整は、色ではなく繊細なパールに頼るべきなのではないか?

    そして、パールはシワを目立たせるので
    グロスでツヤを加えるという重ね塗りが必要になってくるのかも。
    ここらへんはまだ研究中なので、あくまで途中予想という事で。

    最後にひとつ忠告を。
    ババアはリップ下地を使った方がいいぞ。

    口紅はどうしても乾燥して、唇がシワシワになってしまう。
    メイク直しの度に塗りなおしても、これは避けられない。
    それを多少なりともフォローするのと、もうひとつ大きな役割りがある。

    それは、唇の色の微妙な補正である。
    コンシーラーやファンデで唇の色を消したら
    そりゃあ口紅の発色が良くなる。

    だけど、唇とその周囲はとんでもない事にならんか?
    厚塗り感が出て、すげえ乾燥して、結局口紅の持ちも悪くなるよな。
    それをこれまた、“多少なりとも” 軽減させるのさ。

    えれえ頼りない書き方だが、メイクってのは
    この “多少” の積み重ねで、全体をほんの少し上げる行為なのだ。
    あまり化粧品に多大な期待をすると、裏切られるぞ。

    とは言っても、口紅やグロス、下地も、ブランドによって
    乾燥の度合いや、ヨレが違うので
    ひとつのブランドに固執せず、あれこれ試してみてほしい。

    口紅の “ヨレ” ってのは、口角に白く溜まる汚っぽいあれだ。
    あれはヨダレが溜まってるんじゃなく
    唇を動かす度に、塗ったものが地すべりを起こしていって
    上下の唇が着く部分や両端に、ダマになってしまう現象なのだ。

    リップクリームでもひんぱんに起こるように
    保湿力のある唇アイテム、リップ下地やグロスや緩い口紅などには
    ヨレやすいものが多いので
    常に気に掛けて拭き取らないと、泡吹きババアになっちゃうぞ。

  • 不思議のダンジョン

    もう、ひとつのジャンルとして確立されているダンジョン系ゲーム。
    始まりはスーパーファミコンの “ドラゴンクエストⅣ”。

    今は確かDSでも出てる、“DQⅣ” の第3章で
    RPGキャラ史上、快挙とも言えるデブオヤジ、トルネコが主人公となり
    モンスターと闘って得たアイテムを自分の店で売る、というシステムに
    当時の日本のゲーマーは魅せられた。

    で、「トルネコが主役のRPGをしたい!」 と
    そういう声が多かったのであろう。
    その1~2年後に、チュンソフトからスーファミソフトで
    “トルネコの不思議のダンジョン” (名前は定かじゃない)
    が発売され、日本全土のゲーマーがひとり残らず熱狂する。

    このゲームは、かつてない新しいシステムで
    (まあ、“ウィザードリィ” とかダンジョン系と言えるだろうが
     固い事は突っ込まんでくれ。 私は瞬時にリタイアしたヘタレなんだ。)
    毎回マップが変わるダンジョンに入り、アイテムを拾って持ち帰る仕組み。

    主人公はダンジョンから出れば、LV.1に戻る。
    だからいつも最初は、LV.1からしかダンジョンに入れない。
    しかし持ち帰ったアイテムを合成して、より強い装備にできる。
    それを持ってダンジョンに入れるので
    装備の合成がキャラのLVUPと同等の価値を持つのである。

    ところがダンジョン内で倒れたら、すべてワヤ!
    育てまくったアイテムが没収されてしまうのだ!!!

    トルネコはロムカセットだったので、容赦なく自動セーブされてて
    リセットが利かず、トルネコが気絶した瞬間
    こっちも白目を剥いて泡を吹くほどの衝撃を受け
    しばらく床に倒れて、頭から白煙を上げた事多数・・・。
    (昔のゲームなので何か記憶違いもあるかも知れんが、すまん。)

    このトルネコ以降、不思議のダンジョン系ゲームがちょこちょこ出る。
    DQ系じゃないのは “風来のシレン” と
    ファイナルファンタジーの “チョコボ”。

    シレンは、ダンジョン系で最も過酷だと言われてたのでやってないが
    チョコボとトルネコ3作は全部プレイした。
    もちろん、全部クリアできていない。
    話が進むと、アイテムを持って入れないダンジョンが出現する上に
    ダンジョン内で拾うアイテムも、使うまで何かわからないとか
    どんどん条件が厳しくなるので、必ず挫折するのだ。

    似たようなシステムの、GBアドバンスの “ドラクエモンスターズ”
    は、そりゃあもう完全無欠にコンプリートしたんだが。

    私がダンジョン系で唯一、余裕でプレイできたのは、スーファミソフトの
    “エストポリス戦記Ⅱ” という王道RPGゲームの中に
    お ま け 要 素 で入っていたダンジョンだけだったよ。

    熱中しすぎて、本編を進めるのもどうでもよくなって
    そのダンジョンに200時間ぐらい入り浸っていたさ。
    ダンジョンでゲームバランスを崩しまくるほどの
    装備を揃えたお陰で、本編はラスボスもラクショーだった。
    ああいうヌルいダンジョン、また出ないかなあ。

    と思っていたら、またエニックスから出た。
    “DQⅧ” のキャラ、ヤンガスが主人公の不思議のダンジョン。
    ダンジョン = 小汚い系キャラ かよ? と、呆れるが
    ヤンガスは、技 “おっさん呼び” がラスボス戦に重宝したので良し。
    (うちのククールはタンバリンを鳴らすだけの道化になっとった。)

    この “少年ヤンガスと不思議のダンジョン” は
    去年? おととし? とにかく出てすぐ買ったんだが
    今になってやっと開封して、プレイしている。

    いや、どうせ絶対に完全クリアは出来ないし、バイオとかやってたし
    とか言い訳を胸に秘めて、最初からアイテムてんこ盛りで
    ダンジョンに突入し、ちょっとでもヤバくなったら、すぐリレミト!
    で、まだ地下水道にも到達していないのに、倉庫は限度まで拡張した。

    どんだけヘタレ腰なプレイなんやら、と自分でも思うが
    そもそも一瞬の操作ミスで即死の可能性もある、このダンジョン系は
    ザツな私には向いてないような気がする。

    3つ目のダンジョンで、既に嫌気が刺してきているが
    今回は何とか、エンディングまでは行きたい。
    ダンジョンは全部で18個で、クリア後のダンジョンが数個あるらしい。
    999階まである魔導の宝物庫はエンディング後だよな?
    そんなんやっとられるかい!

    あー、いくらドラクエブランドとは言え、何で毎回毎回
    性格に合わないシステムだとわかりきっているダンジョン系を買うのか。
    お宝をゲットして、地上にリレミトした瞬間の達成感が
    魔力ムンムンなんだよな。
    死んだ時のあのとてつもない絶望感は、もっと破壊的だが。

    ちなみにこのゲームは、リセットできる。
    ももんじゃやおおきづち相手に、何度リセットした事やら。