• 痩せた・・・

    ナイスバディナイスバディと、連呼自賛している私ではあるが
    確かにナイスバディなんだが、ちょっと痩せすぎなのだ。
    胴体はボンキュッポンで、言う事なしなのだが
    手足が細すぎて、もう一歩で過食症に見えるほど。

    ダイエットをしている人が読んだら
    「何の自慢?」 と、反感を持つだろうけど心配すな。
    8割自慢でも、2割は本気で悩んでいるから。

    先月、肝臓目当てのCTを撮った時に
    皮下にも内臓にも、脂肪1個もなし、という見事な結果だったんだが
    腰周りに2cm、ケツに4cmほどの脂肪があるのを
    主治医にすげえ突っ込まれた。

    内心、ちょ待てよ、おめえどこまで高望みしてんだよ?
    それはボンキュッポンのポンの部分だろうー
    それすらなくなると、マジでガリ一辺倒じゃん!
    と、逆らいたかったが、年を取ると肉は下へ下へと落ちるものだし
    既にヤバげな雰囲気もあるし、これはちょっと絞らねば、と、決心した。

    さて、ビリーは入隊すらせずホコリをかぶってるし
    どの方法で筋肉を付けようか、とダラダラしていた時に
    (スポーツは好きだが、運動は嫌いなんだよ!)
    血液検査の結果が出て、むちゃくちゃ貧血である事が判明した。
    以前から鉄欠乏性の貧血気味なんで、鉄サプリを飲んでいるというに。

    その結果にショックを受け、とりあえず太ろうと
    出来るだけ栄養を摂れる簡単料理を模索し
    トン汁の豚肉抜きという、単なる具多すぎ味噌汁を思いついた。
    (肉、あまり食いたくないんだよ。)
    (・・・そこがそもそもの大間違いかも知れんが。)

    とにかく毎晩、ありとあらゆる野菜を少しずつ入れた味噌汁を
    お椀2杯食う事にしたのだ。 ご飯はどんぶり一杯。

    これをすると、他のおかずまで食えなくて
    それではあんまりなので、キャベツの千切りとウィンナー2本、とか
    かまぼこを柚子こしょうで、とか、やたら質素になってしまった。

    それが悪かったのか、即2kg落ち・・・。
    以前より色んな栄養を採ってるはずなのに!!!

    主治医に 「痩せましたね」 と怒られ
    終いにゃ、チョコでも何でも良いからとにかく食べて太れと懇願され
    腰周りの脂肪はいいんかよ? みたいな展開になり
    一体この主治医が何を望んどんのか、さっぱりわからんくなった。

    体質的に参考にはならんかも知れんが
    ダイエットをしたいけど食いたい、と思ってるヤツ
    具沢山じゃなく、具多すぎ味噌汁、てか、ほとんど具で汁なしの味噌汁
    これをメインにすると良いと思うぞ。

    具は、根菜系と繊維系を多めに入れる。
    ごぼう、にんじん、大根、れんこん、白菜などで
    カサ増しにこんにゃくが便利。
    飽きたら、ラー油を垂らしたり、柚子こしょうを入れたりすればいい。

    いやー、意外なもので痩せるんだなあ、と、ちょっと驚いたぜ。
    栄養さえ摂ってればいい、っちゅうもんでもないんだなあ。
    で、私は今後どうすりゃ良いのか、途方に暮れてるわけだが。

  • 馬油の育毛効果

    これは私的には 「ある」 と思う。
    頭髪を気にしている男性に、さんざん馬油シャンプーを勧めてきたが
    結構評判が良いからである。

    私の場合、ヘナの退色を考えて
    今はアミノ酸系シャンプーを使っているし
    顔に塗っていた馬油も、もう持ってはいない。
    こんだけ勧めていながら、うちに馬油関連品は既になかった。

    何故かっちゅうと・・・・・・・
    馬油を目の周囲に塗ってたんだけど
    眉毛が濃くなるのは良い。
    まつ毛も少なかったのに、2列縦隊で生えたのも良い。

    しかし、目の下の産毛が数本剛毛になったんだよ!

    ある日真っ黒いプツプツに気付いて、「何だ?」 と鏡を凝視したら
    目尻の下の産毛が数本、真っ黒で太い毛になっていた。
    慌てて、顔全体を激しくチェックしたら
    同じような毛が点在していて
    それは全部、馬油を塗っていた部分と、その周辺。

    産毛が濃くなる、って噂は知っていたが
    それは全体的にフサフサになるものだと勝手に思い込んでいたのだが
    まさか黒々の剛毛になるとは・・・・・。
    全部の産毛がこうならず、“点在” に留まってるのがまだ救いか。

    この経験から、馬油の育毛効果は
    現在ある毛を、太く丈夫にするものだと分析している。
    まつ毛は育毛したいのだが、目の際に塗ると目の中に油膜が張るし
    塗った馬油が肌のキメに沿って流れて、また剛毛を育てたら困るし
    で、馬油は封印する事にしたのである。

    でも残ってる馬油がもったいないので、ちょっと実験を試みる。
    すげえキレイに剃り込みハゲになってる人を発見したので、馬油をあげ
    「騙されたと思って、これを洗顔後にその剃り込みに塗ってみて」 と。

    いや、騙してるも同然なんだが。
    だって、5cmの距離で激しくチェックしたけど
    剃り込みの部分に生きてそうな毛穴は1個もなかったんで
    そういうところにも毛が生えるのかを実験してみたかったんだ。

    ここまで企んでおきながら、それをすっかり忘れていて
    放置しまくっていたら、何ヵ月後だろう? 1年は経っていないと思うが
    その人から、「毛が生えた!」 と報告が!!!!!

    この目で確かめたんだが、左右の剃り込み部分に2本と1本
    額中央の生え際の下に1本の、計4本
    ・・・・・ものすげえ浮く場所にポツンポツンと生えていた・・・・・。

    長さも濃さも、他の健康な頭髪と同じで
    それは素晴らしいんだが、その孤立は何?????
    何もない場所に1本だけ生えて、何の価値が?????

    と、一瞬思ったが、本人は “生えた” という現実で
    未来に希望が持てたようで、とても喜んでいて
    それは些細なシミが1個消える喜びと一緒で
    私としては気持ちがよくわかるので、素直に祝福してあげた。

    総合して考えると、毛根が生き残っているなら
    馬油によってそれが活性化し始める、って事なんだろうか?
    今回の人の剃り込みに、可能性のある毛穴は見当たらなかったんだが
    表面的な見た目では毛根の生き死には判断できないよな。

    でもその人には、馬油シャンプーも、頭皮マッサージの仕方も
    伝授しておいたので、どれが本当に効いているのかはわからない。
    教えた事を真面目に正しくやってるとも限らんしな。

    ちなみに馬油シャンプーで、白髪が減ったという知人もいて
    それには驚きだが、本人が言うならそうなんだろう。
    それを聞いて、馬油をまた買った。
    原液を白髪部分に塗るともっと効くかも? と、いらん邪念で。

    結局、えらくベタつくのでやってないが、とりあえず馬油は常備しとく。
    人に勧めといて自分は持ってないのは、何か無責任だし。

    毛穴のない爪周辺やカカトに使っとくよ。
    私はもう、毛はいらねえ。
    剛毛の点在産毛、治らないんだよーーー。
    頬上部の弱い部分だから、抜いてるとシミの原因になりそうだし
    剃ると黒い点が残るし、マジで困ってる・・・・・。

    何か馬油盲信な記事に読めるが
    どうして世間で話題にならないのかがわからないほど
    私の周囲では効果が出ているんだよな。

    コスメマニアの私ですら、ここまで効果が明確な化粧品に出会ったのは
    初めてだったんで、(“育毛” という、自分には必要ない項目でだが)
    もし、このジャンルで悩んでる人がいたら参考にしてほしいと思って。

    ただ、使用する時の心構えも覚えておいてほしい。
    幸いにも周囲にそういう人はいなかったので、ラッキーだったが
    馬油は合わない場合は、ニキビや皮膚炎などの原因になると思うので
    試す場合は、そこらへんの注意を怠らないようにな。

    そんで、たかが化粧品を過信しすぎないように。
    これはどの化粧品を使う場合にも、鉄の掟だから。
     
     
    関連記事: 06.4.3 ハゲ
          09.1.20 馬油シャンプー続報 
         13.4.8 馬油と育毛 
     
     
     

     
     
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  • 女の期限

    こうだくみ (変換面倒) の発言が問題になっている。
    その内容は今更私が書かずとも、充分に認知されてるだろうし
    問題発言に対する私の意見も、よく出ている意見と似たようなものなので
    取り立てて語ろうとは思わない。

    ただこの騒動で、世間の反応が気になった。
    “おばさん” の線引きとは、何歳あたりからだろう?
    AVでは出演女優が25歳以上だと、熟女ジャンルになるんだと!
    熟女マニアはそれで良いんかいな?

    何か、年々 “女” の賞味期限が短くなっているようだが
    人生80年として、女扱いされるのは13~24歳の10年ほど?
    8分の1じゃん!!!!!
    残りの人生、枯れた境遇で生きていかねばならないのか?

    とか、あおってみたが、実際はそうではない。
    “ババア” とか “おばさん” とか、あざ笑っているのは
    一部のバカ男と、それを真に受けたバカ娘だけだと思う。

    年を取った女性が、自分の事を 「もうおばさんだし」 とか言っても
    多くの場合は、それはあくまでも謙遜か言い訳であって
    現実には相変わらずチヤホヤされてるもんだ。
    希望、1個も捨ててねえし、捨てる必要もなし。

    10代の頃は、20代後半になったらババア突入だと恐くなるだろうけど
    その年代になってみたら、チョロいもんよ。
    若さを失っても、それに余るものを手に入れている事に気付く。
    ヘタすると、若い時よりも楽しい。

    そんで男性との関係も、そう変わらず。
    自分が年を取るなら、周囲の男性も同じく年を取ってるって事だから
    成長してくれてて、逆により楽しい付き合いができる。

    そんな上手くいくもんかあ? と、疑うだろうが
    宗教とか思想にハマらず、普通に暮らしていればそういうもの。

    周囲にアホウしかいないのは、自分がアホウだからさ。
    ガキの時は特に、アホ同士が寄り集まってる確率が高し。
    (まれに、私のように大人になってもアホウなヤツにも
     助けてくれる、ボランティアのような利口者が現れる場合もあり)
    性格や感覚などの違いはあっても
    付き合い方の根本の信念が同じじゃないと、交流は長続きしない。
    テキトーにあしらうタイプには、親身になるタイプだとたまらん。
    その内、疎遠になっていく。
    まさに、“類は友を呼ぶ” なのだ。

    だから年を取って、周囲に相手にされなくなったら
    それは自分の成長が足りないか、間違ってるのかのどっちかである。

    「22歳になったら死ぬ~」 とか笑ってた女子高生、
    とにかく生きてみろ!
    年寄りになるのは健康面では辛いが
    女性としては恐い事ではない、と断言しちゃるよ。

  • 持ち家か賃貸か

    私のこの答は、「迷わず賃貸!」 で
    これを言うと、大抵の人に驚かれる。
    こっちの方が驚きだ。 その持ち家信仰は何なんだ?

    私的な理論では、庶民には持ち家のメリットは少ない。
    財産とか言うが、それは親の持ち家を継いだ場合のみ。
    平均的な家庭では、30年ローンとか組むと
    返し終わった頃には老後突入、ヘタすると既に死んでたり。

    家賃を払ってるのと、そう変わりはないどころか
    同じ場所の賃貸の相場より、ローンの方が高いと思う。

    それでも子孫に託すのなら、まだ救われるが
    家ってのは建てたら終わりではなく、メンテが必要で
    今の住宅では、そのメンテをおろそかにすると
    家自体の寿命がとても短くなる。 20年でボロ家状態。

    このメンテ費ってのが、またえれえ高い。
    約5年に1度は白アリ駆除が必要で、これはまだ10万ほどで済むが
    屋根、壁、トイなどの傷みを放置すると、たちまち家の内部が腐るし
    水回りは湿気で傷みやすいし、これらは100万超えは軽いぞ。

    何らかの事故でも、それに火災保険が降りにくい場合も多く
    ローンを払いつつの、突発的な高額出費に耐えられるのか?

    それに持ち家の一番のデメリットは、気軽に引越しをできない事。

    少々耳が悪いんで、大音量でTVを点けていて
    しかもそれがホラーや心霊物ばかりで、悲鳴のてんこ盛り。
    音楽といえば、ファッキンファッキン叫ぶ耳障りな曲ばかりで
    時々夜中に悲鳴を上げて、押入れの物を出し入れしている
    妙な女が隣にいたら、心休まるか?

    こんな具体例はどうでもいいが
    もし近所に口うるさいイヤなヤツがいたり
    しつけの悪いバカガキが、爆音バイクや車を所持していたり
    最悪、変質者が住んでいる可能性もある。
    そういう時に逃げ出せないのは地獄だろう。

    一軒家だと、ほとんどの人が住宅地に建てると思うが
    そういうとこは、年老いても歩ける距離に商業施設が揃ってるか?

    それを考えると、買うならマンションだよな。
    それでも、不便な場所に建っているマンションも多く
    マンションの意味がねえ、と思うんだが。

    持ち家にする意味って、一体何なんだろう?

    これがわからないのは、私に子孫がいないせいだとはわかっている。
    ただ家を建てる時は、自分の代で返し終わる設定で行くべき。
    たとえローンが済んでも、相続税は現金で残してもらいたい。

    私の場合、親が建てた家を、兄が着々とゴミ屋敷にしている最中で
    もし兄が先に死んだ場合、それが私に回ってくるんだが
    あれは売りたくても、家は壊して土地だけじゃないと無理っぽくて
    しかも相続税とかも発生するし
    その費用をどこから捻出すればいいのか、想像するだけで恐怖。
    純粋な解体費だけでも、100万以上は掛かるぜ、あれは・・・。

    まさに放棄するしかない負の遺産であって、考えるとゆううつになる。
    こういう状況なので、持ち家には拒否反応があるのかもな。

  • 悩みはない!

    「悩みがなさそう」 というのは、たまに言われる。
    そう言われるのは嬉しい事である。
    何故なら、悩みはすぐ対処するように努力してきたつもりなので
    人にそう見られるというのは、それが割と叶ってるという事じゃないか?
    (「悩むほどの頭を持ってなさそう」 と思われてるのかも知れんが)

    “人のオーラが見える” という人がいて
    その人に自分はどう見えるかを訊ねたら
    「あなたは、とても苦労してきた人ですね」 と言われ
    そんな事を言われたのは、生まれて初めてだったので
    ものすげーーーーーーーーーーー驚いた!!!!!

    何故そう感じるのか問いただしても、とにかくそう見える、だけだし
    冷静に思い返しても、そんな苦労したような心当たりもない。
    そりゃ大なり小なり辛い事もあるが、生きていれば自然な事で
    そう取り沙汰すような特別な経験でもない。

    もしかして幸薄そうに見えたんか? と、すげえ落ち込んださ。
    せんでいい苦労をしているヤツは、概して不幸そうに見えるので
    私がもし苦労をしているとしたら、それは絶対に
    わざわざしなくてもいい苦労に違いない、と断言出来るわ。

    人の悩みを聞いて答える時に
    よく、「何でそんなに割り切れるの?」 と、不思議がられる。
    ものすごくドライな人間に思われがちである。

    以前にも書いたが、割り切れているわけではない。
    自分なりに結論を出し、この問題はこれで終わり! と、〆ても
    時々その事についてボンヤリ考えている自分に気付き
    やっぱり引きずっているんだろうか? と愕然とする。
    決して良い気分ではないので、これがストレスというものなんだろうか?

    人間は他人の事はよく見通せても、自分の事は曇ってよく見えない。
    私が人に相談をした時に、その場で答が出るのがそりゃ最上なんだが
    そんなラッキーな事は滅多にない。
    でも、「そんな事は些細だ」「誰でもそんなだよ」
    みたいに言われると、ものすごく救われる。

    他にもっと大きな問題があるのに、このぐらいで悩んでいる自分は
    何て情けないヤツなんだろう、と反省したり
    皆、耐えているんだから、自分も頑張らなきゃ
    という、ある種巡礼者のような気持ちになれるからだ。

    だから私も人の相談には、それを論理的にしているつもりなのだが
    脳みそのなさと人徳のなさの合体ワザで、上手くいかない。
    とんだ能天気バカに思われるのが関の山である。
    そして、1行目の言葉に繋がる、というわけだ。

    そう。 私に悩みはない。
    あるのは、隠しファイルにロックを掛けて閉じ込めてるのに
    時々自発的に出てくる解決できない問題と
    漠然とした得体の知れない不安だけだ。

  • ラスタ帽

    しょっちゅう嘆いてるけど、髪がな、硬くて太くて多いんだよー。
    湿気にはビクともしないのは良いんだけど
    寝グセ直しに濡らしても、微動だにしないんだよー。

    美容師のねえちゃん曰く、“ショートには辛い髪質” らしいが
    セミもロングも、うっとうしい! と思う性格なんだ。
    できるなら丸刈りにしたいぐらいだが、それは社会的地位方面でアウト。

    だから出掛ける前には、ピンやヘアバンドで
    1時間ぐらい押さえておかないといけないんだが
    毛根にむちゃくちゃテンションが掛かってるし
    ヘタすると、おかしな流れに形を付けちゃったりして
    この頑固な髪質には、ほとほと困らされていた。

    何より一番問題なのは、急な外出。
    去年、紫外線カット目的で帽子を買った時に
    帽子が似合わなくなってるのに気付いたので
    なるべく帽子関係は避けておこう、と決心したのだが
    既に地毛が着ぐるみ状態なので、どっちもどっちじゃねえのか?

    似合わない、と言っても、私の美意識のランクからであって
    似合うものなんか、天女レベルの似合い方だし
    そう全部に高望みをせんでもいいだろ、と自画自賛して
    自己暗示で発奮しつつ、デパートに行った。
    この気合い自体が何かもう、負けてる、って感じなんだがな。

    客観性のなさで恥を掻きたくないので
    まず、売り場のおねえさんをひっ捕まえた。
    「寝グセ隠しに、ニット帽が欲しいんですが
     どれが “おかしくない” ですか?」
    と、自己暗示に掛かりきってない情けなさ。

    で、あれこれとディスカッションしつつ、何個も何個も試着して
    おねえさん一押しの帽子を買った。

    そんだけ細心の注意を払って選んだのに
    友人知人たちの感想は、「レゲエ?」 ・・・・・・。
    うっっっ・・・、とショックを受け
    「おかしい?」 と聞くと、「あなたなら良いんじゃない?」 だ。

    もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
    あんだけ諸事項を確認して買ったのにーーーーー!

    この、「あなたなら良い」 という言葉は
    一見、“本人の個性に合ってる” という褒め言葉のようだが
    評価した側のイメージに大きく左右されるのだ。
    “個性” という表現など、同情票が大部分なんだよっ!

    言ってる側は知人友人なので、おおむね好意的に見てくれてるだろうが
    性格など知りえない通りすがりの人々からは
    「変わってる」 などと思われる恐れが大である。

    だからいつも買い物時にチェックする事項は
     ・ おかしくないか
     ・ 年齢的に大丈夫か
     ・ 周囲から浮かないか
     ・ 普通の人に見えるか
    という、訊くのも恥ずかしいこれらの言葉が並ぶ。

    もう、ほんと帽子系は私には鬼門だ。
    ラスタ帽を買ったつもりはなかったんだが
    ネットで調べてみると、確かに私の買ったのはラスタ風味の形。
    ラスタ帽って、ロングドレッドの収納用で
    長いニット帽だと思い込んでいたんだが、今は色々あるんだなあ。

    まあ、ここは関西だし、寝グセよりもマシなので
    万が一の時はかぶろう・・・。

  • 部屋の変異

    “地獄の変異” ではない。
    (こんなホラー映画、誰も知らんだろうが)
    最近、うちの様子がちょっとおかしい。

    TVの上に、お店で貰った縁起物の小さい干支置き物を置いているんだが
    そのネズ公の後に、目出度い赤金柄の紙でできた屏風がある。
    その屏風が、時々動くのである。

    最初は、暖房による部屋の空気の流れでかな、と思ったが
    その動き方が、屏風の後から指で押してるように傾き
    ゆっくりと元に戻る、という実にスリラーな現象なのだ。
    更に恐い事に、ホラーものを観てる時に限って、それが起きる。

    と言うか、私はほとんどホラー系しか観ていないので
    しかも、どんだけ観てるんだよ? というほどなので
    いつ起ころうが、必ずホラー系観賞中である事は否めない。

    そして、AV機器のスイッチが勝手に入る。
    消して数分後に入っている事もある。
    これは電波の干渉だとわかっているので、別にどうでもいいんだが
    ホラーファンとしては、やっぱり
    「TVの周囲で異変が起きてる!」 と、騒ぐのはたしなみ。

    ついでに、家鳴りも凄くなった。
    もう、全部が暖房関連の現象なんだが
    ここで 「霊が!」 と怯えないヤツは
    心霊好きの風上には置いてもらえないので
    必死こいて、枯れ木を霊と見間違えなくてはならないわけだ。

    しかし!!!!!
    何より腹が立つ出来事が起こった。

    もなか、あんこが入ってる和菓子、それを買って
    キッチンのテーブルの上に置いておいた。
    で、最近食欲がないので、何となく放置。
    大丈夫、添加物バリバリだから、賞味期限すげえ長いから。

    数日経って、ふと見たら、皮が割れていた!!!!!!

    ちょ、ふざけんなよー、もなかの皮がボロってるのほど
    具合が悪い物もねえだろ! と!!!!!

    包装も完全密閉じゃないので、湿度の変化による破損だろうけど
    これは何者かのせいにせんと、おさまりが付かんぞ。
    誰もいないのに、「誰だよ!」 と言わんと!

    何か、加湿器を使い始めてから、変わった事が起きてるような気がするが
    加湿しすぎなんだろうか?
    結露もないし、あんな小さい加湿器で、それはないだろうけど
    最近特に寒いのも、関係があるのかも知れない。
    もしかして加湿器の超音波が何かやらかしてるのかも?

    娯楽として、不思議に結びつけようとしているんだが
    どうも心から熱中できない。
    今の世の中、霊よりも科学の方が恐いんだよな。

    とか思う自分のこの冷静さが、ちょっと物足りない。

  • 毒ギョウザの解釈

    TVのキャスターやコメンテーターの
    このギョウザに関する意見を聞いていると、怒りがこみ上げてくる。

    要約すると、「手抜きをするのもほどほどに」 という事を
    異口同音に言っているのだ。

      違 う だ ろ う が あ ! ! ! ! ! ! !

    何を問題をすり替えているんだよ?

    今、偉そーに、「手作りをしない」 とか非難するヤツ、
    それは死にかぶるほどの重罪なのか?
    この時期に、生活の非難をして何か変わるんか?

    あっ、もしかして 「輸入物は危険だから食べないように」
    「外食も実は危険だから」 と、暗にほのめかしているんか?

    ほおー、それだったら納得できるが、ああいう言い方をしてると
    「おまえに庶民の生活がわかるんかよ?」
    「だったら、毎日おまえが作れよ!」
    と、反感を買うだけだと思うがな。

    確かに私も、子供に濃い味のファストフードを
    食わせている親を白い目で見ている。
    子供のいる家庭で、単なる1品増やしではなく
    主力おかずとして、冷凍物を利用しているのも
    今回の中毒事件で初めて知って、驚いた。

    子供の食事というのは、何より優先すべき大切な項目なのに
    世の中すげえアバウトに育てているんだな、とビックリしたぜ。

    と、TVと同じように “手抜き親” を罵倒しながら
    どういう擁護をするんだ? と突っ込まれそうだが
    それとこれとは問題の根本が違う。

    問題は、“手抜きをすると、命が危険にさらされる” という事。
    政府機関が検査をして、企業が 「安全です」 と断言して
    店先に並べられるものが、危険性があるという事が大問題なのだ。

    これは一体どういう事だよ?

    何で誰も、飲食物の表示法を厳密にしようと言い出さないんだ?
    日本産が50%以上入ってたら、“国産” 表示で良いとか
    飲み食いするものなのに、どんだけザッパなんだよ。
    全成分と、それらの生産地・加工地を全表示してくれよ。

    そして何でこれだけ問題のある国と、取り引きを続けようとするんだ?
    あの国相手だと、何かあったら国家間の問題になってしまう。
    民間レベルの付き合いでもだ。
    なのに、これからもあの国と商売を続けるつもりなのか?

    飲食物の自給力をつけるのが命題だが、それが整うまで
    取引先の国を替えるべきだろう。
    当然、飲食物以外でも!

    「冷静に」「感情的にならずに」 と、言われるのがすげえムカつく。
    庶民の生活をどんだけ軽視してるんだよ?
    冷静に客観的に考えた結果が、「あの国のはやめよう」 なんだよ!

    日頃から、「世界の中で日本の立場を考えないと」 と言ってる私だが
    国民全員の健康と財産あってこその国家だろう。
    ここで穏便に済ませて、国民の安全を優先する方法を見つけるのが
    今までだらしなく、なあなあで国交してきた日本政府の義務だぜ。

    日本中が、メタミドホス混入の推理をしているけど
    私の予想としては、理由はないと思う。
    「あっ、虫が出たー」 で、何も考えず殺虫剤シュー! だろ。
    ・・・それが生産ライン上であろうと。

    えれえバカにしてるような意見だが、この程度だと思うよ、あの国は。

  • ババアのアイシャドウ

    アイメイクほど、若い頃と変えなければならない部分はない。
    年を取ると、目尻が下がってくるからである。

    これは、決してタレ目になるのではない。
    上まぶたがたるんで、目、特に目尻にかぶさってくるのである。
    タレ目なんて可愛いもんじゃねえのよ。

    こうなると、アイラインもシャドウの位置形も変える必要がある。
    無理にラインやシャドウで目尻を上げて見せようとしても
    逆にタレまぶたを強調してしまうからである。

    まず、アイメイクベースは必須アイテム。
    まぶたのくすみ黒ずみが出てきてくるので
    それを明るく見せるのには、アイシャドウにパールは欠かせない。

    しかし、パール入りはシワを目立たせるという短所があるし
    現にパールなしよりも乾燥しやすい。
    それをフォローするためのアイメイク専用下地が必要になるのだ。

    アイシャドウの発色を良くして、目元を明るく保つし
    持ちを良くする機能や、保湿効果は
    時間が経ってシワにアイシャドウがめり込む危険を減らしてくれる。

    このアイテムばかりは、他ので代用はしてほしくない。
    クリームタイプのアイシャドウなどに
    美容液やクリームを混ぜるという裏技もあるにはあるが。

    アイシャドウは、ギラギラのパールやラメは
    見事にシワを目立たせるので避ける。
    使いたい場合は目の際にポイント的に、面積を減らす方が無難。

    まぶた全体に塗るニュートラルな色のアイシャドウは
    繊細パールで濁りのない色を選ぶべきである。
    濃い複雑な色味のものは、アイラインに重ねて締め色として遊ぶ。

    濁りがなくても、意外にパステルカラーは浮く場合が多いので
    そういう時は、ペールピンクならサーモンピンクやベージュピンク
    ペールグリーンはうぐいす色、みたいに
    彩度を落とすために、ベージュなどのフェイスカラーと
    混ぜて色味調節をしてから使ってみるのも手である。

    パール入りの明るいシャドウをまぶた全体に、と書いたが
    若い頃は、まぶた = 目の幅 だったけど
    ババアはまぶたの方が横長いので
    あくまで、“目” の幅以内に塗るように。

    目の幅よりちょい内側が一番濃くなるようにして
    本当の目の幅のはじっこは、グラデで自然に消えゆくように。
    これを注意していないと、ハレ目の幅広顔に見えてしまう。

    アイラインと締め色シャドウも同じ。
    “目” の幅を逸脱しないように。
    そしていくら目尻を上げるように塗っても
    老婆の魔女状態になるだけで、むちゃくちゃ恐い。
    気持ち目尻の方が太いかな? ぐらいに入れ、自然にボカすように。

    眉下を白く光らせるのは、骨格をはっきりさせる目的だが
    これはしない方が無難のような気がする。
    眉と目の幅を広く見せるだけだからだ。
    これって、外人用の古臭いメイクテクだと思う。

    眉下に限らず、ハイライトというのは
    彫りの浅い東洋人には危険だと思う。
    ちょっとの狂いで、平面デカ顔になる恐れがあるから
    和顔なら、影+光をごく少量ずつで調整すべき。
    こういう立体感出しは、色白は特に注意。

    ただ、年を取ると、まぶたの肉が眼球回りの骨に沿って
    落ちくぼんできて、それがものすごく老けて見える原因になる。

    こういう事態になったら、アイメイクで “まぶた” と
    言われる部分の一番外側を、塗ったアイシャドウを
    地肌になじませるように、ハイライトをぼかすのは必要になってくる。

    くぼんだ部分、くすんだ部分には光をぼかし込むのだ。
    これなら、余程ギラついた色でも使わない限り、自然に仕上がる。
    上まぶたのこのくぼみカバーハイライトだけは
    少々パールきつめでも許される部分である。

    ハイライトの色味は、純白はなじまない。 基本はベージュ。
    肌色によって、黄み寄りか赤み寄りか青み寄りか分かれるが
    いずれにしても、思ったより地味な色が威力を発揮してくれる。

    ババアのメイクは、とにかく全部ほどほどに。
    各パ-ツのラインを丁寧にして、たるんだ印象を引き締めて見せ
    だらしなさや不潔っぽさをなくす、が原則。

    「気になる欠点部分から目を逸らすために
     アイメイクにポイントをおいて視線を逸らす」
    と、よく言われるけど、あれ嘘だから!!!

    街中ですれ違う他人に対しては、それもアリだろうが
    一番気になるのは、付き合いのある人に対してじゃねえ?
    そういう場合は、満遍なく顔全部を見られる時間があるよな。
    当然、強調してる部分と見られたくない部分と、両方目が行くさ。

    こっちの画策なんか見透かされるだけだから
    どうにも出来ない欠点を悩むよりは
    開き直って気にしない方が、幸せだと思うぞ。

    と、身も蓋もない精神論になるわけかい!

  • させてもらう

    たとえば、誰かがいい服を着てたとする。
    大多数の人は 「どこで買ったのか」 と聞くよな。
    でも関西人は、「いくらだったのか」 と聞いてくるのだ。

    このように、関西以外の人の関西人に対するイメージは
    “がめつい”“あつかましい” であろう。

    当然、私もそう思っていたのだが、実際に関西で暮らしてみると
    ちょっと違うんじゃないか? という面も多い。

    私は関西弁の正しい表記ができないので、相手が関西弁で喋ってても
    ここでは全部、標準語 (そうかあ?) で書き換えている。
    日常の会話でも、不思議な事に脳内では
    関西弁 → 標準語 → 九州弁 と、変換してるようだ。

    英語を喋れる人は、脳内で日本語に変換せず、そのまま英語で考える
    という話を聞いた事があるので、これが本当なら
    私は関西弁も英語も、一生話せないだろう。

    そういう事はどうでもいい。
    私が関西に来て、一番驚いた言い回しが 「させてもらう」 だった。
    最初に聞いた時は、何て謙虚な人なんだろう、と
    その人個人の人格だと判断したのだが
    どうやら関西人には、この言い回しが普通みたいなのだ。

    店屋での、店員さんとお客の会話で
    「この前、寄せさせてもらった時に」
    TVで視聴者相談の会話で
    「相手に何度も (クレームの) 電話をさせてもらったんだけど」

    など、それ “させてもらう” と言うかあ?
    自分で勝手にしてるんじゃん、というような場面でもよく聞く。
    何かものすごく違和感があって、普通なら聞き流すところを
    いちいちピクッとくるので、よく覚えているのだ。

    もうひとつ驚いたのが、“よばれる”。
    飲食物を飲み食いする時に、よく使われている。
    「これ、もう1個よばれていい?」 みたいに。

    この “よばれる” は、私の今までの生活圏では
    家に招待されたのを 「お呼ばれした」 といった具合に
    “招かれる” という意味でしか使われなかったので
    関西弁の場合に、果たして “呼ばれる” という漢字を
    あてはめていいんかすら、わからない。

    さすがに割り勘の食事で、この言葉を聞いた時には
    「自分で払うんだから、好き勝手に食えば?」 と内心思ったんだが
    実に丁寧で謙虚な言い回しである事には変わりはない。

    どっちの言葉も、私にとっては馴染まない言い回しなのだが
    意味は何となくわかるので、表面的にはサラッと流しているけど
    脳内では、ものすごく引っ掛かるものがある。

    ずうずうしいと言われる関西人なのに
    この謙虚な方言はどうしてなんだろう? と、すげえ疑問。

    もしかして、「良いよね? 許可を出したよね?」 みたいな
    いざという時の責任逃れの意味もあるんか? と、邪推するが
    そういう気配もないので、純粋に謙譲語のような気がする。

    関西人って、もしかしてものすごく謙虚な面があるのかも、と
    それを見習おうとして、「ごちそうさま、おいしかったわあ」
    と、うちに来た客に言われた時に、「お粗末さまでした」 と応えたら
    「何? それイヤミ?」 と言われてしまった。

    うちの母親は、客の 「ごちそうさま」 に、こう応えていたのだ。
    料理を出した側が、「御馳走さま」 と言うのはおかしいだろ?

    本当は 「お粗末さまでした」 の後に
    「何のおもてなしもできませんで」 と続くのだが
    正直そこまでは面倒くさかったので、はしょったんだが
    それがまずかったんか、この言い回し自体が局地的なものなのか
    私が使いどころを勘違いしてるんかは、定かではない。

    とにかく、関西では言わないんだと。
    これに順ずる言い回しも思い当たらないと言われた。
    方言は謙虚な関西人なのに? うーん・・・・・?