• 完全表示義務化希望!

    中国産冷凍餃子を食べて、健康被害が出ている問題。
    昨夜からニュースを凝視しているが
    当初は残留農薬と考えられてたけど、袋からも検出された事で
    加工中に混入、果ては故意に誰かが入れた、とまでなってきている。

    そうだったら、話が変わってきて、別の意味でおおごとなんだが
    この “話が変わる” という部分が、ものすごく不安。

    何故ならば、これを機に、使用品目すべての産地、加工地の表示を
    義務付けるよう、法律を改正してほしいからである。

    添加物大好きの安物食いの私でも、さすがに中国産は避けている。
    しかし、せんべいに使われている醤油の原料まではわからない。
    消費者には、完全な把握は不可能なのだ。

    日本の自給自足率は40%で、輸入品に頼っているらしく
    中国からは年間20万トンの輸入があったそうだ。
    メイドインチャイナなしでは、日本人は生きられないんだと。

    でも、メイドインチャイナで死ぬじゃん!

    結果が一緒でも、自己責任で選んで死ぬのと
    知らず知らずに口にして死ぬのとでは、大違いだろうー。

    こういう事件が起きたら冷静になって、というのが鉄則だが
    今まで政府も国民も静観して、大人な態度を取ったあげくがこれだから
    もう、「中国関係、全部イヤ!」 で良いんじゃないのか?

    私が企業なら、今を最大のチャンスとして
    真の安全を掲げる方針に転換するね。
    そうすると値段が上がる、とか言うけど
    昔の日本の流通って、余分な問屋が間にゴロゴロはさまってたから
    ってせいもあるから、そんな言い訳は通らんよ。
    多少は高値になるだろうが、驚くほどじゃないと思う。
    ルートやシステムが安定すれば価格も見直せるんで、それまでの辛抱だ。
    ・・・無事に生きてれば・・・。

    資源も土地もない日本が、脳みそを誇らんでどうする!
    技術と工夫で生きるのが日本だろう。
    ここで方向を考え直さんと、忘れ去られて元の木阿弥になるので
    国民がギャアギャア言い続けるべきだ。

    ところで、先日まで騒がれてた、某国営もどき放送局の局員の
    株の売買はインサイダーじゃないか? みたいなニュース。

    このタイミングだから、安直に関連付けるけど
    最初の被害者が出てからの、発表までのタイムラグで
    もしかして大損こかなくて済んだ人もいるんじゃないのか?

    今回の関係会社は株を上場してたっけ? というほど
    株関係には素人な私の、この邪推が当たっていたら
    株はツテのない素人はやめろ、という結論にならねえ?

    でも逆に考えると、株価の動きで事件の存在も見えるのか。
    うーん、株、研究してみる価値があるのかも・・・?
    すげえ苦手な分野で、見たくもねえんだが。

  • 悪質クレーマー番組

    夕べTVで、悪質クレーマーの特集をやっていた。
    途中からTVを点けたんだが、その時にやってたのが
    “クレームを糧にする” 飲食チェーン店。

    客のクレームを 「財産だ」 と言う姿勢は
    立派なのだが、社員が凄かった。
    上の地位にいる人の、部下に対する言葉遣いが悪すぎる。
    「何やってるんだよ!」「~じゃねえんかよ!」「~だろうがあ!」
    などと怒鳴るのである。

    これが20歳前後の若造だったり
    ガラの悪い見た目のヤツだったら納得なんだが
    スーツ姿の中年男性が、仕事上であんな怒鳴り方をするのを初めて見た。
    どこの企業でも、内部ではそういう事もあるのかも知れんが
    それをTVに映るのがわかっててやるってのは
    会社のイメージ的にどうなんだ?

    会議で、クレームを言われた場合の対応をシミュレーションするのだが
    その時の受け答えや、詫びる言葉に違和感を感じた理由がよくわかった。

    口汚い言葉遣いで怒る上司を筆頭に、普段から丁寧に喋ってないから
    客に対しての敬語が、借り物の服のように不自然になるんだろう。
    謝る目的も、客の気持ちになっているわけではなく
    とにかくその場を収めたいだけなので
    マニュアル通りの対応になっているのだと思う。

    まあ、いちいち客の言う小さい事に構っていたらキリがないのだろうが
    だったら、ああいう番組にああいう名目で出るべきではなかったろうに。
    “良い話” なはずなのに、どうにも印象が悪かった。

    もうひとつ、すごく反感を持ったのが
    クリーニングチェーン店の悪質クレーム客。

    この場合は、客が悪質前提なんだが
    普段のまともなクレームに対しての店側の対応が映らないので
    この店が、文句を言う客を最初からクレーマー扱いするように見えた。

    社長の言葉にもムカついた。
    スーツが縮んだという客に 「15~6年前の服でねえ」。

    私の持ってる服は、半分以上が15年以上前の服だよ!
    ヘタすると、20年前のもゴロゴロあるぞ。
    全部、ほとんど劣化もなく、普通に着られるさ。

    スーツの客は、騙し目的だったようだが
    私がこのクリーニング店に行って、もし何かトラブルがあったら
    「15年前の服だし」 と言われるんか?

    て言うか、クリーニングってほんとトラブルが多いよな。
    私も服の装飾なんかを破損されたりが、何度かあったよ。
    これは言っても元には戻らないだろうな、という事は泣き寝入りしたさ。

    こういう客が良い客なんか?
    すげえ高いけど丁寧な店に乗り換えたぞ?
    文句を言わない客は、客である事をやめるんじゃないのか?

    今は貧乏なんで、ビクビクしながら普通のクリーニング店に出してるから
    マジで質問したいが、普通のクリーニングってちゃんとやってるんか?
    過去の経験から、すげえ信用できないんだけど
    丁寧に服を扱ってたら、やっていけないシステムなんか?

    高いクリーニング代を出せないなら
    安い服を買うしかない、という結論が出そうになってるけど
    正直、安い服は作りがモロかった・・・。
    これでザツなクリーニング店に出したら
    1シーズンで使いものにならなくなる気がする。
    貧乏ゆえの悪循環に陥ってる気分にさせられる番組だったよ。

    観なきゃ良かった・・・・・。

  • Tracking Cookie

    すまん、今回はあらゆる面で大目に見てくれ。
    もう今から早々と、頭がとっ散らかっている状態なので
    今後マトモな文になる自信がない。
    いや、普段からマトモじゃない、とかいうお約束いじくりはいいから!

    タイトルは、トラッキング クッキー。
    これは、ノートンくんが軽視しているウィルス?の種類。

    最近これがしょっちゅう検出されるんだ。
    そこで、こいつ何者? と、調べてみたら
    私には書いてある事がさっぱり理解できないんだが
    これじゃ、初心者も理解できないんじゃないか?

    ちなみに、私はPCの初心者ではない!
    PC歴だけはムダに長いが、何ひとつ学んでないという
    言わば、PC低能者である。

    私のネット活用法は、このブログをダラダラ書く事と
    知りたい情報を検索する事の2つのみ。
    その知りたい情報も、美容8割、買い物の下調べ2割、という体たらく。
    ものすげえライトユーザーなのである。

    当然、エロ系やアンダー系サイトには行かないので
    妙なウィルスを連れ帰る事もほとんどないから
    ノートンくんも、いたって安静にしている日々なのさ。

    しかし、何となく違和感を感じる時がある。
    クリックの一瞬のタイムラグとかだ。
    えれえ感覚が鋭いような事を書いているが、単に気が短いせい。

    いまだに、TVゲームの要領で、キーをつい連打連打してしまうし
    最近ではDSと混同して、PCモニターを指で押したりする
    既に人の領域を超えた、ケモノレベルのバカなだけだ。

    で、そのケモノの勘がピクッときたら、ウィルスチェックをするのだが
    これが、打率5割はいく勢いで当たる。
    お陰で以前は月1だった完全ウィルスチェックを、週1にしたぜ。

    検出されるのは全部、トラッキングクッキー。
    ノートンくんが、「どうする~? 放置する~?」 みたいな
    鼻ホジホジな態度で構えているのが、余計にイライラさせられる。
    自分ちの庭に投げ込まれたゴミは、自分で処理するのが常識だろ!!!

    頼りにならんノートンくんの代わりに調べてみたが
    自分の脳みそが一番頼りなかった、というオチで
    こっから下は、素でウソばっかりかも知れんので
    「ああ、アホはこんな風に捉えるんだー」 ぐらいに読んでほしい。

    まず、クッキーとは何か?
    これはRPGのダンジョンの扉のカギみたいなもん。
    ダンジョンに入って、カギを見つけてドアを開けると
    次からは、そのドアは開きっ放しになるじゃん、あれ。

    「次回からはパスワードなしでログインする」 ってのも
    クッキーのひとつだと認識している。

    クッキーが残ってると、そのサイトを開く速度も速くなる気がするので
    そう悪いものでもないだろうが、このクッキーを消したい場合は
    クッキーの削除をするか、ルーターを切る、PCの電源を切る
    時間が経てば自然消滅する、これらの方法があると思う。

    で、このクッキーを追うのが、トラッキングクッキーというもの。
    こいつの分類が、ウィルスかどうかすらわからんのだが
    うちに来たトラッキングクッキーの発信元?を調べたら
    いらん事に全英語で、翻訳ページも開かず、私にはお手上げだった。

    かろうじて、“marketing” という単語を見つけ
    もしかして、これは広告関係? と
    “トラッキングクッキー” で検索したら
    スパイウェアの一種だと説明しているサイトと
    スパイウェアじゃないから放置で良い、と言ってるサイトが乱立してて
    どっちの言い分も、難しすぎて私には何が何やら。

    どうも、ネット上におけるプライバシーの侵害の範囲、という部分での
    見解の相違があるらしく、そこが問題のようだ。

    個人情報やらプライバシーというのは
    悪用するヤツがいて初めて成り立つものだと思う。

    友人知人には電話番号を知られても良いけど
    知らないヤツに意味なく教えたくはねえだろ?
    逆に言えば、世の中の全員の事をよく知ってて
    お互いを尊重し合えているのなら、プライバシーとか騒ぐ必要はない。
    でも現実はそうじゃないので、相手に対する信頼度の違いで
    当人が情報を提供するかどうかを判断する必要がある。

    自分の情報を許可なく利用されるのが不愉快なのは、当たり前の話。
    友人知人でもこれをしたら、“信用できない人” に格下げになる。
    ネットだから、ある程度の情報漏えいは避けられない事だが
    ネットだからこそ、それに対して慎重になるべきだと思う。

    私に言わせれば、トラッキングクッキーは
    やってる事の大小はあれども、スパイウェアだぜ。
    私の行ったサイトをチェックして、“傾向” を割り出すんだろ?
    それを “スパイ” と言うんじゃねえの?

    トラッキングクッキー自体は悪さをしないけど
    悪用の手助けには、充分になりえる。
    無人偵察機も、ピンポイント攻撃が出来る時代なんだし。

    こうやって技術は発展していくものだろうが
    万が一の場合が恐いんで、これからもサクサク削除させてもらうぜ。

    通りで、やたら化粧品の広告ばかり出るなあ、とは思ってたんだよ。
    しかも微妙にツボを外してやがって、ほんといらん世話でしかない。
    そういう広告法を選ぶメーカーからは、何ひとつ買いたくねえな。

  • 肌防御

    寒い!
    家から出るのが辛くてたまらんぐらい、寒い!
    それどころか、廊下に出るのも辛い。
    つーか、コタツから出たくねえ。
    誰だよ? 今冬は暖冬だなんて言ってたヤツはーーーっ。

    こんな厳しい寒さだが、加湿器のおかげか
    肌はまだ乾燥モードに入っていない。
    通常なら2月下旬あたりから、晴れの日が続いたらヤバいんで
    その時期になって、加湿器の実力を量る事にしよう。

    さて、顔の肌は綱渡り状態だが、私のかかとはしっとりスベスベである。
    お手入れは、入浴中にハチミツと粗塩を混ぜた手作りスクラブで
    5回クルクルとマッサージして
    風呂上りに安物の全身用ボディクリームを塗るだけ。
    冷え性なので、寝る時以外は靴下を履いている。

    たったこれだけのお手入れで、何故この美を保っているんだ?
    と、靴下を脱いだ時に、ふと疑問に思った。
    コタツの中に突っ込んでりゃ、乾燥するだろうに。
    現に裸足でコタツに入ってたら、即行乾燥する。

    これは、靴下が乾燥を防御してるんじゃないんだろうか?
    しかし薄い靴下を履く時期の方が、かかとが乾燥する。
    という事は、ブ厚い生地が防御力が高いわけだ。

    そう考えたら、顔にも何かカバーを、となるのは自然な流れだよな。
    家の中にいる時だけ、顔カバーをしたいものだ。

    そこでラップを試してみたが、顔が痒くなってくる。
    あまりにも密着させるのも悪いようだ。
    袋に穴を開けて、頭からかぶる事も考えたが
    通気性や安全性を考えると、布に限定される。

    布・・・ストッキングはどうだろう? と、やってみたが
    もう、やるまでもなく、しかもやってから後悔するほどの強盗ヅラに。
    家の中とは言え、これは人間としての尊厳が保てないので大却下!

    じゃあ、不透明なタイツは? と、かぶったら
    ストッキングもそうだが、かなり圧迫されるので
    顔のいずれかにシワが寄るのが、まずい。
    シワがいらんとこに製造されてしまう。

    てか、宅配とか来る度に、かぶっている物を取らにゃならんだろ。
    ストッキングやタイツで、速やかにそれが出来るとは思えない。
    慌てて取ろうと、ジタバタしてパニくり
    髪ボサボサのゼイゼイで玄関ドアを開けて
    一体何事がこの家の中で? とか、来客に思われそうで恐い。

    そういや、北国ではニットの目出しフルマスクがあるらしい。
    あれはどうだろう?

    ・・・・いや、毛糸はまずい。
    この前、外出先のトイレで、自分の両頬に
    ドラエモンのヒゲのようなラインが2本ずつ入っていて
    これは一体何なんだ????? と、仰天したが
    電車内でしていたマスクの跡だった。

    これが取れない取れない。
    もう、どうしようかと恥ずかしかったよーーーーーー。
     教訓: ババアのマスクは、帰宅までエンドレス装着が鉄の掟!

    これがニットのかぶりものだったら
    顔中に表編みだの、裏編みだのの模様が付いて、まるで半漁人だぜ。
    しかもなかなか取れないんだから、自由自在の外出は無理。

    これらの試行錯誤を総合すると、顔カバーには
    編み目のない、摩擦や刺激の少ない布に限定される。
    綿やシルクあたりか?

    そんなん、売ってねえよな。
    それ以前に、こんな事を考えるヤツはいねえよな。
    これは手作りしかないんだが、えれえ気合いの入ったKKKじゃねえ?

    これが美容に効くのか? という根本的な問題より何より
    布をかぶって座っている姿を想像しただけで
    自分の存在意義が不可解に思えてくるんだが
    そこらへんの気持ちの切り替えはどうしろと?

    私もこの寒い週末に、何を逃避しとったんだろうなあ・・・・・?

  • ファンデの厚塗り法

    以前にも書いたけど、ナチュラルメイク = 薄化粧 ではない。
    ナチュラルメイクとは、地味で色味や質感が主張しない
    顔の中にある色系統 (黒、白、赤、茶、ベージュ) だけを使って
    いかにも 「素肌がキレイで、ほとんど塗ってませんよ」
    と、見せかけるメイクである。

    この、“素肌” のキレイさを出すためには
    肌のアラを全部、しかも自然に隠す必要がある。
    そりゃもう、あらゆるアイテムを塗りに塗り重ねるので
    真のナチュラルメイクは、ものすごい厚塗りなのである。

    なのに厚く見えない理由は、使うアイテム数の多さにある。
    ひとつのアイテムだけだと、いくら薄く塗り重ねても
    何度も塗っていたら、結局厚く塗ったのと同じ事。

    色や質感や役割りが違うアイテムだからこそ、重ね塗りをしても
    ひとつひとつのアイテムの量が少なければ、薄く感じるのだ。

    下地分野には、乾燥防止、紫外線防止、色ムラ補正の部分用と全体用
    皮脂防止、毛穴カバー、シワカバー、シミカバー、などなど。

    このラインナップを見ると、ファンデってほんと
    最後の仕上げって感じで、期待されてないんだなと感じる。

    ファンデの本来の役割りは、この塗りたくった下地群の上に
    薄くベールをかけて工作の痕跡をボカす、というとこにある。
    写真に紗をかけるようなもの。
    だから、プロ用のスポンジがブ厚いのを見てもわかるように
    ファンデを塗る時に、力はいらない。

    私なんかガサツだから、スポンジの厚さに対抗して
    つい、ワシワシと握力腕力フルスロットルしてしまうが
    これをすると、下に塗ったものが全部ヨレてしまう。
    たとえ下地が日焼け止めクリームのみでも、きっちりヨレてくれる。
    ついでに下に塗ったものを、ほぼぬぐい取っている。
    角質までこすり落とすハメになっている場合もある。

    これでは意味がないどころか、人災なので
    ファンデは優雅に羽のようにつけるよう、心掛けている。

    (塗り方の方向は、プロが全員違う事を言ってるので
     どれが正しいかはわからない。
     血流やリンパの流れ、筋肉、と色々理由もあるようなので
     自分に合う方法を探すのが大変である。)

    だけどファンデだけで、最大にカバーを持たせる方法もある。
    今回は、ファンデの厚塗り法。

    普通は、下地の後にファンデで
    リキッドやクリームファンデなら、その後お粉をかけて終わり
    パウダーファンデなら、そこで終わる。
    しかし、これ以外にもファンデの塗り重ね法というのがある。

    まずは巷で流行っている “セレブ塗り”。
    リキッドやクリームファンデに、更にパウダーファンデを重ねる方法。

    この方法は、最初ソフィーナが提唱していた。
    ソフィーナでは、仕上げのお粉の代わりに
    パウダーファンデを使うという案。

    しかしソフィーナのように、それ専用に作られていないファンデだと
    リキッドやクリームの上にパウダーファンデを重ね塗りするのは
    ノビが悪く、厚ぼったくなってしまう。

    そこでセレブ塗りでは、リキッドやクリームファンデの後に
    お粉 → パウダーファンデ → お粉 と
    粉を2回かけるのである。 (最後の粉は好みで。)
    これでパウダーファンデが、引っ掛からずに塗れる。

    これ、意外に厚く見えないのである。
    お粉でボカしているからだと思う。
    崩れにくくもあるけど、崩れた時に直すのが大変らしい。

    大昔に流行ったのが、“セメント固め”。
    カバーマークというアザ隠しに力を入れているメーカーの方法が
    崩れにくいという利点があったので、一般に広まった。

    クリームファンデを塗る。
    お粉をトンカツの衣の小麦粉のように、真っ白になるまで
    顔全体にブ厚くのせ、1分ぐらい待つ。
    その後ブラシでほとんどの粉を払い落とし
    エビアンやアベンヌなどの、細かい霧状の水スプレーを
    顔全体に満遍なく、したたり落ちるほどにふきかけ
    ティッシュで水分を抑える。

    この、粉 → 払い落とし → 水スプレー → 拭き取り を
    数度繰り返す場合もあり、より崩れにくくなるらしい。

    確かに崩れにくいが、とても乾燥するので
    真夏やオイリー肌向きの方法だと言える。

    この方法は、今でも一部のオイリー肌の間で行なわれていて
    セレブ塗りとこれを組み合わせる、というツワモノもいるらしい。

    正直、老化の目立つ肌は、この塗り方でもやはり完璧カバーはできない。
    極端にメイク崩れをしやすい肌にも、合わない。
    ある程度、素肌のキレイさがないと
    これらの方法だけで済ませるには、無理があるのだ。

    では何故、これらの方法を書いたかと言うと
    今日だけはどうしても、シミ1つない肌に見せたい! という状況の時に
    それが短時間決戦なら、こういう方法もあるよ、と。
    コンシーラーやコントロールカラーでカバーしまくった後に
    更にファンデの厚塗り、という2段構えである。

    もし、するつもりなら、事前の予行演習は絶対にしとけ。
    そんで、いつもと違うメイクをすると、ほとんどの場合失敗こくから
    もう1度落としてやり直せる、時間の余裕も持っとくべきだな。

  • ゲルマニウムローラー

    老化の坂道を縦回転に転げ落ちている身としては
    鏡を見ては、色んな迷いが生じる日々である。

    化粧品だけじゃ、どうもおっつかないような予感がヒシヒシで
    こりゃ、切った貼った (注射を) ぶっ刺した、をするしかないのか?
    とか、思わんでもないが、そこまでする価値はない面構えなので
    顔筋運動系を頑張るしかないのだが
    深夜の魔のTVショッピングを眺めていて
    ゲルマニウムローラーっちゅうのが、心の琴線に触れた。

    TVで観ても、ネットで調べても、良い事ばかり並べ立ててるが
    どういう仕組みで良いのかが、さっぱりわからないし
    値段も2~3万円と、棒っきれに投資するには勇気が必要である。

    でも、激しく気になる!
    こうやって人は宗教にハマるんだろうなあ、というほど
    よくわからない妄執が取り付いて離れない。
    何か逃避してるんだろうとは自覚がある。

    で、とりあえず、現物をチェックしに行った。
    すげえ偶然なんか、ゲルマニウム美顔器特設コーナーが出来てて
    専門の中年の女性店員さんまでいた。
    客は私ひとり。

    こういう場合、すげえ説明の嵐に巻き込まれるんだが
    ものすごーーーーーく熱心に、そりゃもう鬼気迫って聞いていたんだが
    やっぱり意味がわからない。

    私の目的は、肌のタルミ阻止1点で
    それが老化のすべての根本だと思っている。
    厳密に言えば、タルミにもさまざまな原因があるのだが
    それらをすべて一挙に改善する、万能法はない。

    シミだのシワだの乾燥だの毛穴だのターンオーバーだのは
    他の化粧品や方法で取り組むから、今はいらねえんだよ!
    てか、シワと毛穴はタルミの結果だろ。
    とにかくタルミを阻止する機能が欲しいんだよ!

    と、店員さんを説得したくなったが
    どんだけタルんでいるんかい! と思われそうなんで、グッとこらえ
    「で、このローラーはどういう仕組みでタルミが改善されるんですか?」
    と訊いたら、マッサージ効果だそうだ。

    「ゲルマニウムはどういう効果があるんですか?」 は
    「血行促進」 だと。
    ちなみに、金やプラチナは活性酸素の発生防止。

    ここで腹は決まった。
    もう少し考えてみます系の大人の断り方をして
    1000円代の顔痩せ用ローラーを買って帰った。

    ゲルマニウムがなくても、マッサージで血流は良くなるし
    活性酸素防止効果は、化粧品で補える。
    ようするにリンパの流れを良くすりゃいいんだろ。
    ローラーの利点は、手動マッサージより手軽なだけじゃないのか?

    この意見は間違ってるかも知れんが
    買うに値する説得力がないのが敗因だと思うぞ。
    ローラー、えれえ重かったし
    円柱じゃないので、角が逆に刺激を与えそうで不安。

    今、朝晩のお手入れの時に、この安物ローラーをコロコロしている。
    顔痩せが目的ではないので、ローラーの片方だけで
    リンパの流れに沿って軽く転がしているだけ。
    手でするなら、摩擦防止のクリームがいるので
    そういう点では、すごくラクで続けられると思う。

    これにもゲルマニウムが入っていると書いてあったので
    今ではゲルマニウムの存在自体が、すげえうさんくさく感じる。
    ゲルマニウム入浴剤はすげえ温まるけど
    グッズになると途端に意味がわからなくなるのはどうしてだろうな?

    顔コロコロで、何か変化が現れたらレポする。
    今、2週間目ぐらいだが、何となく肌がベタつくぞ・・・。
    これは皮脂分泌が良くなってる、とでも言いたいのか?
    真冬なのに、ありがたいこって。
    欲しいのは水系の潤いで、脂じゃねえんだがな。


     
     
    どっちを試すか? ぐへへ
     
     

     
    ↓ 携帯用
     

  • ミニ加湿器

    今、うちの押入れにはスチーム式のデカい加湿器が2個眠っている。
    過去に加湿器に散財しまくったので
    加湿器には、ものすごいこだわりがあるのだが
    一番重要視するのは、お手入れがラクな事。
    加湿器は何かものすげえ汚れが付くんだよ。

    スチーム式が、雑菌の繁殖を防ぐというので
    それにしたら、内部に鍾乳洞のようにカルキが付着する。
    しかも複雑構造なので、掃除にやたら手間が掛かる。

    私の性格上、数分後にはイライラして
    マイナスドライバーでガンガン削り落とすようになるのは
    当然の流れなのだが、それをやってて内部の機器?で
    手をザックリ切って、フィルター血まみれになって
    愛するジャパンブランドの高機能加湿器は納戸へ。

    大体、湿度調整とか、いらんこった。
    私の思う存分、潤いたいだけ加湿してくれよ!

    で、高機能スチーム式はお手入れが面倒、と
    次はドイツ製の気化式のにした。

    これ、加湿してるのかしてないのか、さっぱりわからん。
    10枚のプラスチックか何かの円盤がグルグル回っているんだが
    塗れタオルを振り回してるのと、どう違うんだ?

    しかも、“お手入れが簡単” という触れ込みだったのに
    水に電極棒?が浸かってて、そっから黒い汚れがジワジワ出る。
    円盤10枚にも、それが付く。
    しかも取れない。 どう擦っても取れない。

    寒い風呂場で、円盤10枚を延々と洗っていて
    やっとられるかあ!!!!! と、納戸に封印。

    気化式は使えん! と、次は単純スチーム式。
    水に電極棒?を突っ込んで、加熱して霧を出すタイプ。

    これは比較的、お手入れがラクだったが
    電極棒に何かが付いて、硬く太く、「まあ! ご立派」 になるので
    それをドライバーで匠のように削るだけ。

    この対処法が間違ってたのか、電極棒がどんどん痩せ細っていく。
    長さも短くなって、常に水が満タンじゃないと霧が出なくなり
    2台目を買い、細く短い方は寝室へ。
    水の減りで加湿しなくなるから、自然タイマーになるだろ。
    寝室には丁度良い。

    これの難点は、デカい事。
    縦長にしてくれりゃいいのに、鏡餅型。
    単純に熱で水を蒸発させるタイプなので、底が熱くなり
    直にそこらへんに置けないんだよ。
    ほんと、気を遣わせるはクソ邪魔だは。

    そんで加湿したい放題やってたら、ふすまがボワンボワンしてきた。
    賃貸なんで、これはまずいよな、と使えなくなってしまった。

    貧乏人のウサギ小屋には、デカい加湿器は邪魔!
    鉄骨のマンションでは、通常加湿でも部屋を傷める!

    こういう悲しい事情で、去年の冬は加湿器なしで過ごしたが
    かつてないほど、乾燥で肌がボロボロになり、心もささくれ立って
    ああーーーーーーー、自分の顔の周囲だけ加湿したいーーーーーっっっ!
    と、世界を呪ったんだが、先日TVで加湿器特集をやっていて
    オフィス用のミニ加湿器っちゅうのを知った。

    そりゃもう、疾風のごとく心斎橋に向かったさ。
    今になってよく考えてみりゃ、家電系を買うんなら
    大阪だと日本橋に行くべきだったかも知れんが
    私の脳内では、加湿器 = 美顔器 だったんで
    ハンズやロフトに走っちゃったんだよな。

    んで、買ったのが下の写真のやつ。
    値段は・・・もう忘れてしもうたが、4000円はしなかったと思う。

    超音波式という、あのコウモリのイヤな思い出が蘇る方式で
    出る霧も冷たくて、きっと雑菌ワラワラだろうけど
    あるとないとでは大違い!        ・・・だと思う。
    いや、これを使い始めてから、天気が悪くて
    自然界の湿度が豊富だもんで、よくわからん。

    小さいので、水もすぐなくなるが
    小者には小物がお似合いだと割り切れば、そうムカつかないものさ。

  • ババアの毛穴カバー

    これは必要不可欠。

    何故ならば、毛穴にファンデが溜まって
    小さい白いポツポツになってしまう “毛穴落ち”
    と呼ばれる現象が起こるからである。

    これは時間が経って、メイク崩れをした時に起きやすいが
    最初に塗ってる最中からなる、ふとどきなファンデもある。
    ファンデだけじゃなく、日焼け止めクリームでも起きうる。

    これを出来る限り予防するには
    毛穴を埋めるタイプの下地を、目立つ毛穴に塗り込む必要がある。

    「大人の毛穴をカバー」 と銘打ってるものならベストだが
    皮脂毛穴用でも、乾燥しないものならオッケー。
    塗ると塗らないとじゃ、雲泥の差がある。

    だが中には毛穴カバーなのに毛穴落ちをする、使えんものもある。
    毛穴に詰め込んだ毛穴カバー剤が
    上に塗ったファンデをはじき、水玉模様を作ってくれるのだ。

    この毛穴落ち現象がババアに多発する理由はいくつかあって
    今のファンデや下地には、光を反射して顔色を明るく
    肌をキレイに見せる工夫がされており
    その工夫が、毛穴に落ち込んだ場合に逆効果となり
    毛穴だけが明るく強調されてしまうのだ。

    そんで悪い事に、ババアの肌はくすんでいる。
    毛穴の中の壁も、メラニンが異常生成されやすい環境なので
    毛穴自体が黒く見えている場合もある。
    そんな中で一部だけにキレイファンデが溜まったら
    水玉になろうが市松模様になろうが、不思議ではないってもんだ。

    もちろんファンデたちも、粒子のサイズや形で
    毛穴落ちに対応されてはいるだろうが
    どういう毛穴が待ち構えているかわからんもんな。
    全女性の全毛穴は網羅できんだろうよ。

    ちなみに、何故 “乾燥しないもの” かと言うと
    ババアの毛穴は、乾燥による皮脂過剰とたるみが主原因なので
    何を使うにしても、乾燥対策が不可欠だからである。

    若い頃のように、皮脂を目の仇にして取ろう取ろうとしていると
    乾燥が助長されて、皮膚は危機感でより一層皮脂を分泌し
    シワシワ & テラテラという最強タッグを組まれてしまう。

     この、「皮脂を取ろうとすると、逆に過剰分泌される」
     という都市伝説のような状態は事実起きる。
     ただ、角質層の厚いタイプの乾燥肌には起きないみたいなので
     そういう人が皮脂を取っても、トラブルは治まらない。
     角質層が薄くなっているオイリードライ肌だけに当てはまる。
     (日本女性は、美容業界の歴史を見ても
       多分この肌質の人が一番多いであろう。)

    確かに毛穴カバー製品は皮脂毛穴用が一番隠れる。
    しかし、塗った毛穴カバーも皮脂によって崩れる。
    ババアの皮脂分泌は乾燥によって始まるものだから
    カバー力が足りなくても、乾燥させないものを選ぶ方が
    結果的には長時間崩れずに済むのである。

    これを実感したのは、イ○サのポアレスカバーファンデだった。
    発売されてすぐ飛びついて、現品購入したのだ。

    塗った直後は、鏡5cmの距離で毛穴ゼロ!
    こんなに毛穴がなくなった事など、かつて一度もなく
    激しく感動させられた。

    だが、これを塗った2時間後、いつもより皮脂分泌が激しく
    ファンデ自体は崩れていないのに
    毛穴がボコボコ目立って見苦しい事になってしまう。
    普段見えない毛穴も見えてしまっていた。

    メイク直しをしても一緒で、とにかく毛穴がすぐ倍目立ちする。
    こりゃあかん、と、その後使用する事もなく腐らせたよ・・・。
    塗らない方が、まだ肌がキレイに保てる場合もある事を
    この時に初めて身を持って知ったさ。

    自分では脂浮きが激しかったので、自覚していなかったが
    今思えば、どうも乾燥していたようである。

    さて、毛穴カバー製品の塗り方。
    毛穴の下から上へ塗り込む、というのが基本使用法。

    四方八方から毛穴に埋め込むように、とも言われるが
    あまりしつこくやっていたら、必ずヨレる。
    どうも、ちょっと大目の量をぬぐい去りつつならすのが良いようだ。
    塗ったところと塗らないところの境目だけはきっちりボカして。

    特に鼻の横の頬の毛穴は、ここもここもと欲張らず
    許せない部分のみに塗るように。
    化粧崩れで一番毛穴が醜く浮き出る部分なので
    大量の雪は大規模雪崩を引き起こすという事を忘れずに。

    何をカバーしたいにせよ、メイクというのは
    顔全体で1になるよう、各アイテムの役割りを0.2ずつぐらいに
    責任分散させるつもりで、最小限の期待を持って使うべきである。
    この方が自然だし、崩れてもまだ直しやすいってもんだ。

    余談だが、毛穴用ではない普通のジェルタイプの保湿剤を
    メイク下地に塗ると、毛穴落ち防止になる、という話もある。

    ジェルタイプの保湿剤は、塗り重ねると
    消しゴムのカスのようなものがポロポロ出るのが多く
    これを 「肌の汚れが落ちているから」 と言うメーカーもあるが
    これは嘘である。
    このカスは、ジェル自体が取れているだけ。

    この事から考えても、ジェルタイプの保湿剤は
    肌に乗せて保護するラップのような性質だとわかる。
    毛穴落ち防止としての下地には、確かに効果があるかも知れない。

  • 痴漢なまはげ

    秋田の男鹿半島のなまはげの “ご乱交” がニュースになっている。
    酔って女湯になだれ込み、女性の体を触ったり
    旅館のロビーで女性客の体を触ったりしているらしい。

    これをしたなまはげは、同一のグループで
    3年間の祭参加禁止という処分になったそうだが
    それを聞いて思ったのは、同じ痴漢行為でも “する場所” によって
    罪に問われないってわけだな、って事。

    電車の中で女性に触って捕まったら
    会社もクビ、家庭も崩壊で、人生が潰れてしまうのに
    このなまはげたちは、“祭参加の期間限定禁止” 。
    すげえヌルい。

    スケベ男の脳内なんて、日本全国皆一緒だと思っていたのだが
    地方と都会じゃ、そういう行為の扱いに格段の差がある事に気付いた。

    大企業勤務のヤツに、女性社員のメイクについて聞いた時
    「わからない」 という答が返ってきて
    「薄化粧か厚化粧かぐらいの違いはわかるだろ?」
    と突っ込んだら、セクハラだと思われるのが恐いので
    女性社員の顔を見る事はできないから、化粧なんて見れないと言う。
    「でも違和感があったら、それはわかるから
     皆ごく普通の化粧だと思う。」 と言っていた。

    女性社員との世間話では、ファッションなどの外見についてはタブー
    飯屋の情報とかの無難な話題にするよう、指導がある会社もあったし
    通勤には、スーツ姿なのにリュックを担いで
    電車内では両手でつり革のポールを握るというヤツもいた。

    日本でも、セクハラ対策の教育をしている会社が増えてきているようで
    男性にとっては大変な事だな、と思った。
    セクハラは、“受けた相手がどう思うか” だから
    必要以上に気を遣わねばならないからなあ。

    これが地方、というか田舎になると、全然違ってくる。
    エロ話やお触りは、付き合いの一環で
    “そのぐらい” で騒ぎ立てる女性は、“何様?” になる。

    そもそも女性というのは、場の華なので
    男性に “構われる” のは、女性として名誉な事で
    それを嫌がる女は、「雰囲気を悪くする」 と
    逆に責められる風潮がある。

    しかし田舎のスケベオヤジの言動はグレート。
    愚鈍なので少々の事には気付かないで流す私ですら
    瞬時にムカつくほど、えげつない事をしてくれる。

    女性のお尻をペチペチ叩きながら
    「こんだけ立派なケツなら、子供もボロボロ産める」 とか
    「デカい胸だから、子供は母乳で育てられるな」 とか
    それをされて、その場では笑っていた女性も、陰では大激怒である。
    風俗 + 産む機械 のコンボで、強烈もいいとこだ。

    田舎では、セクハラどころか痴漢行為も取り締まらない。
    警察を呼んでも、「まあまあ、酒の席での事だから」 とか
    「単なる軽い気持ちだから」 と、どうでもいい注意だけで済まされる。
    被害届けなど出そうとしたら、説得される始末。

    こういう話を書く度に思い出す出来事がある。
    (で、その度に何度も書いているが)

    熊本の市議会議員が、パーティー会場で
    初当選の挨拶に来た女性議員の胸をいきなり揉み
    女性議員が 「やめてください」 と言い、周囲も止めたけど
    「おなごはこんぐらいせにゃいかん」 と、反省の色なし。

    女性議員がこれを議会で訴えた時の映像が、ニュースで流れたが
    男性議員たちのニヤニヤ顔は、今も覚えている。

    結局、この問題はうやむやになったような気がする。
    当のセクハラ議員は、次の選挙も当選したあげく
    息子も議員になっているはず。

    熊本市でさえこうだから、もっと田舎なんか無法地帯もいいとこだ。
    田舎では、女性の尊厳などないと断言できるね。

    つまり、スケベ男はどこにでもいるが
    決定的に違うのは、周囲が許すか許さないか、である。
    都会では許されない事も、田舎じゃまかり通るのが現状。

    今回の、なまはげご乱心のように
    観光に行って、“事故” に遭う可能性もあるので
    女性だけの旅行は行き先を選ぶべきだと、田舎者の私は忠告するよ。

    「そんなヤツはひと握りだ!」 と、反論したいヤツもいるだろうが
    そのひと握りがやりたい放題だろ、と鼻で笑うぜ。

  • 大人の口約束

    自分が完全に大人になりきっていないのかな、と感じる事がある。
    それは、他の人の口約束を真に受けた時である。

    私の場合は、どんだけみすぼらしいんか、施し系が多く
    「今度○○を贈りますね」 みたいな内容ばかりなのだが
    これは大人社会で、別れ際によく付け足される挨拶の
    「じゃ、今度一緒に食事でも」 と同じようなものだろう。

    こういう口約束は社交辞令らしいので、ほとんど行使されない。
    もし催促でもしたら、空気が読めないヤツ扱いになる。

    私もそこらへんは理解しているので、アテにはしていないが
    こっちが物欲しげにしてるわけでもないのに
    相手が自発的に申し出てくれた瞬間は、意外な展開に
    「ええっ? なんて良い人なんだろう!」 と、感動してしまう。

    しかしその後なしのつぶてで、こっちも忘れているんだが
    何かのおりにふと思い出した時に、ちょっと悲しくなる。

    こういう社交辞令は、その時の一瞬の喜びに価値を見い出すべきなのか?
    私はつい言ってしまった事は、どんなに重荷になろうと
    実行しようと努力するので、平気で破るヤツの気持ちがわからない。

    その時は本当に贈る気持ちで言ってて
    後で面倒になったとか、忘れてるとかなのか?
    それとも最初から、その場限りの言葉なのか?

    いずれにしても、とてもいい加減に扱われた気分になるぞ。
    こっちは相手に対して、何も望んじゃいないのに
    何でわざわざ、出来ない “してあげる” を持ちかけるんかな。

    相手に具体的な期待をさせない社交辞令もあるだろう。
    言ったら、実行すべき。 出来ない時は詫びる。
    忘れるなんて、言語道断。
    そういう人付き合いで、成り立っていけるのか?
    私相手だからナメてるんか?

    出来ない軽口は、信用問題に関わると思うのだが
    私が重く堅苦しく考えすぎているだけなのだろうか?
    でも社交辞令というのは、そこまで気持ちのないものなのか?

    こういう事を繰り返しされていると、言われても
    「どうせウソだろ」 と、ヒネて取ってしまうようになるんだよ。
    実際その通りになるんだから、予言が的中したとも言えるんだが
    人の言う事を疑う自分が、すごくイヤになる。

    その場を和ませようとしてか何か知らんが
    結果を求められるような事を言って
    その後放置は、人間としてどうなんだよ?
    わざわざ刹那な関係だと、相手に知らしめる必要などないだろうに。
    テキトーに物を言うのも、ほどほどにしとけ!

    いやな、知人に有言不実行なヤツがひとりいるんだよ。
    たとえば何かの話題をしたら
    「俺、それにツテがあるんだよー、今度送ってあげるね。」
    とか言うが、実際にした事が1度もない。

    以前、とうとう 「そう言って、実現した事がないですよね?
     絶対今度もそうなるから、いりません。」 と、断ったら
    「ええーーー? 俺そんな不誠実な男じゃないよー、絶対送るから!」
    と、すげえ自己弁護しとった。

    で、やっぱり何も送ってこないで、ほぼ1年・・・。
    何なんだろうな、あいつは。