• メイクの流行

    古来から日本女性のテーマは “美白” であった。
    それが何故、お歯黒や眉剃りまで流行るんかわからんが
    そういう化け物チックな化粧は、当然のごとく廃れ
    美白だけが何百年も続く、永遠の命題となる。

    化粧品も道具もテクニックも発達してない時代は
    女性たちの化粧というと、厚塗り白仮面だったが
    一瞬、“ブロンズ肌” が流行りかけた時がある。
    資生堂のCMで、前田美波里 (だったっけ?) が
    こんがりサンタン肌の水着姿を披露したのだ。
    だが、この試みは不発に終わり
    やっぱり、美白美白美白の日々となる。

    メイクの流行はあれども、基本は白い肌で
    これは多分、未来永劫変わらないであろう。

    例外は、10代の女の子の一部で流行った
    日焼けサロン利用のガン黒だけ。
    これが流行った時は、興味深く見守っていたが
    彼女たちも今では、「美白が “お姉”」 になっている。
    髪を巻いてトップにボリュームを付ける事を
    「盛る」 と言うんだと。
    何か、ひと昔前のアメリカの流行っぽい髪型なんだよ。

    更に一部の女の子の間では、眉をあえて消すメイクが流行ってる。
    眉が薄いと、目の存在が際立つって理論だが
    パーツが全部揃ってこその、目力じゃねえ?
    ギョッとするんだよなあ。

    私が記憶している限りじゃ、メイクの流行は
    大まかに分類すると、数年単位で移り変わっている。
    ファッション業界は、季節単位でどうこうしたいようだが
    消費者はそう思い通りには流れてくれないらしい。

    今は服飾デザイナーは、メイクブランドも持って
    トータルでファッションを提案しようとしているが
    いくらプッシュしても、売れない物は売れない。
    コロコロ転がってるようで、案外日本女性は頑固なのかも。

    それどころか、街角から流行が生まれたり
    メイクアーティストが日本に来て、インスパイアされたりしている。
    古くはランコムやHR、最近では原宿や秋葉のコスプレなど。

    ヨーロッパには、何年経っても不変の伝統があり
    それが一般民衆の生活にも、根深く染み込んでいるのだが
    日本は、伝統は特別扱いの枠に入っているので
    新しい文化というのが生まれやすい土壌なのかも知れない。

    そんな日本で流行ったメイクと言えば
    ハマトラ、ニュートラ時代の、ブルーアイシャドウにピンク口紅。
    これが、えれえ長く続いた気がするのは
    私がこの手のファッションが大嫌いだったせいだろう。

    次が、眉毛ゴン太 (ごんたじゃなく、ごんぶと) に粉吹き肌。
    ananやオリーブといった雑誌が、やたらプッシュしていた。
    “田舎娘” ってのがテーマらしいが
    今見れば、まぎれもなく田舎者なメイクだよな。

    その後、“ノーメイクに赤口紅” という
    寝てる最中に突然の来客で、とりあえず口紅だけ
    みたいな、バランスの悪いメイク法が流行り
    それが進化して、厚塗りなのにナチュラルに見えるベースメイクに
    ローズ口紅になる。

    YSLの19番とか、シャネルの19番
    ディオールの475番の口紅は、私ですら持ってたよ。
    ハニワ的あっさり顔に、濃い色の口紅は似合わないのにさ。
    雑誌で見てると、すげえ美しい色に見えて欲しくなるんだよ。
    美しい色は美しい顔にしか似合わない、って事を学んだね!

    私と同じように感じたヤツが多かったんかは定かではないが
    その後、カラーレスメイクが流行る。
    「顔に元々ある色しか使わない」 という自然派メイク。
    それで何故か口紅もベージュで、一歩間違うと死人顔である。

    この頃に出ていた化粧品は、全部くすんだ色味で
    パールもなしのマットな質感のものばかりで、地味ーーー
    なら、化粧雑誌の紙面も地味ーーー、で
    それが続くと、いい加減ウツウツしてきて
    「そろそろ、カラフルな化粧品にしてくれ」 と
    懸賞ハガキでクレームを入れていたさ。
    (この頃、懸賞で化粧品がかなり当たっていた)

    で、その後は細眉にパールアイテムが全盛。
    嬉しかったのは最初だけ。
    パール強すぎアイテムは、意外に使えない事を
    そろそろわかってもらいたいもんだ。
    メイクの流行って、いっつもいっつもやり過ぎなんだよ!

    私の場合は、ローズ口紅以前は、孤高にパンクメイクをしていたので
    巷の流行などには興味がなかったのだが
    当時の彼氏にやたら泣きを入れられ、ノーメイクとなる。

    その後、メイクじゃなくお手入れの方に興味が移ったので
    とりあえず揃えているメイクアイテムは
    買っては腐らせ、買っては腐らせ、の、もったいないお化け。

    ババアになった今では、メイクが趣味ではなく義務になり
    ちょっとでも選択を間違えると、まさに化けてる状態になるので
    化粧品選びは、切羽詰った重要事項なのだが
    周囲を見ると、どこもパールパールラメラメのギラギラ。

    もう、3~4年、この状態じゃねえ?
    太刀魚パールや、ギラつきラメは、ババアの肌には禁物なんだが
    完全マットのアイシャドウは、実際ボカシに高度な技術がいるんだ。
    だから、さりげないパールに移行してくれんかのお。
    ルナソルとか色味は良いのに、手を出せないぜー。

    さて、このギラギラ信仰をいつまで続くのか?
    秋冬に向けて、“穏やかな輝きに” とか言ってるくせに
    新製品をチェックしに行くと、相変わらずギラギラである。

    フランス系ブランドは、比較的パール控えめではあるが
    ローズ口紅時代に、そこらへんのブランドを買い漁って
    (そして全腐らせして) 飽き飽きしてるんで、食指が動かんのだ。

    同じように、ボビィ・ブラウンやマック、ナーズなども
    死人メイク時代に、個人輸入で買い漁り、腐らせ、以下略。

    今、私が欲しいブランドと言えば
    アウェイクやソニア・リキエル
    そして年齢層にそぐわないが、ジル・スチュワートなど。
    こいつら、揃いも揃って全ギラギラなんだよー。

    今アイシャドウを探しているが、「またこれかい」 と
    うんざりしつつ、シャネルかディオールあたりを買いそうで
    高い金を出して、何で飽きたやつを買わにゃならんのか
    とても虚しいんで、ほんとギラつき、どうにかしてくれ!

  • コーヒー

    今は毎日、インスタントコーヒーの牛乳入れを
    カフェ・オ・レと称して飲んでるが
    私がコーヒーを普通に飲めるようになったのは、結婚後で
    毎日その “カフェ・オ・レ” を飲むようになったのは離婚後である。

    いや、結婚離婚、まったく関係ないのだが
    コーヒーを飲めるようになった時って、意味なく突然きて
    オトナになれた、と感激したもんだ。

    それまではコーヒー屋で、紅茶かフルーツジュースを
    飲んでいるようなバカモノで
    ツレに 「何でいつもコーヒーを飲まないの?」 と聞かれる始末。
    コーヒーを飲むと、気分が悪くなってたんだよな。

    コーヒーがまともに飲めるようになった頃は、アメリカン流行りで
    薄いコーヒーばかりで物足りなかったんだが
    最近のコーヒーは濃いよな?

    ドトールもスタバもターリーズも、濃くて飲めない。
    濃い、というより、苦味が強くて後味が悪いんだ。
    カフェ・オ・レだか、カフェ・ラ・テだかでも苦く
    飲んだ後に気分が悪くなる。
    これが本当のコーヒーの味なんだろうか?

    と言う事は、アメリカンだったから飲めるようになったわけで
    今でも私は、“コーヒーを飲めない” って事なんだろうか?

    スタバに 「いつもの」 で通用するほど、しょっちゅう行って
    コーヒーフラペチーノばかり飲んでるのだが
    これは他のは飲めないからである。

    スタバの菓子類はどれも、さすがアメリカ! と罵倒したくなるほど
    ジャリジャリ甘くて、ゲンナリするし
    モカフラペチーノも、ジャパチップも甘いので
    キャラメルマキアートなど、恐くて飲んだ事がない。

    チャイなど、美味い不味いがはっきり分かれるので冒険したくねえし。
    普通のコーヒーも、ラテも、カプチーノも苦い。
    よって自然に、コーヒーフラペチーノが定番になってしまう。

    このフラペチーノ、一気飲みすると頭がキーン、だろ?
    よってチマチマ飲むんだが、真ん中に氷が固まるので
    スプーンを突っ込んでかき回しつつ飲む。

    最初に、長い木のヘラみたいなスティックを突っ込んでたら
    時間が経った時に、ものすげえ薬品味になってしまって
    このヘラ、飲み食いする物に使って良いんかよ? というほど
    もしかして中国製か? というほど、異常な味になったんだ。

    プラスチックのスプーンも不安だが
    ストローじゃ、あの氷塊は砕けねえし。

    それに、夏場はよく氷が全溶けしてしまって
    そういう時って、一体何を飲んでいるんだろう? という味になる。

    チマチマ飲みすぎだろう、と指摘されるだろうが、逆に問いたいよ。
    よく皆、あんな量を短時間で飲み切るなあ。
    グランデのカップ、600mlはあるぜ?

    うーん・・・、書いてて、私はやっぱり
    コーヒーが飲めないんだ、と再認識した。

    でも、苦味のないコーヒーを出す喫茶店もあって
    そこではちゃんと飲めるんだけど、何が違うんだろう?

    今の流行りが、苦味が強い、って事なんかなあ。
    豆か、炒り方か、淹れ方か、どれが苦味の原因なんだ?

  • オーブ モイストリップメイクアップベース

    口紅下地。 税込み ¥2100。

    値段の手頃な口紅下地を探してて
    口コミサイトで評判もまあまあだったし
    オーブのアイテムを使った事がないので、これを買ってみた。

    前日オーブの口紅をコキおろした後だが・・・これも良くねえ。
    4ヶ月に渡って使い倒したけど、褒めるの無理!

    形状は、チップタイプのリキッド。
    色はパールの利いた白ピンクで、無味無臭。
    塗ると確かに唇の色が、ほんのりキレイになるけど
    ベージュ口紅に耐えるほどの補正まではしてくれない。

    しっとりというより、ベットリ糸を引く感じの質感。
    正直、普通のグロスとどう違うんだ? と疑問だよ。

    保湿力も気の利いたグロスレベルで、長続きはしない。
    メイク直しにも使っているけど、塗っても割にすぐ乾燥する。
    夏場はちょっとはマシだけど、冬には意味がないと思う。
    これ、乾燥対策の役目はないんだろうか?

    そして、またこれを書くのかよ、とウンザリだが
    この下地も、ものすごくヨレる。
    沼地を整地した上に建てた建築物のように、土台からズブズブ。

    メイク直しで手抜きをして、この下地だけ塗り重ねてたら
    数十分後にはもうヨレてたよ・・・。

    この下地を使うと、後にどの口紅を使おうが
    リップペンシルで唇全体を塗り潰そうが、ヨレる。

    口紅もそうだったけど、この下地も
    保湿力を持たせようとして失敗した、ってイメージの使い心地で
    ここまでひどいと、花王の基礎化粧品もこんなんじゃないか
    表面はベタつくけど、肌内部が乾燥してる
    みたいな感触じゃないか? と、危惧させられる。
    花王自体は好感を持ってたメーカーなのになあ。

    オーブはイメージガールに上戸彩を使った事で
    中高生向けブランドだと印象付いたけど
    (その割には値段はOL向けで不思議だったが) 今は梨花だろ?
    一体どの年代に売りたいのかなあ?

    中高生向けなら、この品質はまだ納得だけど
    経験を積んでるOL向けならありえないぞ。
    てか、既に品質と値段のバランスがアウトじゃねえ?

    きっつい事を言うけど、日本ブランドの誇りがあるなら
    こんな製品を出したらいかんだろうー。
    私、やっぱり口紅類は外国ブランドにするぜ?
    ルナソルとかコスメデコルテとか頑張ってるのに
    これのせいでビビって、色物は国産を買えなくなるわ。

    他の日本メーカ-の足を引っ張る物づくりをすなよ。
    CMの迷走からして、信頼感がないんだよな。
    これ、本当に胸を張って売ってるんか?

    ↓ こんな写真で何がわかる? と思うだろうが
      画像付きで誠意を見せとく、っちゅう魂胆よ。

      

  • オーブ ルージュアクアドルチェ

    花王の化粧品ブランド、オーブの口紅。

    春先に唇が乾いてしょうがないので
    オーブのモイストリップメイクアップベースという
    口紅の下地を買ったら、サンプルを貰ったのである。

    このサンプル、多分春の新色だと思うが
    プラスチック容器に10色入っていて
    1色1色が、何回分だ? というほどの量で、太っ腹!
    こんなん配ったら、現物を買わなくて済むじゃん、というぐらい。
    貰う側はありがたいこったが、商売としてはどうなんだ?

    口紅は色味で選ぶので、私の手持ちは全部フランスブランドだが
    機能性 (保湿効果や密着性、無香料など) は、何となく
    国産ブランドの方が良いような気がして
    オーブも気にはなってたので、丁度良かった。
    真面目にチェックしながら、使用に励んだレポート。

    この結果は私の個人的感想で、人それぞれ違う意見になると思う。
    盲信しないで、自分の唇で試してね (はぁと)。

    と、わかりきった言い訳を最初にしてるのは
    国産信仰が強い私なのに、どうひいき目に見ても
    この口紅の良さがわからなかったからである。

    この口紅、とにかくヨレるのである。
    ヨレるとは、リップクリームや口紅を塗ると
    喋ったり飲み食いしたりで、唇が動くうちに
    口の端などに塗った物が溜まる現象である。

    あれはヨダレや食いカスなどではないのだよ。
    ま、見た目非常に汚いから、メイク直しはこまめに、なんだが。

    オーブの口紅下地の上に塗っても、素で塗っても、ものすごくヨレる。
    こんなにヨレる口紅は初めてだ。

    しかも保湿力がなく、ひどく乾く。
    “アクア (水)” と銘打ってて、何でこんなに乾燥するんだ?
    春だからかな、とすんげえ大目に見て
    夏まで待ったが、この猛暑の中でもパサつき感がある。

    発色も、良く言えば薄付き。
    おまけに筋ムラができやすい。
    ムラをならすために、ティッシュオフをすると
    1度塗りでは、色がほとんど取れる。
    薄い色はもちろん、濃い色もかなりこういう性質。

    ヨレを防ぐためのティッシュオフが仇になって
    もう、どうしたもんだか、と苦悩させられたよ。
    ムラになるのもヨレるのも多分、定着性が弱いんだと思う。

    匂いは無味無臭。 そんだけ。
    あっ、良かったのは、塗ってて唇があまり荒れなかったな。
    乾燥するのに、不思議とメイクを落とした後の皮剥けはなかった。

    それでも現品を買わなくて良かった、と思わせる1品である。
    昔の海外メーカーはひどかったけど
    今の口紅は、どのメーカーもほとんど荒れないし。
    ああ・・・どうしてもフォローできない・・・。

    酷評? とんでもない!
    日本製品を悪く言いたくないから
    4ヶ月間、事あるごとに使ってみたんだぞ。
    でも大事な場面や、崩れを防ぎたい時にこの口紅は無理。

    ひとつ可能性があるとすれば、“サンプルと現品は質が違う”
    これに賭けるしかないが
    そういう事をしてるメーカーは、ロクでもねえし
    サンプルの方の質を落としてどうする? 逆だろ、普通
    って感じだから、この可能性は期待薄である。

    ちなみに、薄付きだから、他の口紅と重ねたら
    ものすげえ土台崩れを起こしてくれるので、処置なし。
    グロスなんか重ねてたら、土石流だぜ。

    この口紅さ、保湿力のない保湿クリーム、って感じなんだよ。
    やりたい事はわかるけど、どっかで処方をミスったな? みたいな。
    妙な薄付き加減を見て、そう感じたわ。

    ↓ キレイに見えるけど、全色2~3回ずつ使った状態。
      フタを開けた状態で、下の紙はバックスのナプキンだ。 ははは
      大きさ比較にタバコの箱は定番だな。

      

  • MHP2

    ぷらちからメールがあった。
    「MHP2面白いよ」

    何て優しいヤツなんだ!

    いつもは、おめえそういう性癖? というほど
    ここも私の存在も、放置しっ放しなのに
    私が携帯電池の件で、丸2日受信発信なしだと
    ここでグチグチグチグチと、ヒネくれていたから
    さりげなくメールをくれたんだろう。

    ちょうど、Wiiのゼルダをクリアしてしまい
    次にやるゲームも、これといったのが見つからず
    途方に暮れて白い灰になっていたので、とてもありがたい情報だし
    むちゃくちゃその思いやりに感激しつつ、返事を送る。

    「MHP2って何だよ!」

    さて、ぷらちのプレイはここから大抵が放置モード。
    MHP2とは多分ゲーム名で、PCで検索すればすぐ出るだろうが
    「あなたから直接聞きたいの!」 という
    モメた時に、わざわざ面倒くせえ事を言い始めるバカ女の気持ちで
    あ・え・て のぷらちの返事待ちをした。

    こういう事をするから、私は人望がねえんだよ!

    待つ事11時間。 (← な? 気合いの入った放置プレイだろ?)
    MHP2とは、「モンスターハンターポータブル2」 という
    PSPのゲームだそうだ。

    ああああああああああああ!!!!!
    モンスターハンターね! タイトルは知ってたよー。
    あれ、そんなに面白いゲームだったんか?
    と、ネットで調べてみたら、確かに面白そうだ。

    というか、絵もシステムもプレステ1の
    「ルナティック・ドーン」 と似ていて
    こんな私好みのゲームを、何で今まで取りこぼしていたんだろう?

    (余談だが、ルナティック・ドーンは
     メモリーカードに入っている他ゲームのデータによって
     新しいダンジョンが出現するという、特殊な機能があるんだぞー。)

    これは、是が非でも買わねば!
    ぷらちの愛 (!) に応えるためにも
    立派なモンスターハンターになってみせるわ!
    と、本屋さんに突進した。

    何故、本屋さんかっちゅうと、攻略本だよ!
    地図がねえと、1歩たりとも動きたくねえ人種なんだよ、私は!
    (もう、初手から “立派” なハンターとは、ほど遠い)

    平積みになってたMH2の攻略本を掴んだ瞬間、うっっっ! となる。
    重いのだ! とにかく重い! ああ重い!
    何でこんなにブ厚い & 重いんだよ? と、不安になったが
    次はゲームソフト屋に行く。

    私はPSPは持ってないんで、プレステ2用のソフトを、と探したら
    ベスト版で 「モンスターハンター2 (ドス)」 しかない。

    ・・・ドス・・・?
    真っ先に思い浮かべたのは、チンピラの脇差しだが
    コンピューター関係でドスと言えば、DOSだろうて
    私も何を混乱してるんやら。
    ほら、その証拠に 「オンライン対応」 とパケに書いてある。

    あれえ? これで良かったんだっけ?
    と、さっき買った攻略本と照らし合わせると
    私が買った攻略本は、PSP用だった!!!!!!!!

    ちゃんとPS2用のだと、確認はしたんだよー。
    だって、攻略本の表紙のタイトルの 「ポータブル」 の字は
    地の色と似ていて、地味な模様だと思わせる仕様だし
    帯には 「電撃プレイステーション発行」 と書いてあるから
    当然、プレステ2のゲームだと思うじゃん!

    と、ムッとして、ハッと気付く。
    PSPは、「プレイステーションポータブル」 だった・・・。
    電撃が扱ってて当然なわけだ。

    そこで、交換をしてもらいに、本屋さんに引き返す。
    かっこドスとじかっこ用の攻略本もあり
    手に取り、より以上に うっっっっっ!!! となる。
    PSP用のより、重いのだ。 しかも値段も高い。

    今度は間違えないようにと、よく本棚を見ると
    一段全部、モンスターハンターの攻略本で埋まっていて
    PSPのなんか、「○○編」「××編」 と、10冊近くある。

    あのちっこいPSPで、こんな膨大なデータ量って
    そんなややこしそうなシステムのゲームを
    この頭の働きがちょっと鈍い (控えめに言って) 私にできるんか?

    何かモヤモヤしつつも、「すみませんすみません」 と
    店員さんに詫びつつ、本の交換をしてもらい
    再びゲームソフトも買いに行き
    ぷらちに 「買ったよ」 報告メールを入れる。
    ぷらちの返事は、「どう? やってみた?」

    ふざけるな!!!!!
    こんな重い物体を持って、直帰できるわけがねえだろうがあ!
    コーヒーフラペチーノが私を待ってるんだよ!

    と、何? この態度の豹変、というような八つ当たりのメールを
    送りつつ、引きずるように荷物を抱えて帰宅し
    私が真っ先にした事は・・・・・ 攻略本の測量。
    この一連の動作を見ても、どんだけ重いかわかるだろ?

    この巨大書籍は、厚さ5cm、重さ1.6kg あった・・・。

    手に取っただけで、腱鞘炎になりかけたが
    何だ、その人を殴り殺せるサイズは???
    これ、凶器だよ! しかも鈍器!!

    その後の恒例の行事は、攻略本にインデックスを貼る事。
    目当てのページをすぐ開けるように
    項目名を書いたラベルを貼っていくのだが、これに1時間以上掛かる。

    的確にラベルを貼るために、内容を流し読みするのだが
    読めば読むほど、その複雑さにテンションがどんどん下がっていく。

    とりあえず、ソフトを入れてムービーを観ると
    ものすごくリアルでキレイで、・・・そして恐い・・・。

    突起物の多いドでかい恐竜が、アンギャアアアと向かってくるんだぜ?
    それをこれまた突起物の多い鎧を着たハンターが
    自分の体より大きい武器をブンブン振り回して戦うんだぜ?

    マジで私、無理かも・・・と、最上級に弱気になりつつ
    パンク風味のキャラを作って、とりあえず教習イベントに出てみた。

    おとなしい草食恐竜だから大丈夫、とかいう話だったのに
    思った以上にデカくて、遭遇した途端パニックを起こしてしまい
    習った事を瞬時に全忘れして、キャアキャア言いながら
    コントローラーのすべてのボタンを押しまくり
    出らんでいい、て言うか、むしろ邪魔になって困る
    アイテム画面やメニュー画面を、思いがけず出したり消したりしつつ
    おとなしいはずの草食恐竜に囲まれて、突付かれたりして
    ヒイヒイ言いながら、何故かほふく前進で必死で逃げ帰った。
    (走り方も思い出せないほど、動揺の真っ只中)
    どこまでチキンなんだよ、私・・・・・。

    ここまで書いといて、どのツラ下げて言うんだか
    自分でも、自分のこの神経がよくわからんのだが
    このゲーム、むっちゃ面白いぞ!

    縁起が悪いので、キャラを作り直して、ゼロから頑張るぜ。
    マトモに走れるようになったら、またその時にあらためて
    的確で丁寧で親切な、ゲーム内容のレポートをするから。

    念のための追伸:
     ぷらち、放置プレイは仕事が忙しいからだとわかってるよ (はぁと)

  • 化粧品購入の不思議

    私の買い物というのは、例えばファッション関係や食器など
    多くの商品が並ぶ中で、「これだ!!!!!」 と
    ひときわ惹きつけられる物が存在していて
    惚れ込んで喜んで買う、というパターンである。

    こうやって買うから、大事に長年愛用でき
    私は結構、物持ちが良いのである。

    だが化粧品に関しては、この買い方が出来ないのである。
    化粧品、大大大好きで、化粧品フロアに一日中いたいぐらいなのに。

    私の化粧品の買い方は、基本、指名買いである。
    雑誌やネットで調べて、これは良さそうと思えるやつを
    カウンターで 「これください」 って方式。

    化粧品でも、化粧水や美容液などのお手入れ用は
    この買い方で何ら支障は出ないのだが (効果はともかくも)
    アイシャドウや口紅などのメイク用品が、これじゃダメなのだ。

    雑誌で、これいいかも、と思って、カウンターに買いに行っても
    実物を見ると、何となく魅力を感じない。
    で、買うのをやめてしまう。

    私が現在持っているアイシャドウは全部
    東京にいた兄に頼んで買ってきてもらったもので
    もう半腐れでもしててもおかしくないほど、昔のものなのだ。
    アイシャドウなど、そうそうは減らないので
    何年経っても、メイクボックスに転がっているんだよ。

    しかし昔のと今のとでは、同じ色味でも質感が違い
    それがメイクの古い新しいを左右する要因のひとつなので
    いい加減、新しいアイシャドウを買わないと・・・
    と思って、何度もカウンターに足を運んではいるのだが
    半年以上経ってるのに、まだ買えてねえ!

    カウンターで魅力のないアイシャドウを眺めてて
    こいつが家にあったら愛せるだろうに・・・
    と、思いつつも、どうしても購買意欲が湧かず
    手ぶらで帰宅、の繰り返しを何回した事やら。

    どうやらメイク用品は、沢山並んでいると
    私には魅力を感じることができないようである。
    これはもう、通販か人に頼んで買ってきてもらうしかない。

    実は今年初めあたりに、アイシャドウを探し始め
    カウンターのおねえさんの世話に恐縮して (つまり、流されて)
    買ったアイシャドウがあるのだが、それがまた似合わない!

    途中で面倒くさくなって、試し塗りをせずに買うという行為は
    若いなら勢いでどうにかなるが、ババアには禁物だと
    つくづく思い知らされたぜ。

    パールやラメの入り具合、粉の乾燥度、色と顔色の相性など
    似合う似合わないがはっきりしてしまう。
    せっかく買ったので、ごまかしごまかし使っているが
    メイクアップじゃなく、メイクダウンしてしまっているよ・・・。

    かと言って、カウンターじゃ絶対に買わずに帰るから
    最終手段としては、ババアブランドでの指名買いしかない。
    ババアブランドの色物なら、乾燥対策も考えているだろうし
    パールもラメも、そんなに入ってないであろうし
    間違ってもキテレツにはならないであろう。
    とりあえず、ゲランとYSL、コスメデコルテあたりを狙うか・・・。

    とか、悩んでいると、よくこう言われる。
    「化粧品なんて、どこも皆同じじゃないの?」

    アホか!!!!!

    じゃ、おめえは 「日本の飯屋は結局全部同じ」 と思えるのかよ?
    同じような食材や調味料を使ってても、それぞれ味が違うだろう。

    化粧品だって同じ成分でも、ほんの0,00何mgの違いが
    その製品の仕様を大きく変えるんだぞ。

    ・・・ま、私にはそんな微妙な違いはわからんが
    それでも各メーカーの使い心地や色の傾向の差は、何となくわかる。
    というか、好きだからこそ、愛という名のこだわりを持つのさ。

    さて、ブランドサイトでチェックして
    メモを片手にカウンターに突進して
    ひったくるように買って帰ってくるか。

    ああ・・・こんなに好きなのだから、ゆっくり吟味して
    これぞ!! という、ときめきとともに買いたいなあ・・・。

  • iポッド携帯

    ショップのおにいさんと長々話した話題。

    私は携帯には詳しくないし、興味もないんだが
    ほら、なんせ着信もない孤独だろう? (何を根に持ってるんだか)
    訪問販売の人とも延々世間話するぜ。 ふん
    (いや、実際しねえけどさ)

    アメリカで発売されて話題になったiポッド携帯
    あれ、日本にも絶対にくると思わんか?
    そしたらどこのキャリアが提携を組むと思う?

    ショップのおにいさんは、auではそんな話は出てないし
    「もし提携を組んだら、“i” マークを入れなきゃいけないし
     KDDIのロゴも入れちゃダメって殿様商売だから
     うちはどうですかねえ・・・」
    と、言っていた。

    私の予想としては、ソフトバンクが本命だと思うんだ。
    DOCOMOはNTTとしてのプライドがあるだろ。
    元お役所体質は今でも健在だから
    (セールスだけは過剰になったけど)
    絶対にこっち優位じゃないと首を縦に振らないような気がする。

    携帯のキャリアって、車で言えば
    DOCOMOが、伝統ある老舗のTOYOTA
    auが、革新的なHONDA
    ソフトバンクは、ロータリーエンジンで独自路線をいくマツダ
    こういうイメージがあるんだよな。

    でも今、ソフトバンクはナンバーポータビリティでヘタ打って
    評判が良いのは、CMのおとうさん (紀州犬) だけだろ?
    虫食いリンゴの手も借りたいぐらいじゃねえのか?

    てかさ、iがこんだけ話題になってるけど
    日本は日本で各社、同様の仕様を開発してると思う。

    そういう部門の先駆者はソニーだけど
    ベータビデオやら、TVモニターやらで
    時々、ソニーショックをやらかしちゃうし
    今はブルーレイディスクに掛かりきりって感じで、アテにならない。
    (このブルーレイも怪しいもんだぜ)

    そういや、ワンセグ携帯の画質で
    ソニーとシャープを持ってるヤツがいて
    そいつらに同画像を送って、私の東芝と見比べてみたんだけど
    見比べてる環境をまったく同じに出来ず
    しかも時間が経ってて、私の記憶も薄れてるんで
    確実とは言えないけど、単純に画質の美しさでは
    シャープ > 東芝 > ソニー だった。

    言っとくけど、これは私の判断じゃないぞ。
    各々のヤツと、見せ合いっこをして
    シャープと東芝の時は、私にもわかるぐらいの差があったけど
    ソニーの時は、私にはどっちが良いか区別が付かず
    相手が 「そっちが明らかにキレイだ・・・」 と、落ち込んでたんだ。

    だから、より具体的に言うと
    シャープ >>> 東芝 > ソニー だと思う。

    あっっっ、そいつらの型番がわからねえんで断言できねえ!
    けど、私が東芝にしたのは今年2月で、それ以降の比較で
    どっちもワンセグ付きの、その当時で新しい機種だったはず。

    で、話を戻すと、iポッド携帯が日本上陸するなら
    私はソフトバンクと提携すると予想する。

    そんで、CMのおとうさんが、「とうとう来たか!」 と言う。
    あのおとうさん、ほんと可愛いよなー。
    二言目には必ず怒るの。
    あの声、北大路欣也だってよ。 ビックリだ!

    しかし、ソフトバンクのCMって、いっつも何て言うか・・・。
    人権的にどうなんだ? って感じだ。

    おとうさんが犬なのは、一家の主なのに家畜扱い、という
    今の日本の家庭のありかたを揶揄するブラックジョーク
    ・・・なわけないか。

  • au W52T故障?

    携帯の電池消費の具合がヘンなので
    ショップに電話をして聞いたら、修理に出してくれと言われた。

    症状は、充電する → 2日間、まったく触らず放置 で
    電池容量が3目盛りの内、2目盛り減っているというもの。

    言っとくが、この症状を説明するのがどんだけ恥ずかしいか!!

    2日間、メールも電話も着信発信一切なし、って
    どんだけおめえは孤独なんだよ? と
    聞いたヤツ全員が、心の中でつぶやくが
    あまりにも気の毒すぎて突っ込めない、と。

    確かに孤独かも知らんが、それで笑い者にはなりたくねえよ。
    何だよ? その踏んだり蹴ったりは?
    このバカ携帯のせいでーーーーーーーーっっっ。

    話を戻すが、この状況、おかしいだろ?
    説明書には電池は200何十時間持つ、って書いてあるんだよ。
    それを何もせずに、開け閉めもせずに電池容量が
    自然に3分の2も減るかあ?

    てかな、最近、1日1目盛りのペースで
    電池が減ってて、それはニュース受信や
    数少ない着信発信のせいだと思ってたんだ。

    それが、何もせず、触りもせず、2目盛り減少で
    「あれっ?」 と思うのは、当然じゃねえの?

    てかな、兄に電話して、聞きたくもねえグルメうんちくを
    延々聞かされた時でも、電池の減りには影響しねえんだよ。
    自動的に1日1目盛り徴収されてる感じ。
    何かおかしくねえ?

    このペースが出来たのが、1ヶ月前ぐらいからで
    それまでは、やっぱり電池の減りは早いけど
    それは機能が多いからだと思える程度のレベルだったんだ。

    これは電池の劣化か何かだと疑っていいだろ?

    で、修理に出して、数日で戻ってきたんだが
    メーカーの言い分は、電池に異常は見られないけど
    「普段、きみんちの本体を置いている場所はどうかなあ?」
    と、人の住環境にケチを付けてきやがった!

    とりあえず基盤交換をしたらしいが、その意味がわからん!
    故障箇所がないなら、何のための基盤交換だよ?
    私は新品信仰クレーマーじゃねえんだよ!!!

    ショップのおにいさんに、厚くお礼を言って帰って来たのは
    ショップはちゃんとした対応をしてくれたからだ。
    だがメーカー、おめえは “基盤交換” でお茶を濁してるだろ。
    この文句をショップにぶつけても、どうしようもないだろう。
    でも、メーカーに直電して、怒りを伝えられるだけの
    知識と話術を持ち合わせていないので、ここで細々と怒る!

    メーカー、おめえの態度は気にいらねえ!
    この電池、おかしいと思わんか?
    いくら機能が充実してても、電池がヨワヨワじゃ意味なくねえか?
    200何十時間が、何で72時間しか持たないんだよ?
    しかも、この200何十時間、何かをして
    (その “何か” は忘れた) そんだけ持つ、って書いてたぞ。
    それが何で、何もしなくて72時間????????

    あげくが、人の置き場所に文句をつけやがって
    異常な状態で使ってるのなら、機械のせいにはせんわ!

    と、一見激怒しているようだが、実は割とどうでもいい。
    私は元々携帯を活用していないので、生活には困らんからである。
    2日間、ノン起動だしな。 ふん

    でも、このメーカーは2度と買わないし、人にもやめとけ、と言う。
    だってこんなん、携帯がないと死ぬ! な人種には致命的だろ。
    てか、この機種を買う人って、機能重視のヘビーユーザーだと思う。
    きっと検索したら、不平不満が結構出てるはず。

    ・・・と、思って今チョロッと検索してみたら
    既にW54Tが発売されてて、電池が弱いって話が出てた・・・。

    まだ懲りてねえんか、T!!!!!!!
    おめえはワンセグ世代の足手まといだよ!

    まあ、携帯は本職じゃないので
    的外れかも知れない苦情はこれぐらいにして
    修理に出している間、代替機を貸してもらった時の話を。

    パッとしないデザインだなあ、と思って、いきなり放置してたが
    数日ぶりのメール (悲しすぎる記述・・・) が着て
    その時に機種名を見たら、W43CA!

    これ、確かぷらちが神機種だと言ってたやつじゃねえか?
    と、じっくりいじくったが、何が良いのかさっぱりわからず。

    でも、支障がまったくないどころか
    何となく、小さいところに気が利いてるというか
    よくわからんが、好感を持てる機種だったよ。

    ショップのおにいさんにそれを言ったら
    「この1個前のは人気機種だったんですけど
     これは地味で売れませんでしたねえ。
     これ、いりますか? ( ← !!!)」 と、言われ
    「くくくくくくれるんか!」 と、驚愕しつつも
    ネットオークションで売れるんじゃ・・・?
    と、皮算用で後ろ髪をひかれつつ、断ったさ。
    私は転売屋じゃねえもん。

    驚くべきは、物珍しさもあって私にしては珍しく
    毎日その携帯を長時間いじくっていたが
    預かって返すまで、1度も充電せず目盛り満タンだったこと!

    カシオって、私の携帯初代機メーカーだったんだけど
    そう言えば4年間使ってて、まったく故障もせず、支障もなく
    何気に素晴らしいメーカーなんじゃねえの?

  • ライオン氷殺ジェット

    この一発変換ができない、面倒くせえ名の正体は
    氷点下スプレーで虫を冬眠させて殺る! という殺虫剤である。

    本当はちょっと違う仕組みだろうが
    私よりも、よっぽど勘違いしてるバカ消費者が多いから

    製造中止になっっちゃったじゃねえかよ!!!!!!!!!

    うちにジーオーケーアイビーユーアールアイ ゴ・キ・ブ・リ!
    が出た事で、パニックを起こして買いに走ったものだが
    買って数日目に、既に回収騒ぎかよっ?????

    しかも、その理由が
    「他の殺虫剤と同様に、噴射剤には可燃性ガスを使用している。
     このため、使用中にガスコンロの火に引火して
     顔に軽いやけどを負ったり、
     風呂釜の火に引火して網戸を焼く火災などが起こった。」
    (by 読売ニュース社会面) だと!!!!!!!

    もう、バカかアホかと!!!!!

    可燃性であろうがなかろうが、スプレーの類は
    火気のあるとこじゃ、ビビって使えんのが
    正しい社会人のあるべき姿じゃねえのか?

    電子レンジもPCも、いつ爆発してもおかしくないのが精密機械!
    DVDはキラキラ面に一瞬でも触ったら、全データ強制消去だし
    カセットロムのキザキザ部分は、バグ製造部位だし
    携帯電話を長時間耳にあててると、電磁波で脳細胞が死ぬし
    電気カーペットは時々放電するロシアンルーレットなんだよ!

    何でこう危機感を持たずに物を扱うかなあ?

    そういう平和ボケ消費者のせいで
    せっかくの殺虫成分が入っていない目出度い殺虫スプレーが
    持ってたら犯罪になる、ご禁制の品扱いだよ!
    ほんと、善良な消費者にとって、いい迷惑だ。

    買ったら説明書きを100回読んで、正しく使え!!!!!
    TVも、「恐いですねえ」 などと、商品を責めずに
    間違った使用者を恐がれ!

    ちなみに、買った後、威力を試したくてウズウズしていたところに
    文字通り “飛んで火に入る夏の虫” で
    小さい蛾みたいなんが部屋に入ってきた。

    元気良く飛び回っているところに、ブシュブシュ噴射したが
    あれ、相手がジッとしてくれないと、氷のムダ使いになるんだな。
    なかなか弱ってくれず、焦ったよ。
    こんなんでジーオー略はやっつけられるんかいな。

    ・・・私が買ったのは、“這う虫” の方である。

    対応虫のところに名前がないし、ジーに効かないんかと落胆したが
    あの素早い動きをちょっとでも止められたら、その隙に!
    という目論みで買ったんだ。

    ジーは飛ぶ虫、這う虫、どっちに分類されるのか、かなり悩んだんだが
    私が使うであろう状況は、ジーが走っている時なので
    (飛んでる時は、同じ部屋にいるのも無理だから!)
    “這う虫” の方にしたのさ。

    それで蛾に噴射して 「効かない!」 など
    私も立派な消費者とは言えない気もせんでもないが
    虫の分類を、“飛ぶ” と “這う” でさせるな!!!!!
    と、逆切れして良いよな?

  • ヘナ続報 6

    最近は、ほどほどにヘナをしてるので
    剛毛に歯止めが掛かって、ありがたいのだが
    毛染めというと、気になるのが色味と色落ちである。

    ヘナは色の選択の幅が狭いのがデメリット。
    カレー粉 (!) を入れたり、紅茶で溶いたりしても
    もちろん劇的には変化はない。

    (いらんものを混ぜるな、と言われそうだが
     ヘナ愛用者はこういう混ぜ物がデフォなんだってば。)

    ま、ザツな性格なので、あれこれ混ぜるのは面倒くさいし
    一番色が入りやすいのは、ヘナ100%をした数日後に
    アムラ、シカカイ、インディゴなどの藍色の天然染料をする事だと
    ヘナサイトで見かけたので、それをやってみる事にした。

    いつもは、ヘナとインディゴが最初からミックスされているのを
    使っているのだが、久々にヘナ100%をする。

    ああ・・・・・、相変わらずヘナ100%だと、髪が朱金・・・・・。
    何でこういう発色になるのかわからんが、まるでマッチ棒だぜ。

    こんな色じゃ恥ずかし過ぎるので
    2日後にはインディゴ100%をせざるを得ない。

    インディゴ100%は初めてだが、使い方はヘナと同じで
    お湯で溶いて、シャンプー後の髪に塗布して
    ラップで密封して、40分から2時間放置し、洗い流す。

    洗い流した後の、あまりのゴワ付きときしみにビビる。
    髪が爆発しそうで不安だったが、乾くと普通。
    どうも、2日前のヘナで緩和されているようだ。
    インディゴにヘナが必須な理由がわかった。

    発色の良さは、確かに別々にやった方が良いとは思うけど
    結構微妙な範ちゅうで、手間を掛けたほどの結果は出ない。

    色落ちは、ミックスタイプだと徐々にその色が薄くなるのだが
    別個にした場合は、まずインディゴの色が落ちる。
    つまり、だんだんヘナの赤が浮き出てくるのである。

    期待したほどの違いもないので、別々にするのも面倒で
    次は別売りのヘナとインディゴを混ぜて使ってみた。

    最初から混ぜて売られているのも、成分を見ると
    割り合いはわからないけど、他に混ぜ物もないので
    同じようなものだろう、と考えたのである。

    しかし実際に混ぜようとすると、実に混ざりにくい。
    色ムラは出なかったが、手触りが悪い。
    しかも落ち方は、混ぜて使ったのに、別々にした時と同じで
    インディゴの色が早く落ち、ヘナの赤が残る。

    最初から混ぜてあるものなら
    こういう落ち方はしないのに、何でなんだろう?
    特殊な混ぜ方でもしているのだろうか?

    わかったのは、わざわざ別々にしたくないのなら
    最初からインディゴ配合のヘナを買った方が良いって事。
    そしてインディゴのみでは、ツヤも出ないし髪がゴワつく。
    ヘナはどうしても必要。

    髪に塗布している時間は、色の発色を考えるなら
    ヘナもインディゴも2時間以上になると、いくらおいても変わらない。
    何時間も塗布して放置は、ヘナのトリートメント効果を期待する時
    だけで、それもあまり大きな違いはないような気がする。

    今まで、天然は染まりにくそうで、4時間放置とかやってたけど
    普通の毛染めと同じような手間だけで、オッケーだったわけだ。
    合成毛染めと違うのは、時間をきっちり守らなくても傷まない
    ってとこで、大雑把な性格のヤツには向いているだろう。

    何か、どんどんやり方がザツになってるけど
    仕上がりは丁寧にやってた時と、まったく変わらないので
    “天然” のメリットって、このアバウトさにもあるんかな
    と、新しい発見をした気分でいる。

    それと、もういっちょ発見。
    ヘナ、完全には色落ちをしないようだぞ。
    ある程度まで色落ちしたら、定着してるようだ。

    退色の仕方が私の場合は、ヘナ + インディゴで
    ブラウン → 朱金 → 灰金 という、何か妙な色になっていく。
    で、灰金色で生え変わるまで定着しているようだ。

    普通のカラーリングをした事がないので、比べようがないが
    毛染めってこういうものなんかな?

    この情報はちょっと怪しいんで、完璧に観察してみたいが
    そうすると数本あって見苦しい白髪も放置になるので、無理。
    期間を空けるのは、やっぱ最長1ヶ月が限界だなあ。
    4週目を過ぎたら色のムラが気になって、ソワソワしてくるぞ。