• ババアの黒ファンデ

    私は地黒だ。

    と思い込んでいたが、どうも元の肌は色白らしい。
    ノーメイクの時に 「色、白いよね」 と言われる事が多く
    目が悪く、自分では鏡10cmの距離でしか
    己のツラを見てなかったので
    何のお世辞やら、と聞き流していたんだが
    ある日ふと集合写真をよく見たら、確かに何かすげえ白いのだ。

    そういえば、顔以外の肌は、首も手もやたら白い。
    ノーメイクで既に合成写真のようだ。
    そんで、顔色が悪い。
    鏡10cmじゃ赤黒いのに、全身像だと青白い印象なのだ。

    この顔色の見え方の違いの原因がよくわからないので
    どうしたらいいか、もうさっぱりである。

    多分、皮膚が薄くなっているので、透明感 “だけ” はあって
    それが色白に感じる要因らしいのだが
    血色が浮き出やすく、しかも血行不良なのですぐ赤黒くくすむ、
    って事なんじゃないかと想像し、試行錯誤を始めた。

    しかし、日焼け止めを塗った時点で、とっくに白浮きしてしまってて
    それをファンデでカバーしようとすると
    言わば、ただれゾンビが肌色ストッキングをかぶった状態? って感じ。

    首の色にファンデの色を合わせようとしたら
    どんなに微妙な調整をやっても、人に指摘されるほど白浮きするので
    思い切って、顔色通りと思える黒い色を買ってみた。

    BAさんには一番明るい色を勧められたが、2段階黒い色を買った。
    黒すぎるなら、今までの白浮きファンデを混ぜればいいだけ
    と、目論んだのだ。

    いっつもいっつも 「これがジャストカラーです」 と勧められ
    真に受けて買うが、結果はリアルスケキヨなんだよ!

    で、全顔にその黒ファンデを塗ってみた。
    肌のアラは、黒い色の方が隠れて良い。

    が、濃い色になるほど、赤みが加えられているようで
    赤銅色の日焼けに近い雰囲気で、塗り終わって自分でも
    (良い方に回って) イタリアマダム・・・? と思ったが
    知人が見た途端、「ギャル?」 と言ってくれた。

       最 悪 ! ! ! ! !

    あああ、何で2段階黒い色を選んだんだろう
    “1段階” という選択肢が何故なかったのか? 私・・・。

    激しく失望しつつも、失敗は成功の母を目指したくて
    前のメイクとどっちがいい? と聞いたら、黒い方がまだ良いと言う。
    なるほど、発光仮面より黒地蔵か。
    やっぱり基本はこれでいくべきだろう。

    誤算だったのは、買ったファンデの質感がとても良く
    他のファンデを混ぜる気になれない事だった。
    実際に混ぜてみたら、フツーのファンデに成り下がってくれたし。

    もう1個、同じやつの白い色を買えば良いのだろうが
    ファンデ1個、使い切るのに1年以上は掛かる。
    それが2個など、絶対に途中で腐らせる。
    物をホイホイ捨てられる性格 & 境遇じゃねえんだよ。

    やれやれ、貧乏は生活上のハードルが数多いもんだ。
    だが、金がねえなら知恵でカバーだ!
    (こういう方向にばっかり行ってるから
     とんでもない間違いを犯してる気もせんでもないが)

    ようするに色の判断って、顔のごく一部でしてるわけじゃねえ?
    と思ったのは、男性芸能人のメイクをTVで見ていてだ。
    男性でメイクをしてる人は、首の方が白い人が多い。
    でも、女性ほどには色浮きが気にならない。

    だから何だっちゅうと、よくわからんが
    とにかく、部分塗り分けをしたらいいんじゃないか? と
    その時にひらめいたのである。
    アイディアはいつも関係ないとこで突然湧くもんだ。

    そこで、黒ファンデは顔の側面のみ、残りは白ファンデにしてみた。
    縦ボーダーの顔面囚人服になった。

    ああもう、いっそのこと、中央部分はファンデなし!
    で行ったら自然になったが、そりゃあ塗ってないからな。

    とにかく、目の下と鼻の横の頬と眉間とあごだけ
    白くすりゃどうにかなる! と
    白部分はファンデではなく下地とコンシーラーで
    (私にしては) ものすごい緻密な塗り分けをしたら
    ようやく黒顔イメージからは抜け出た。

    首との境い目は、首にもファンデをガッツリ塗るしかないが
    あご中央を白めにして、横の輪郭の際には塗らないで済むよう
    頬下からクラデーションにする方が、まだ自然のようだ。
    だって手がな、顔首黒くても手が白いとヘンなんだよー。

    このメイク法、すげえ手間が掛かって
    たかが化粧に何でこんなに命賭けにゃならん、と情けなくなるが
    いや、命まで賭けちゃいないが
    女性は年を取るほど身支度が面倒になる、と割り切るしかない。

    実際、手を掛ければ掛けるほど、余裕のような雰囲気が出るし
    ある意味、それがババアの醍醐味じゃないのか?

    最近、「メイク上手くなってない?」 と言われ、とても嬉しい。
    この言葉は、普通の女性にはあまり褒め言葉ではないが
    何せ私のメイクは 「塗らない方がいい」 と言われてたぐらいで
    逆にメイクによって、お金も美貌 (あるのか?) も
    色んなものをムダにしてたからなあ・・・。

  • ババア美容シリーズの意義

    それは私が2度目のお肌の曲がり角を、ついうっかり曲がってしまい
    激しく落ち込んだのがきっかけである。

    この “お肌の曲がり角” は、1度だけだと思ったら大間違い!
    女性は死ぬまで、何度も何度も曲がりまくる事になるんだぜ。

    もちろん、今でもヨユーで10歳は若く見られる私。
    だがな、若く見られるその年齢差が大きくなればなるほど
    それは年を取ったという証しなのだ。

    ババアはお手入れだけじゃ追っつかない。
    メイク魂にもボウボウ着火せえ!

    女性の後半の美容人生は、一瞬でも気を緩めたら命取り、という
    崖っぷちゾーンを延々歩く事になるのだ。

    美容以外でイキイキ生きていくのもいい。
    だが女性には、必ず美容にまつわる批判が付いて回る。
    「あの人、スポーツ好きで活動的よね。
      でもシミが凄いわよね、紫外線防止って大事ね~。」
    「あの人、凄いキャリアなんですって。
      でも乾燥でお肌ボロボロよね、ストレスが大変そうね。」
    実際に聞くのは、こういう評価のされ方なのだ。

    私はこの会話に好感は持てない。
    1個何か打ち込めるものがあるなら、それでいいじゃん、と思う。
    しかし女性は必ず、美とセットで語られるのだ。

    これが現実なら、受け入れるしかない。
    突っ込まれる隙をなるべく減らすように努力しようぜ。
    あれもこれもと手にして、華麗に高笑いするのさ。

    ま、今の私の状況では
    「あの人、凄い貧乏なんですって。
      でもいつもキチンとしているわよね?」
    と、このレベルが目標で、初手からえれえ底辺で恐縮なのだが・・・。

    さて、そういう崖っぷちババアの美容の方法。
    その知識を得ようとしても、情報が極端に少ない。
    巷に氾濫している美容雑誌は、10~20代向けばかりなのだ。

    30代以降の女性のメイクは、大人の女性向けファッション誌で
    たまにやる気のない美容特集を組むぐらいのもの。
    以前に30歳前後のための美容雑誌ってのがあったが
    2年ぐらいで廃刊になったさ・・・。

    若い女性の美容とババアの美容とは、似て非なるのだ。
    特にメイクは、ババアには鬼門的な事が多いのだ。

    ババアにこそ、美容情報が切羽詰って必要なのに
    何で美容雑誌はババアに目を向けないんだ?

    今10代20代の女性も、いずれはババアになるんだぞ。
    美容情報など、すぐ鮮度が古くなるし
    一生通用する知識などないに等しいのに
    途中でおっ放り出すなよ、ひでえなあ。

    という動機で、世の迷えるババアのために
    私の経験や現状、周囲の人のメイクを参考に
    少しでもババア美容のヒントになればいいな、と思っているのである。

    男性方も、ここを読んで
    彼女や奥さんを美しくしてあげてほしい。

    なお、ここに書く情報は書いた時点での結論で
    もしかしたら正解じゃないかも知れん。
    新しい発見があれば、訂正修正を随時やっていくので
    情報をお持ちの方は、ご指導をお願いします。

    ババアババアと連呼して、気分悪いかも知れんが
    いや、私もな、何て表現しようか悩んだんだよ。
    “熟女” はエロ用語のイメージが強いし
    “妙齢のご婦人” じゃ、笑かしだろ?
    “おばさん” はリアル過ぎて、私自身の心が傷付くわっ!

    て言うか、文字数をとるのがイヤなんで
    “仕方なく” ババアと書いているのさ。
    4文字以下で、変換がなし or 簡単な
    良い単語があったら、提案してくれるとありがたいです。

  • ババアの眉

    眉には流行がある。
    メイクというのは、時勢に乗らないと
    途端に古臭い顔になってしまうので、流行は取り入れるべきだ。

    だが、ババアの眉をそのまま流行通りにするのは危険である。
    ババアの眉を流行に合わせるためには
    長さは、1~2mm単位でのみの調整
    太さは0.5mm程度の調整でどうにかするしかない。

    細い眉は、基本的に老け要素満載。
    どんなに細眉が流行っても、ある程度の太さは死守すべきである。

    眉の色は、明るすぎる茶色は絶対にNG。
    たとえ髪の色が金髪だったとしても
    (その時点でキテレツババア決定だが)
    眉色はダークっぽいブラウンにすべき。

    明るい茶眉は、何故かわからんがすげえ老けて見えるのだよ。
    海苔貼り付けにならない程度に
    グレーのニュアンスを感じる茶にするように。

    鉄則は、眉頭はとにかく自然にボカすって事。
    眉でくっきりラインを残していいのは眉山から眉尻までだけ。

    眉の角度と長さは、一番自由が利く部分なので
    それで流行に沿うといい。
    と言っても、老けない程度ってのが第一条件。

    ジジイはあちこちの毛が、どんどん長くなるようで
    風になびくフサフサ眉を誇っていたりする。

    女性も年を取るとそうなるのかはわからんが
    ロング眉毛になってもならなくても
    眉毛1本1本の長さは1cmは死守してほしい。

    眉を整える時に、眉毛コームで眉全体を持ち上げてハサミで切る
    眉毛カッターを使用する、これ絶対禁止。

    眉は、毛の短い部分と長い部分とあって
    長い部分は、そこだけ密集地帯になっているが
    これはマスカラなどで毛流れを分散させるべきなのだ。

    どうしても密集をどうにかしたい場合、間引くしかないが
    眉毛は抜くと生えてこなくなる種類の毛だそうだ。

    今、自分の作る眉の形が、未来永劫完璧だという自信があるか?
    そのひと抜きが、後悔の元になってる女性をよく見るぞ。

    眉は、「ここだけは私の今後の人生において
    (将来の皮膚のたるみを計算しても) 絶対にいらない!」
    と思える部分のみ、抜く事を許される。

    それでも、“抜き” にはデメリットが付きまとう。
    抜いていたら、その毛穴が色素沈着になった、とか
    内出血なのか、赤い点が消えなくなってしまった
    毛穴が陥没した、毛細血管が浮き出るようになってしまった
    など、よく聞くからである。

    これ全部、眉の話。
    体全部、毛を抜くとこういう危険性があると思うんだが
    眉は目立つから、より一層悩んでしまうんだろう。

    だから眉は出来る限り、ハサミで処理をしよう。
    間引きは、ピンセットなどで1本持ち上げて切り
    1本切ったら、全体をチェックするという
    心臓マヒでも起こしそうな勢いの真剣勝負でいけ!

    黄金法則は、「眉尻は眉頭より上の位置で終わらせる」 だ。
    これを守らないと、下がり眉になってしまう。

    何だか垢抜けない、と思ったら、眉を見直してみい。
    全部普通のメイクをした場合、一番目立つ部分だから
    メイクの出来が眉に左右されるといっても過言ではない。

    眉の形など、人それぞれの骨格によってベストが違うが
    自分の骨格って、わかるかあ?
    私はわからないから、とにかく鉄則だけは守っているよ。
    あと、ヘンな眉メイクの人を反面教師にしている。
    眉、ほんと難しいよ。

    流行は結構、ヘンとか老けは考えられてないものだから
    年を取ったら、自分にとって何が有益かの取捨選択が
    美の分かれ目になってくる。

    ババアは、頭に働く脳みそを詰めてないと
    中身カラッポ、外身ボロボロなど、シャレにならん。
    頭の良い女性ほど美しい、というのは、ババアのための言葉である。

  • ババアのファンデ選び

    ファンデーションを、肌のアラをカバーするものだと捉えると
    色選びで失敗する可能性が高くなるように思う。

    メイクは、キレイにならないと意味がないもので
    ファンデも肌色補正をすべきという話だが
    これは、若くて肌に大した難がない人か
    難があり過ぎて、厚塗りも辞さない人の場合のような気がする。

    何か微妙に顔色が悪い、とか、くすむ、とかで
    メイクテクも持っていない人は、ファンデに頼るべきではない。

    現実では、肌のアラより化粧の厚塗りの方が
    逆に人目を引いて悪目立ちをするからである。

    では、ファンデは何のために必要なのか?
    うーん・・・多分、“きちんと感” を出すためだと思う。

    女性の化粧は、年を取るごとに “社会性” を現す手段になる。
    若いのなら、とんでもないメイクをしてても “遊び” で許される。
    しかし、いい年をした女性がそうだと
    差別用語でしか表現できない印象を与えるし
    ノーメイクだと、女を捨てたか、エコババアにしか見えない。

    「年を取っても身だしなみに気を遣えるのは、人生が豊かな証拠だ」
    という幸せなイメージを相手に与える。

    ただでさえ年寄りは、老後問題や健康問題などで
    いるだけで周囲の人に不安感を与えやすいので
    人生の先輩として、安心感をかもしだす義務があると思うがな。

    では、年を取った女性のファンデはどういうのがいいのか?
    イキイキした幸福感を出すためには、肌が重要。
    だけど、シミシワたるみで、肌はものすごい事になっている。

    これはもう、しょうがない。
    隠しまくっても隠れるもんではないので
    必死こいてあがかない方が、まだ見てて辛くない。

    ババアの肌に必要なのは、ずばりハリ!
    ハリがなくてもあるように見せるために、ツヤが必要になるのだ。

    メイクというのは、照明の補助でもない限り
    余程の厚塗りをしないと、地の色が透けて見える。
    つまりメイクは傍目から見て、ちゃんと化粧品の色だとわかるのだ。

    もし完璧にカバーしたとしても
    その出来立ての美しさは長時間持たない。
    気温、体温の変化、汗や皮脂、表情の動きによって
    必ず肌の上にのせた化粧品は変化するのである。
    それは崩れと共に、“くすみ” となる。

    そこで化粧直しをしようと、肌の上に明るい色をのせても
    どす黒い顔の上に白っぽい化粧品がのってる、としか見えない。

    マットなファンデは、カバー力はあるが
    厚塗りに見えやすく、かえってシワも目立つ。
    そして白浮きしやすいのだ。

    わざとらしく見えがちなカバー力は、この際捨ててしまい
    表情が自然に輝くような透明感を追求すべきである。

    これを考慮すると、薄付きでちょい暗めの
    クリームファンデか、リキッドファンデが最適になる。

    パウダーファンデは厳禁だと断言する。
    試しに顔の左右にそれぞれ
    クリームファンデとパウダーファンデを塗って1日過ごしてみい。
    粉はヨレと浮きが激しいんだよ。

    クリームやリキッドでも、粉体が多いとヨレる。
    時間が経つと、シワにメリメリ入り込むのだ。

    実際ノーメイクの時は、シワはほとんどないんだが
    メイクをするとシワっぽくなってしまうのだ。
    これは絶対に粉のせいだと思う。

    粉体の多いファンデはマットになるから、いずれにしても
    薄付きツヤという、どっちの条件からも外れるのでアウト。

    手持ちのファンデがクリーム、リキッドタイプで
    マットだったら、保湿クリームか乳液、保湿用下地と
    使う都度に混ぜて調節してみてはどうだろう。
    美容液を1~2滴垂らすって方法もあるぞ。

    仕上げのお粉も、シワ部分には塗らないのが鉄則。
    ツヤが必要とは言っても、顔全体がそれだと
    ツヤツヤじゃなく、テラテラになる。
    まるで油ババアなので、顔の側面と小鼻の脇にはお粉を。

    ツヤは、額の中央と頬中央のみ。
    その部分だけ、メイクの最初に細かいパール入りの下地を塗り
    メイクの最後に、ツヤが出るクリームを薄く置く。

    わざわざ買いたくない or 専用のを持ってないなら
    パールラメなし無色の保湿用下地クリームで代用できる。

    ワセリンは紫外線がどうかと思うし
    オイルなら、紫外線カット効果のあるものもあるが
    (オリーブオイルやホホバオイルなど)
    オイルはメイク落としにも使うので
    メイクの崩れに不安があるから、どうかなあ。

    何故仕上げがパールなしかと言うと
    パールやラメはシワが逆に目立つからだ。
    ババアのツヤは、金属系キラキラではなく
    水分っぽいしっとり潤い系のツヤが理想である。

    最初のパール下地は、2段構えで念には念を、の意味で
    上にファンデを乗せるので、パールがそう浮き出ないってわけ。

    最後に、普段のお手入れはもちろん、メイク前の保湿もきっちりと。
    乾燥肌の人はやってるだろうが、皮脂が凄いという人は
    自分の油に惑わされて、落とすケアばかりしていて
    保湿がきちんと出来てなく、肌が薄くなってしまっている人も多い。

    皮脂崩れをするからと、パウダーファンデやお粉の
    粉体多用のメイクをしているのなら
    保湿重視のお手入れとメイク用品に変えてみると
    驚くほど、化粧持ちが良くなるぞ。

    これらの考えが、私のファンデ選びの基準になっているのだ。
    塗りのテクはともかくも、理論的にはアリだと思うが。

  • 赤ちゃんポストに幼児

    赤ちゃんポスト稼動第1日目に、3歳幼児が入れられ
    関係者は動揺している。

    このニュースを聞いた瞬間、不謹慎だが笑ってしまった。
    “赤ちゃん” ポストと言うから
    皆、赤ちゃん専用だと思い込んでいて
    赤ちゃん以外が入れられるなど、誰も想像してなかっただろ?
    いやあー、さすがドグラは一般人の予想の斜め上をいくもんだな。

    3歳児は父親の名前も言えるそうだが
    熊本市は探す事はせず、不問に処すそうだ。
    遺棄にはならないのが、ちょっと納得がいかない。

    何となく、離婚して子供を引き取ったはいいが、育てるのが困難で
    でも、あんな女 (元妻) に渡すぐらいなら・・・
    ってパターンのような気がする。

    最近気付いたが、慈恵病院だっけ?
    マリア像のレリーフが赤ちゃんポストの隣にあったけど
    あそこはカトリック系の病院なんだな?
    それで、なるほど、と思った。

    厳格なカトリックというのは、避妊も禁止されてるんだ。
    中絶じゃないぞ、避妊だぞ。 (中絶も禁止)

    熊本は切支丹の歴史があるせいか、キリスト教信者が結構多い。
    子供が4人いて、5人目を妊娠してしまい悩んでいた人がいて
    何でかと思ったら、カトリック信者で
    避妊行為も中絶も禁止されているのだそうだ。
    そりゃ、ヤらないしか手はないなあ・・・と、不憫に思った。

    カトリック系の病院が、そういう人たちのために
    赤ちゃんポストを設置するのは、ありえる。
    善意は悪意で裏切られるのが常で
    現実には信者以外の人が大いに活用しそうだが。

    それはさておき、今回の騒動で
    赤ちゃんポスト自体に衝撃を受けて
    目を向ける事を忘れていた問題が浮上した。

    とにかく赤ちゃんを助ける事に重きを置いてるようだが
    その後はどういうシステムになってるんだろう。
    養護施設みたいなものと連携しているのか?
    だったら、「3歳児を施設に送った」 って報道は何だ?

    そういや開設前に、赤ちゃんが入れらた場合は
    「いつか親が引き取りに来られるように、何かの目印?を」
    みたいな説明をやってたよな。
    という事は、養子斡旋はしないんだ?

    どういう事?
    赤ちゃんを助けて、その後どう養育するんだ?
    養子の選択肢なしに外部施設に丸投げ?

    ここが一番大事な部分じゃないか?
    正直言って、捨てた親の気持ちなど、どうでもいい。
    捨てられた赤ちゃんが幸せに生きられる事だけを考えるべき。

    「後から引き取りに来た場合」 など、考える必要があるのか?
    捨てたくせに何を言う、ひとりで苦しんどけ、と思うのは非道か?

    いまだに事情もあまり知らないくせに、あーだこーだ言ってるのだが
    ちょっと安易に捉えていたかも、と
    改めてこの問題に対して、考えさせられた。

    赤ちゃんポスト、どういうシステムなんだろう?

  • ローラ・メルシエのファンデ

    私が考えるババアのファンデの条件は、薄付きツヤあり。

    私の肌は、皮脂防止のケアを続けたせいで
    角質層が薄くなってしまった、キメのない肌である。

    キメがないので、ファンデが留まらず
    塗ってる最中から、肌の上を滑る。
    これはファンデだけじゃなく、コンシーラーも。

    リキッドタイプだと、叩き込んで何とか、という感じで
    パウダーファンデなら、ブラシで乗せるしかない。
    クリームファンデは乗っても、時間が経つとヨレてシワに入る。

    これが今までファンデを買っても
    結局は付けなくなって腐らせる最大の理由だった。

    お粉だけでは、見た目も肌の乾燥的にもキツくなってきたので
    本腰を入れてファンデ探しをしていたのだが
    年相応のブランドのファンデだと
    ツヤをうたってはいても、どうしても厚付き志向である。

    なかなか思うような使い心地のに出会えず
    薄付きの有名どころで、RMK、ルナソル、アルマーニあたりを
    狙ったが、どうも保湿に不安がある。
    そこで、ちょい前から話題のローラ・メルシエに目を付けた。

    「ティンテッド モイスチャライザー」 40ml ¥5250
    チューブ入りのクリームファンデである。
    これが、スポンジで塗っても筋にならず
    私のキメのない肌にもちゃんと定着するのだ。

    まず、ファンデ自体に粉体を感じさせず、透明感がある。
    似た感じの透明感に、ランコムのフォト何たらという
    リキッドファンデがあったが、こっちは筋になった。

    特筆すべきは、ヨレてシワに入り込むのが最小限。
    ヘタをすると、塗った直後にお粉を乗せようとした時点で
    シワに筋に溜まってしまっているファンデも多いのに
    このファンデは、時間が経ってもそれがほとんどないのだ。
    もちろんほんの少しはシワに溜まっているが、目立たない。

    これは多分、ファンデに含まれる色素みたいなものが
    それだけ少ないという事ではないだろうか。

    肌色の保湿クリームといった感じで
    ツヤもかなりあるが、カバー力はまったくない。
    何度もスポンジで叩いて重ね塗りをすれば、塗った感は出るが
    遠目に見た時の肌のイメージ操作ぐらいに考えておくべき。

    肌に合う色のファンデがなく白浮きする
    塗り方がヘタで厚塗りになり、崩れると汚くなりすぎる
    という理由で、ファンデが嫌いな人で
    いっそティント乳液 (肌色乳液) にしようか
    と悩んでいるなら、このファンデはお勧めである。

    ティント乳液は、粉体の粒子が粗く感じるのが多いけど
    このファンデなら、粒子うんぬんを感じさせないからだ。

    不安は、真夏の湿度や皮脂に耐えうるか、という点だが
    予想としては、きっと無理。
    崩れても汚顔にならない代わりに、すぐスッピンになるだろう。

    でも、これがこんだけ良いので
    ローラ・メルシエの夏用ファンデにも期待が持てると思うぞ。
    私は保湿力とツヤを手放したくないので
    下地やお粉で調整しつつ、これでやってみるつもり。

    それにこれ、保湿力からいっても、すぐ腐りそうなので
    ひと夏使わずの保存は厳しい気がする。
    秋~冬に最適で、私は買った時期が悪かったな。

    このファンデと一緒に買ったものもレポ。

    パールの発光作用によって肌をカバーする
    筆ペン式のコンシーラー
    「シークレット ブライトナー」 ¥4400

    YSLの 「ラディアントタッチ」 と似てるけど
    こっちは太刀魚のような輝きで、ちょっと固めの液。
    ラディアントタッチは2本使ったけど (インネンすまんが)
    匂いがゴミ臭いし、効果がいまいちわからなかったので止めた。

    こっちはちゃんと小鼻の脇にも引っ掛かるので、効果がわかる。
    ただ、塗りすぎるとサバ顔になる。

    ルースタイプのお粉
    「ルースセッティングパウダー」 ¥4725
    色はトランスルーセント、透明という意味だけど
    こう名付いてても、全然透明じゃないパウダーが多いのに
    これは色が出ないので、浮かずに、ヨレても目立たない。

    保湿力とキレイさは、ファンデで惑わされてるから、わからないが
    他のファンデの上に塗っても、多分主張はしないと思う。
    粒子の細かさは普通。

    ファンデ直後、お粉の前に塗るクリームタイプのチーク
    「クリームチークカラー」 ¥3150 色名コーラルキャニオン
    以前買って放置して腐らせたニナ・リッチと比べると
    すげえ自然でムラ付きが少ない。

    色の出は、割にしっかり濃い目に付き
    色持ちは時間経過でやっぱりくすむけど、パウダーチークよりマシ。
    ブラシ塗り推奨だけど、指塗りでまったく支障なし。

    塗ったらサラサラになるクリームチークが主流の中
    これは塗ってもシットリのままなので、保湿重視メイクには良い。

    そして、一番気に入ったのが、仕上げに塗るツヤ出しクリーム
    「シークレット フィニッシュ」 30ml ¥3465ぐらい?
    ワセリンっぽい質感のクリーム。

    全顔塗りは、寒い時の肌パリパリうろこ皮剥けを防止するし
    部分塗りだと、自然なツヤを出してくれる。
    メイクで疲れた肌のシワも目立たないよう予防してくれる。
    崩れが早いんじゃ、という不安も杞憂だった。

    化粧直しにも使えるらしいけど
    必ずメイクの最後に塗らないと、他の化粧品が乗らないそうだ。

    ベタつくので、真夏は不愉快かも知れないが
    下に塗った化粧品を崩さないので
    案外乾燥する日焼け止めのフォローに使えると思う。

    容量の割に使うのはごく少量で済むし、これまた腐れが心配なので
    鎖骨や肩、ヒジヒザ、腕足のラインなど
    体にも部分的に使って消費せんと、追っつかんぞ。

    何やかんや、ローラ・メルシエで嬉々として
    思わぬ散財をしてしまったが、ひとつ苦言を。

    ローラ・メルシエにはサンプルがないそうだが、何でだ?
    カウンターでの試し塗りだけでは誤算も多いのに
    何でサンプルを作らないわけ?

    今回は久々に買って良かったと、一片の曇りなく思える品揃いで
    商品自体には文句は1mmもないが
    それでもサンプルがないなど、ちょっとメーカーの姿勢を疑うわ。
    アレルギー持ちの人も多いってのに。

    自信があるのなら、なおさらサンプルが何の不都合になるんだ?
    私は今回の品はサンプルで試しても、必ず現品を買いに走ったぞ。
    今時サンプルがないなど、どんな大層な言い分をくっ付けても
    利益重視か、ケチ臭いとしか思えんわ。

    せっかく商品も良く、BAさんもナチュラルメイクで親切なのに
    肝心のメーカーがそれだと、かなりのマイナスイメージになる。
    現場の足を引っ張る経営をすな!!

    関連記事: 07.8.3 ローラ・メルシエ続報

  • ファンデーションの塗り方

    化粧品の知識はあるが、テクがない
    塗れば塗るほど汚くなる

    などの理由で、長年ファンデと決別していた私だが
    最近になって、ファンデの役割りとは
    シミひとつない美しい肌に見せるものではないのではないか?
    という根本的な疑問が湧きあがった。

    というのも、年を重ねると、どうしても肌がくすむのだ。
    もちろんこれも下地やコンシーラーやパウダーでどうにかなる。
    だが、そんな手間を掛けるより、ファンデで手順を減らした方が
    ラクじゃねえの? と、思い立ったのである。

    目が悪いから気付かなかったが
    ファンデを塗った肌は、遠目に見てこそ威力を発揮するようだ。
    塗ると塗らないとでは大違い! のような気がする。

    自信なさげに言ってるのは、目だけでなく
    頭まで悪いので、違いがよく見比べられないのだ。
    周囲の女性は、厚塗りかスッピンかテキトーのどれかだし
    良い指導者がいないんだよな。

    私の独学ほど、間違った方向に進むものはない
    と、長年の痛い目でわかっているので
    ファンデを買うとしたら、ここ! と決めていたブランドに
    大人しく行く事にした。

    土日の化粧品カウンターは混んでいるので平日に行く。
    何か、空き過ぎ。
    客、ほとんどいねえ。 どういうこったい?

    目当てのカウンターに行くと、BAさんが即行話しかけてきた。
    そりゃそうだよな。
    ガラガラのフロアをエスカレーターを降りた途端
    脇目も降らずにズカズカ直行だ。
    買う気満々なのが丸わかり過ぎだぜ。

    BAさんに事情を説明し、ファンデを選んでもらう事にした。
    カウンターでメイクをしてもらうのは
    凄く間が持たないので苦手なのだが、そうも言ってられない。
    それに、そのBAさん、凄くキレイなメイクなのだ。

    化粧品カウンターのお姉さんは、美人揃いなのだが
    自社製品の色味をアピールするという理由をさっ引いても
    とてつもない厚化粧の人が多く
    そういう人にメイクをして貰ったら
    自分も、どこの舞台? みたいな顔になりそうで恐いのである。
    今回のBAさんなら、普通のメイクをしてくれそうだ。

    とにかく、雑誌ではわかりにくい力加減や塗り方を学びたいので
    片手に手鏡を持ち、質問攻めにしつつメイクをして貰った。

    そこで判明したのが、・・・・・自分のザツさ・・・・・。

    いや、もうこれは、そうだろうなー、とは薄々感じてたんだ。
    私はメイクにはものすごく時間を掛けるのだが
    長時間ザツにやっても、丁寧には仕上がらないようだ。
    てか、ザツの積み重ねで、余計に汚くなるだけだ。

    ファンデの量は、顔半分でクリームファンデでパール粒大1個ぐらい。
    それをスポンジで、顔の側面から滑らせるように塗っていき
    顔の中央部分はスポンジに残った分を軽くなじませるだけ。

    つまり、パール1個分をスポンジに取り
    左の顔の側面を上から下に塗りおろしたら
    頬の中央まで内から外に塗り、額半分、口回り、あご。

    右半分を塗る時に、またパール1個分のファンデを取り
    同じ手順で塗り、最後に鼻とその周囲をなでる。

    自分では、その逆で、一番濃くしたい中央から広げていた。
    しかも指で塗った後に、スポンジで何度も叩いてなじませていた。

    何故顔中央を薄くするのかと疑問だったが
    カバーしたい部分は、コンシーラーを広域塗りするのだと。
    コンシーラーって、隠したい部分にピンポイントだと思ってたよ。

    まず、筆ペン式でパールの光でカバーするリキッドタイプの
    コンシーラーを塗り、その上にクリームタイプの
    伸びのいいコンシーラーを重ねるのだ。

    下まぶたの際ギリギリから、クマが出来る部分、シミ部分
    そして、ファンデがほとんど塗られていない
    鼻の脇から頬の中央部分、口角にそれを塗った。

    一見、厚塗りになりそうに思えるが、BAさんは
    塗る分量を 「え? それだけ?」 という少量にしていた。

    筆でスッスッとかすれ気味に斜めラインを引いていき
    それを指先でチョチョッと瞬間押さえてなじませるだけ。
    どう見ても、それで厚塗りには見えない。

    仕上げのパウダーも、パフに少量を揉み込み揉み込み揉み込み
    ファンデと同じ順番で、顔の側面から中央にポンポンで終わり。
    こっちはつぎ足しなしで、「それで付いてるの?」 ってほど。
    これで仕上がりの濃さは、自分のいつものメイクと変わらなかった。

    私の場合は、何でもドバーッと大量に塗り
    指先やスポンジでトントントントン叩きまくって
    余分な分をゴッソリ落とし、結果薄化粧になっていた。

    ものすんげえムダな量と時間な上に
    大量にのせたものを取りつつなじませる過程で
    ヨレたり、取り過ぎたり、調節が難しいわけだ。

    何でこういう方法でやってたんやら、自分でもよくわからん。
    ほんと、素人の勘違いの思い込みって、あらぬ方向に突っ走るよな。

    今回は、“正しい塗り方” を習いに行ったけど
    そこのブランドは、特殊な塗り方だと思う。
    他のブランドだと、また違った手順だからだ。

    分量は凄く勉強になったし
    この塗り方の違いでも、メイク法って割に何でもありかな、と思った。
    (また妙な方向に納得してるような)

    ファンデが噂に違わず、凄く薄付きで良かったので即購入。
    しばらく使って、後日レポートしよう。

  • NGエロワード

    下ネタかも知れんが、いたって真面目な内容なので
    と、前置きするようになった私
    気遣いのできる立派なオトナになったなあ (自己陶酔)。

    残念な脳みそなので、セクハラどころか
    痴漢にもまったく気付かない私だが
    普通に使われてるのに、すんげえ嫌悪感を感じる言葉がある。

    まだ初々しい乙女だった頃、エロ話で盛り上がってた時に
    場をさえぎるのを覚悟で、友人たちに思い切って訴えた。

    「気持ち悪いから、それやめてほしいんだけど・・・」
    「え? 何?」
    「“抱く” って言う表現、やめてくれない? すんごい嫌悪感。」
    「・・・? ごめん。 じゃあ、何て言えばいい?」
    「“一発ヤる” って言い方で。」

    この時、周囲の反応は意外なもので
    全員が 「ズゴーーー!」 と
    まさにマンガのオチのように、ずっこけていた。

    その後、またまた予想外の反応で
    「あんたの方が下品だ!」 と、しこたま怒られる。

    でも、真剣にイヤなのだ。
    すげえ、いやらしく聞こえて、マジで鳥肌。
    “一発ヤる” の方が、スカッと爽やかで良いと思わんか?

    何故この言葉が気持ち悪いのか、自分でもわからない。
    TVでもよく聞くけど、聞く度にゾゾーッとする。
    女友達が口にするのもイヤなぐらいなのだ。

    下ネタは平気な私にも、NGワードは多い。
    特に、上品ぶった隠語っぽい言い回しにゾッとする。
    医学用語 (?) で言えばいいじゃん、と、よく思う。
    こういう気持ち悪い言い回しって、エロ本からきてると推測する。

     : ここで、単語を例にあげ連ねていいものだろうか?
     : と、しばし悩んで、自粛することに決める。

    事例を書かないので、何を言いたいのかわからんだろうが
    男性諸氏は、エロ本やAVで使われるような言い回しを
    普段使いしなければいいだけの事。

     : と、偉そうに書いていて、ふと思ったが
     : 果たして “抱く” (ああ、文字で書くのもイヤ!) は
     : AV用語なのか? という壁にブチ当たる。

    あああーーー、アリ地獄にどんどんハマっていく気分ーーーーーっ

    この話題は私の手に余る!
    リアルで話しているのなら、物凄い勢いで熱弁をふるうのに
    こういう場では、書いて良い事と悪い事の判断が付かんーーー。

    すんません、長々書いた労力がもったいないので、消したくない上に
    今更、軌道修正する気力もないから、このままアップする。

    計画性がないんか、慢心してるんかわからんが
    言う気満々で書き始めて、途中で我に返り動揺し
    結局グダグダになって、中途半端に終わる
    って流れが多いけど、これ、どうにかならんのかあ?
    (書いてる本人にだけは言われたくないだろうが)

    都合の悪い状況をも丸くおさめる能力が
    今、心の底から欲しいぞーーーーーーーーーーっっっ!!!!!

    でも、言いたい事は何となくわかるだろ?
    ほら、「何でそういう言い方するの?」 って思う事とか
    「うわ、下品ーーー」「キモッ」 みたいな

    ・・・・・とか蒸し返すと、余計に墓穴を掘るからやめる・・・。

    フォローのつもりでも、何の救済にもならないかも知れないけど
    どっかで聞いたか読んだかした笑い話を苦し紛れに一発。

    「セックス中に 『どこに何を入れてほしい? ニヤニヤ』
     って言うヤツってイヤだよねー。」

    「そういう時にはね
     『あなたのお金を私の財布に入れてほしい・・・』
     と答えるのよ!」

  • 騒音車

    近所で工事が始まって、一日中うるさい。
    削岩機の音などを聞いていると、狂暴な気分になってくる。
    人は環境が悪いと犯罪に走りたくなる、というのも何となくわかる。

    でも、それはお仕事だからしょうがないが、我慢できない騒音がある。
    それは車やバイクの改造マフラーの爆音。

    うちの前の道を、よく通る騒音車がいる。
    車2台とバイク数台。
    それぞれ個別に、毎日通っている。
    TVの音が、その爆音のせいで聞こえないほどうるさい。
    映画の放映とか観てたら、もう台無し。

    道を歩いていて、後ろから騒音車が来てるなあ、と思っていたら
    真後ろでいきなり意味なくふかしやがって
    心臓が止まるかというほどビックリされられたあげく
    耳がキンキンした後、痛くなった事もある。

    ババア、いや、若いとは自称出来なくなった女性は
    マジ、身体機能に後遺症が残るんだから
    ヘタすると、機能停止しかねんから
    そういうイタズラ?は、真剣にやめてくれ!!!!!

    1台でも通り過ぎるまでイライラさせられるのに
    数台一緒だったら、どんなに苦痛な事やら。
    角材を投げて暴走族を殺した人の気持ちがよくわかるぜ。
    持ちたくもない憎しみが湧いてくるんだよな。

    あくどい事を書くが、騒音車はエアガンで撃っていい
    って法律で許可してくれんかあ?
    ほんっっっと、あんなん近所にいたらたまらんぜ。

    「誰でもいいから殺したかった」 とか言うヤツも
    騒音車を選んで殺ってくれんかあ?

    TVの “警察24時” みたいな番組で
    警察は暴走族に対して、ゆるゆるな取り締まりをやってるけど
    あれはTV放映上の建前で
    本当はもっと徹底的にやってくれてるんだよな?

    私は取り締まりで暴走族が死んでも、非難はせんぞ。
    てか、どんどんやってもらいたいぐらいだ。

    あんなん放置しててもロクな事にならんぜ。
    たまに 「元族だけど、今は真っ当」 って経歴の人もいるけど
    それは数少ないミラクルだから。

    てか、散々他人に迷惑を掛けておいて
    やっと “普通” になったら、それでチャラなんて冗談じゃねえ。
    過去の罪を自覚してるんなら、贖罪せえ!

    そもそも “元族” など、いくら社会的になっても
    いつまでも過去の “ヤンチャ” を勲章にしてるじゃん。
    恥と思ってるなら、人には言えないし
    罪の意識がないのなら、族の当時と変わらず
    たまたま偉くなれたってだけじゃねえの?
    そんなん更正じゃねえよ。

    警察は何で騒音車を厳しく取り締まってくれないんだろう。
    どんなにすっとんきょうなドレスアップをしてても
    自爆は本人の自由 (整備不良という立派な交通違反) だが
    音だけは周囲の激しい迷惑なのに。

    すっとんきょう で思い出したけど、チョッパーって知ってるよな?
    (昔これを言ったら、古臭い呼ばわりをされたけど
     今、これを何で言うんだよ?)
    軽く解説すると、アメリカンタイプのバイクの
    ハンドルを長く伸ばす改造。

    これをやたら伸ばして、バンザイ状態で掴んでるヤツをよく見かける。
    後ろから見ると、服が風で張ってムササビにしか見えない。

    あれでよくハンドル操作が出来るもんだ。
    腕が天に向かって伸びきっているんだぜー。
    風圧も凄いだろうし、実は筋力モリモリなのかも。

    それがババババババ (服のなびく音) と通ると
    凧に乗ってるのに飛べず、地面スレスレを移動してる忍者を連想して
    見る度に、笑いたくてしょうがない。
    周囲の通行人も 「はあ???」 って顔。

    ちなみに、こういうヤツはひとりではない。
    どこぞで流行っているんだろうか?
    あれの何が格好良いカテに入るんだろうか・・・?

  • エアコンクリーニング

    06.8.8 の エアコン修理記 に書いた業者さんに
    暑くなる前に、エアコン掃除をお願いした。

    2台で30000円はいいけど
    5時間掛かって、接待 (?) 疲れしたぜ・・・。

    んで、その時に業者さんに聞いた意外な話。

    まず、エアコンは自分で掃除しちゃいけないそうだ。
    洗浄スプレーは以前に書いたように、もってのほか。

    内部だけじゃなく、外側も液体洗剤で拭いたりしても
    水分が内部にたれて、部品を錆び付かせる場合があり
    故障の原因になるって事が凄く多いそうだ。

    なるほど、掃除不要のエアコンなんか
    これを阻止しようとしてるんかな。
    でも、外側の汚れは気になるし、乾拭きには限度があるだろうし。

    そして、もっと驚くのが、フィルター。
    これ、汚れて詰まっているぐらいが一番良いそうな。

    フィルターの目が詰まっていると、通気が悪くなり
    モーターが通常以上に回って
    電気消費量が上がるんじゃないかと聞いたら、逆なんだと。

    フィルターを通り抜けて、内部の部品にホコリが付くと
    それこそ、モーターの回転に力が必要になって燃費が悪いし
    ホコリ自体で、故障しやすくなるので
    フィルターは適度に目詰まりさせておくのが一番らしい。

    適度に詰まるのは、家庭それぞれで期間が変わるけど
    たまに軽く掃除機でフィルターのホコリを吸い
    エアコンに液体系は使わないように、と、きつく指導された。

    私、フィルターを外して、網戸用の泡洗剤を吹き付けて
    (これが一番ラクでキレイになるんだ)
    風呂場にしばらく放置して水洗い、その後乾燥、という事を
    10日に1度ぐらいのペースでやってたよー。

    無精者には福音のような良い話だが
    本当にそれで良いんだろうか?
    でも専門家が言う事だし、素直に聞いてきた方が吉かも。

    しかし、長時間のこういう修理や掃除の依頼って
    すんげえ間が持たないよな。

    かといって、始終話しかけても仕事の邪魔になる。
    一番いいヒマ潰しのネットもゲームも、最上級に気が引ける。
    他人にお願いしているので、自分が横でくだらん事をしてると
    ものすごーーーく、申し訳ない気分になるんだ。

    一番言い訳が立つのが、勉学でもする姿勢なんだろうが
    この年で一体何の勉強を、と、かなり無理目。

    一度、男性ふたりが工事に来ていた時に
    キッチンのテーブルで、ゲームのデータメモを作っていたのだが
    何かふたりとも、こっちをチラチラ見てニヤニヤしている。

    離れた場所なので、私が書き物をしているのはわかっても
    何を書いてるのかまでは見えないし
    格好もまともにしていたので、ニヤ見される理由がわからない。

    「私がナイスバディだから色目を使ってたのね」 とかいう
    自賛方面の脳内変換も、普段ならできない事はないが
    何せ、こっちがお願いしている状態だから
    そこまで高飛車な気分にもなれず、とても不愉快だった。

    こういう経験もあるし、それでなくとも
    私が普段好んでやってる事って、人前では出来ない類が多いので
    しょうがなく、見たくもねえTVをボーッと眺めるしか出来ない。

    うちのかあちゃんは、今で言えば元セレブなので
    お手伝いさん慣れしていて、人に物を頼んでいるのに
    とても自由に自分の時間を過ごしていた。
    私は (まったく関係ないのに) 横でオロオロする。
    育ちが違う、ってのは、こういうとこに現れるんかいなあ。

    一度、母の元にお手伝いに来ていた人に
    こういう時は、頼んだ側はどう過ごすのが良いのか、聞いてみた。
    当然、「自由にしていていいんですよ」 という答だった。

    が、ヘンな客話などもついでに聞かされ
    こうやって伝達されるから、ウカツな事は出来ないんだよーーー
    と、余計にどうしたらいいかわからなくなったさ。

    5時間、TV画面を見っ放し・・・辛かったぜ・・・。