• インナードライ

    私の肌質は、元は水分正常、油分多めのオイリー肌だったのだが
    油分抑えのお手入れをする内に
    水分少なめ、油分多めのインナードライ肌になってしまった。

    これは、肌の部分によって状態が分かれる混合肌とは違う。
    肌内部は乾燥していて、肌表面に脂が浮き出るのが
    インナードライ肌である。

    脂浮きが気になるので、保湿をおろそかにしがちで陥る肌質。
    その解決策としては、角質を取るお手入れを一切やめ
    化粧水を大量に与えて、クリームで蓋をする、という方法がある。

    朝は石鹸を使わず、水のみで顔を流すだけ
    化粧水でしつこくパッティングし、クリームを塗る。
    夜のメイク落としは、ミルククレンジングのみで石鹸を使わず
    その後、化粧水でコットンパックをし、クリーム。

    ここで疑問が起きるよな。
    まず、ミルクタイプのクレンジングは、メイクが落ちにくい。
    しかも、朝も夜も石鹸を使わずに汚れが落ちるのか?

    とりあえずやってみたが、もちろんさっぱり感はなく
    それどころか、肌が髪の毛に触れるだけで赤いプツプツができるほど
    敏感になってしまった。

    これは多分、落としきれていない皮脂で
    皮膚が過敏になっているんじゃないか、と判断。
    そこで、朝は水のみ、夜の洗顔を石鹸で
    メイクをした時は、洗い流せてW洗顔がいらないタイプのにした。
    これで過敏さは治まった。

    次は、蓋の役目のクリーム。
    最初はオリーブオイルを使っていたが、これ、私の場合は乾燥するのだ。
    肌の上にはオイルがヌルヌル乗っているけど
    内側はパリパリ、って感触。
    美味い天ぷらやフライのようなもんだ。

    クリームもあれこれ試したが
    共通して、オイルはヌルヌル、クリームはベタベタ、って感じなので
    これは好みや満足感で選ぶしかないだろう。

    あーだこーだ買ってたが、何か途中で消費がバカらしくなって
    皮膚科で貰ったザーネ、ニベア、アノンコーワクリームにした。

    ザーネはニキビができる。
    ニベアは良いんだが、大量に塗ると毛穴が詰まる。
    アノンは不思議なぐらいベタベタしないんだけど
    使い続けていると赤いブツブツができる。

    この反応は、私の肌質と、多分つけ過ぎによるものだと思う。
    ごく微量なら、すごく良いと思う。
    特にニベアは、某高額クリームと成分や使い心地がそっくりらしいし。

      <ドゥ○メールの成分>
     水、ミネラルオイル、褐藻エキス、ワセリン、水添ポリイソブテン
     マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール
     ライム果汁、パラフィン、エタノール、硫酸Mg,オレイン酸デジル
     ジステアリン酸Al、オクチルドデカノール、香料、クエン酸
     ステアリン酸Mg、パンテノール、安息香酸Na
     水添野菜油、シアノコバラミン、カロチン

      <ドゥ○メールにしか入っていない成分>
     褐藻エキス、ライム果汁、エタノール、水添野菜油
     パンテノール、シアノコバラミン、カロチン

      <ニベアにしか入ってない成分>
     ホホバ油、スクワラン、シクロメチコン

    特筆すべきは、この安物クリームたちを使い始めて
    脂浮きがものすごく減ったという事!
    脂は油で押さえ込め、ってのは本当だった!!!

    そして、皮脂による酸化や炎症が減ったせいか
    赤黒くなってた顔色が、白くなってきている。

    (これでどこが美肌なんだよ? と、思われそうだが
     毛穴の凹凸や、シワがないんだよ。)

    もういっちょ疑問なのは、化粧水の存在。
    いくら与えても、または省いても、変化がない。

    もしかして、化粧水、いらないんじゃねえの?

    この疑念がどうしても拭えないので
    今度は、馬油 → 水スプレー → 安物クリーム
    というお手入れ法にしてみる。

    成分の事を考えだすと、やっとられんのだが
    あれこれと悩みつつ、試行錯誤をしていると
    本当は肌にとって、化粧品って良くないのかも・・・
    という疑惑が、どうしても出てきてしまう。

    お手入れという行為が、楽しくてしょうがなくて
    ずっとあれこれ化粧品を使っていきたいんだけど
    それが肌をいじめているとしたら、本末転倒だよな。

    この疑問はまだ答が出ていないが
    万が一、お手入れという快楽を取るか、肌の健康を取るか
    みたいな結論になったらヤだなあ。

  • エビータのファンデ

    普段はファンデーションを塗らず
    日焼け止め + 下地クリーム + 粉 だけで、メイクしていた私だが
    ここへきて、ファンデーションも必要じゃないのか、と迷い始めた。

    いや、実は最近、肌の美しさに自信がなくなってきたのである。
    色ムラやくすみが気になり始めてなあ・・・。

    私のファンデに対する要望は
    ツヤと透明感が出る薄付きのクリームかリキッドタイプ。
    ファンデってのは、長く保存が利かないので
    いつもほとんど使わずに腐らせていた。
    だから、腐らせ前提で安い事。 3000円以下だな。

    この条件に合うファンデを検索していたら
    一部で話題になっているものを見つけた。
    カネボウのエビータというブランドのクリームファンデである。
    ツヤツヤな仕上がりらしい。

    エビータ・・・?
    確か50代ターゲットのブランドじゃなかったか?
    でも、ババア向けはしっとりタイプなはず
    だからツヤが出るんかな。

    と、ちょっと怪しかったが、2100円らしいので
    スーパーに行くついでに、モール内のお店に寄ってみた。

    カネボウのエビータは、セルフ販売コスメである。
    販売のおねえさんを相手にしなくていいから、気軽に買え
    人件費が掛からないから安い、ってのが利点。

    エビータコーナーでクリームファンデを探すが
    パウダーファンデとリキッドファンデしかない。
    あれ??? と、動揺していたら
    「何かお探しですか?」 と、店員さんがやってきた。
    見ると胸にカネボウの札をつけている。

    セルフなのに何で? と、驚いたが、ここぞとばかりに聞くと
    エビータには、パウダーとリキッドしかファンデはないと言う。
    ネット情報、いい加減じゃねえか!
    でも、面倒だし試しに買ってみよう。

    「これをください」 と、店員さんに言うと
    「何故それを?」 と、聞かれた。 50代用だもんな。
    「評判が良いので、ぜひ使ってみたいんです。」 と言うと
    店員さん、「そうなんですか?」 と、意外そうな顔をした。

    店員さんのその反応と、指がめり込みそうなすごい厚塗りの化粧顔に
    一抹の不安を感じたが、ものは試しだし、2100円だし
    と、自分を説得する。

    帰りに 「このサンプルも使ってみてくださいね」 と
    渡されたスキンケアのサンプルセットは
    やはりババア向けブランドで、もしかして
    「こいつ、若作りしてるけど、実はババアかも?」
    などと思われたんじゃないだろうか?
    と、とてつもなくガックリさせられた。

    帰宅してすぐ、買ったファンデを使ってみた。
    以前、腐らせたランコムのリキッドファンデぐらいしか
    比較できる材料がないので、それで言うが
    ツヤなし、透明感なし、厚塗りな仕上がりになった。
    あの店員さんの化粧顔と同じだ・・・・・。

    ファンデの伸びも固めなので、全顔に塗るのなら
    下地クリーム5 : エビータファンデ1 の割り合いで混ぜて
    やっと自然になるって感じ。

    これを薄付きでツヤが出るって言うヤツは
    普段どんなファンデを使っているんだろう?
    と、思わずにはいられない。

    目の下から頬にかけてだけ、薄く薄く指で塗って
    その後、ブ厚いスポンジで叩き込めば
    仮面舞踏会にはならずに済むので、そうしている。

    ツヤが欲しければ、ファンデを塗った上から
    パール入りの下地クリームを微量重ねると良い。

    室生寺で汗をダラダラかいたのに、崩れなかったので
    これは、マットで密着力が高いタイプだと思う。

    粉体が多く配合されているようで、透明感がないので
    色選びは一段暗い色にしないと、白浮きすると思う。
    しっとりさはよくわからないが、乾燥はしない。
    量や塗り方の気をつければ、毛穴落ちもない。
    少々の色ムラやシミは、コンシーラーなしで隠れる。

    多分、多くの高年齢用ファンデは、こういう仕様だと思う。
    叔母が使っていたクレ・ド・ポーのクリームファンデも
    母が使っていたゲランのパウダーファンデも
    見た目が似たような質感になっていたからだ。

    私は今までノーファンデだったので、厚塗りに感じた。
    過去にどういうファンデを使っていたかによるけど
    値段の割には、充分に優秀だと思う。

    これが腐ったら、今度は1000円台の薄付きを探そうっと。
    買った直後から既に、ポンプから出てきた液は
    銀色の粒子が分離してたので、腐るのが一段と早そうなんだ。

    注: 物によっては、こういう風に分離しやすいので
       クリームやリキッドのファンデは、まず手の平に出して
       練って練って練って使うように。
       腐っているかどうかは、匂いで判断しよう。
       不安ならメーカーに問い合わせるべし。

  • コートを買った!

    コート購入のために、デパート内のブランドショップ巡りをした。

    目ぼしいお店で、ニットなどに寄り道しつつもコートを試着しまくる。
    が、全部いまいち保温性に不安がある。

    「あったかいですよ」 と、店員さんは皆口々に勧めるが
    九州人の私には、こんな生半可な保温素材じゃ凍えるんだよ!
    みたいな事を丁寧に伝えて、ショップを片っ端から放浪する。

    でもまあ、どんな服を着ても相変わらず似合うし
    こうなったらデザイン重視のにして、インナーで保温をするべきか・・・?
    と、5店目でAラインコートを試着したら、何と似合わない!!!

    え? え? 何で似合わないの? このわたくしにっっっ
    と、愕然としている隣で店員さんが 「お似合いですよー」 と言う。

    店員さんの言う事は、8割方お世辞だとはわかっているが
    そこは、店員さんが高飛車なはずのブランドなのに
    何でそんな見え透いたお世辞を言うんだよ。

    似合わない服出現にテンションが激しく低下し、フラフラとお店を出て
    どうしよう、今年はコートを買うのは辞めるか? と、弱気になり
    つい、値段が異様に高い上に奇抜なデザインで
    お手入れに手間が掛かりそうなので、いつもは敬遠していた
    某ショップ (説明長えよ) に吸い込まれてしまった。

    店員さんがすかさず 「何をお探しですか?」 と来る。
    何か疲れて、投げやりな気分になっていたので

    「予算が○万前後で、保温重視のコートを探しているんです。
     関西、とても寒いんです。
     でも今までデザイン重視のコートで済む環境にいたので
     コートの保温性とか、よくわからないんです。
     ダウンが良いのか、レザーが良いのか
     インナーでカバーすべきなのか、それすらわからないんです。
     とにかく、関西、寒いんですーーー。」

    と、とても頭の悪そうな説明をしてしまった。

    店員さん、何かウケたようで、えらく楽しそうに
    「ああー、それなら丁度良いのが入荷してますよー。」
    と、奥に案内してくれ、ダウンっぽいハーフコートを見せてくれた。

    中はダウンじゃなく、綿らしいが
    値段も予算内で、へえ、ここにこの値段でコートがあるんか
    と、意外だったが、どうも気に入らない。

    何かいまいち・・・と、あれこれ見ていると
    それの別バージョンで、良さげなロングコートがあるではないか。

    「これ、いくらですか?」 と聞いたら
    予算よりちょっとオーバーしている。
    このぐらいのオーバーなら、ゴリ押しすりゃ買える範囲なのに
    良心的なお勧めをやってるんだな、と、感心。

    そのコートを試着してみると、風変わりなデザインだが実に似合う!
    久々の一目惚れをしてしまった。

    しかし、決して安い買い物ではない。
    今の私には、数ヶ月食いのびられるレベルの値段なのだ。
    念には念を入れて購入を検討しなければ。

    デザイン的に5年着られるか、とか
    お手入れ法や、雨の日に着ていいか
    年齢的にオッケーか (とほほ) など、質問していると
    奥から店員さんがもうひとり出てきて、援護なのか、やたら褒めまくる。

    いや、コートは実際に似合っているんでいいんだが
    何と髪型まで褒めたくってくれるので
    おいおい、私なんかスタイルさえ褒めておけばいいラクな客なのに
    いらん部分にまで手を染めるなよ、と少々うんざりし
    「褒めすぎです。」 と、つい言ってしまった。

    マルチまがい商法か? と、疑いたくなるほど賞賛され、おだてられて
    買った後に、まるで花吹雪とともに送り出されるようにお店を出たが
    これで天狗になれない自分は、やっぱ小心者だと再認識・・・。
    まだまだ甘いんだな。

    諦めかけていたところに、満足できる物が手に入り
    とても有意義な買い物であったが
    あまりの賛美ぶりに、騙されてないか? と
    逆に不安になったのも否めない。

    ちゃんとしたブランドなんだけどなあ。
      
     
    関連記事 : コート続報 06.12.6

  • シンクロ水泳

    ・・・・・スポーツに対して
    さすがの私にも、かつてないレベルでロクでもねえ
    史上最低のコメントを書くので、R18指定させてもらう。

    シンクロナイズドスイミングは
    (どこに・を付けていいのかわからん種目名だ。
     シンクロナイズ・ド・スイミング か? 貴族かよ?
     シンクロナイズド・スイミング かなあ。)
    キレイなお姉さんたちが、見た目のキレイさとはうらはらの
    すんげえハードな体力を使う、水中ダンスである。

    バレエやソシアルダンスなどを観るのが好きなので
    これも当然チェックをするのだが、どうにも観てて落ち着かない。

    ハイレグの水着で、水面から足だけ出して
    ガニ股を開いたり、大股おっ広げをするのが
    どうしても受け付けないのである。

    他の競技のように、タイツをはいたりしていないので
    どうしてるんだろう? 本当にどうしてるんだろう? と!!!

    あの水着は何があってもズレないのか?
    あんなに激しい動きで、事故はないのか?
    それとも何かガードでもしているんか?

    (延々と書いていたら、ものすげえ下品になって
     こっちが放送事故を起こしそうになったので
     削除 & 自粛 + 自己嫌悪・・・・・)

    おまけに選手のスタイルが、プリンプリンのムチムチで
    その肉感に、色気をムンムン感じ
    特に立っている時の、お尻なんか生々しくて
    おおおおおおおおおおおっっっ!!!!!
    と、ひとりで脳内エキサイティング。

    これは男性には、違う意味で
    需要がある競技じゃないかと思うんだが
    皆、純粋にスポーツとして観る事ができてるんだろうか?

    私なんか、選手の下半身にばかり目が行って
    そっちのミスじゃなく、あっちのミスがあるんじゃないかと
    ヒヤヒヤドキドキで、心臓に悪い事この上ない。

    しかも神聖なスポーツを、いくら心配してるとは言え
    “そういう” 方向にばかり、気がいく自分にも
    すんげえすんげえ罪悪感。

    だから私は、あえて観ないようにしてたんだが
    先日の大会は、日本が健闘すると噂だったので
    ついつい観てしまい、また自己批判な気分になってしもうた。

    ウォーターボーイで話題になった、高校生男子のシンクロを観ると
    女性選手がどれだけ凄いかわかる。
    ちょっとやそっとの練習じゃ、ああは泳げないんだよな。
    ものすごく大変な競技だ。

    なのに私は、いたらん心配で観る事ができん・・・・・。

  • 体温と脂肪の関係

    「腹が減ると寒さが身に沁みる」
    これはことわざのように言われている事だが、実は事実なのだ。

    私の場合、空腹になると寒くて寒くてたまらなくなる。
    空腹は我慢できるのだが、この寒さは耐えがたい。
    真冬など、こたつに入ってストーブをガンガン点けてても
    歯がガチガチ言うほど、震えがくるのである。

    そして体が動かなくなる。
    これは多分、体温が低下して
    身体機能がストップするのではないだろうか。

    だから、飯の準備のタイミングを見誤ると三途の川を見る。
    腹は減るは、体は動かんは、餓死ラクショー! って感じなのだ。

    友人知人にリサーチしたところ、こういう症状があるヤツはいなかった。
    「体温低下で動かなくなるって爬虫類じゃねえの?」 と
    罵られただけで、何のデータも入って来ない。
    ほんと私の友人って、共感してくれるヤツがいねえ。

    美容雑誌のダイエット記事を読んでいた時に、ふと思った。
    もしかして、空腹で体温低下が実感できるのは
    私のエネルギー摂取量が生命維持にギリギリって事じゃないのか?

    人は生きている限り、エネルギーを必要とし
    摂取できないのなら、体内の脂肪を燃焼して生き延びる。
    私が空腹時に寒気を激しく感じるのは
    燃焼できる脂肪が少ないからじゃないのか?

    この説だと、私が太らない理由もつく。
    しかし、知人に痩せないヤツがいて
    そいつは本当に食事量が少ないのに、痩せないのだ。

    逆に私は、、栄養に気を配って、補助にサプリも飲んで
    太るために菓子類も目一杯食って
    これで 「栄養が足りない」 なんて、もうどうしようもねえよ。

    この個人差は何なんだ?
    もしかして、栄養の吸収率の差か?
    私は幼児時代に、治療するほどの栄養失調になったが
    その時に栄養の吸収率が悪い体質が出来上がったとか?

    腹の中に異生物でも飼ってるんじゃないかと疑うほど
    栄養をまともに摂取できてない気がしてたが
    この推理は案外当たっているかも、と思った。
    もしこれが正解なら、最強のダイエットは “食わずに運動” だ。

    これはちょっと絶望的な話だよなあ。
    太ってるヤツは、ちょっと食うとガンガン吸収され
    私なんかは食っても意味ねえ、まさにムダ飯喰らい。

    今のダイエットは、いかに脂肪を燃焼させるか、が主流だが
    その前の栄養吸収を阻害する、に着目した方が良くないか?
    すげえ健康に悪そうだが・・・。

  • ホスト

    意外なのだか、やっぱりと思われるんかわからんが
    私はホストクラブが大嫌いである。

    理由はふたつ。
    まず、酒の飲み方が気に入らない。

    コップの一気飲みにも激怒するのに
    ビンごと飲むな!
    シャンパンタワーなど、ふざけるな!!!!!

    酒ってのはそういうもんじゃねえだろ
    どんだけ飲んでもいいが、もっと大事に飲めよ。
    口の両端からダラダラこぼして
    飲んでるフリをしてるだけで、飲んでねえじゃねえか。

    しかも1本何十万の酒をその調子で浪費しやがって
    何でその酒が高価なのか考えた事があるんかよ。

    いいか? 物っちゅうのはな、人の手が掛かれば掛かるほど
    値段も高くなっていくんだよ。
    その世界中の伝統を全部ドブに捨ててるのは日本じゃねえのか?
    恥を知れ、このバカモノどもがあ!

    もうひとつは、商売の仕方。
    客を金換算しかしないのは、別にホストに限った事ではない。
    それはどんな商売でも大なり小なりあるので仕方がない。
    だが、一晩に何十万何百万と使わせるのが気にいらない。

    事情は色々あるだろうが、そんなん関係ない。
    その一発逆転狙いみたいな感覚が嫌いなのだ。

    こいつら、客と長く付き合う気がねえだろ。
    搾れるだけ搾って、食い尽くしたら次、みたいなやり方が
    商売として真っ当とは思えない。

    客はわかってて行くんだから、構わんだろうが
    私は見ててイライラする。

    ホストの番組を見る度に
    女性が、飲みたい時に自分のペースで飲みたいだけ飲める
    キレイな男性が酌をしてくれる場所はないんだな、とガッカリする。

    と、イラ立っているところに、今度は “執事カフェ”ができた。
    これは好みかもー、と、取材番組を観たが、いかん・・・。
    育ちの悪い私は、お仕事でペコペコされるのが性に合わんらしい。

    やっぱ、やるかやられるか、という切迫した緊張感の中で
    戦いを制した暁の下僕扱いが一番だよな!

  • ドメスティックバイオレンス 防御編

    最初に断っておくが、私は暴力的に思われるだろうが
    人に対してバイオレンスを展開した事はない。

    ただ、噛み犬に力で対抗していた事で
    私の中の暴力的要素が開花してしまったのは否めない。

    そんな私だから、時々大暴れしたくなるが決してしない。
    そりゃあもう、こいつ叩きのめしてやろうか、と、思う事もある。
    DV野郎だったら、既に殴る蹴るだろう。

    何故、私は我慢できるのか?
    それは、予想ができるから、のような気がする。

    いくらブチッときても、そこで感情のままに暴れたら
     ・相手を傷つけるだろう
     ・暴れ終わった後に、自己嫌悪に陥るだろう
     ・周囲に自分の神経を疑われるだろう
     ・人間関係に支障が出るだろう
    ザッと考えただけでも、これらの事が瞬時に想像できる。
    そして、その結果は間違いなく悪い、と、予想が付く。

    DV野郎は、自分の言動に対しての周囲の許容量を過大評価していて
    それは以前書いた “永遠感” のズレが原因だと思う。

    DV野郎に 「結果を予測して理性を保て」 と、望むのは
    「死刑制度が犯罪防止になるか?」 の命題と
    似ている部分があって、難しい問題だろう。

    DVは、癖になる。
    最初に許されたのなら、一生許されると認識してしまう。

    では、殴りたくなるヤツはどんなヤツか?

    私の場合は、ネチネチ、ウジウジ、オドオド、ビクビクしたヤツ。
    イライラして、「シャキッとせんかい!」 と
    叩き直してやりたくなるが
    ここでも、その前に 「自分は何様だ?」 と、思うんでしない。

    人間関係でまったくの5分5分ってのは、案外ない。
    付き合っていく内に、知らず知らずに強弱が出てくる。

    その比重が、どっちつかずでバランスが取れてるのが理想だが
    天秤が片方に傾いてしまうと、勘違いが始まる。
    単に性格の違いなのに、相手が自分より弱いとナメてしまうのだ。

    そして、ここからがよくわからないので想像なんだが
    DV野郎ってのは、融通が利かない思い込みの強いタイプだと思う。

    普通なら、人間には色んな面があるとわかっているので
    相手に情けない部分があっても
    それはそいつのほんの一部分だと認識して、許していける。
    てか、自分にも色々と不祥事があるので、お互い様だ。

    でもDV野郎は、どうも白黒でしか判断できないようである。
    それも、オール全開の自分基準でだ。
    そして一旦相手を判断したら、その評価は変わらない。
    こんな思考回路だから、永遠感が強いのであろう。

    DV野郎に暴力を振るわれないためには、まずナメられない事。
    一度ナメられたら、その評価は
    よっぽど驚愕するような状況に持っていかないと
    多分、逆転させるのは難しい。

    しかも、DV野郎の相手をナメるハードルはすげえ低いから
    一瞬たりとも気が抜けない。

    そして、所有されない事。
    安定感のある関係を築かないに限ると思う。

    私が所有される事に抵抗がないのに、DVに遭わなかったのは
    きっとこの安定感を出せなかったためだと思う。
    いや、結果的には吉なんだがな。

    最初に 「私たちの間に永遠なんかない。」 と、洗脳しとくべきだが
    (そんな関係もイヤだが、殴る蹴るよりマシだろう。)
    問題が発覚するのは、大抵が既に所有された後なんで
    これは打つ手なしだ・・・。

    やっぱり、DV野郎とはさっさと別れるに限る。
    付き合ってると共依存状態になって
    自分を卑下しながら生きていく事になって
    それはもう、マトモな人間の道じゃないと思う。

    関連記事: ドメスティックバイオレンス 攻撃編

  • ドメスティックバイオレンス 攻撃編

    別にあえて調べる事はしなくても
    漠然といつも疑問に思い、考察している事がいくつかある。

    こういう疑問は、ある日突然、答が天から降ってくる事がある。
    何故いきなり判明するのかはわからないが
    勉強もせずに、答がわかる事はありえないので
    多分、いつもの勘違い & 思い込みなのだろう。

    今回、朝起きて寝ぼけ眼でコーヒーを淹れてて
    別にそれについて考えてたわけでもなく
    暴力を振るいたいほど、機嫌が悪かったわけでもないのに
    突然、DVをするヤツの気持ちが理解できた。
    (自分のこういう、わけわからんところが
     神様に壮大に釣られまくってる人生のような気がする)

    DVを振るうのは、相手に愛がないからである。

    相手がたとえ、親だろうが、奥さん子供だろうが、愛してないのだ。
    DV後に、人が変わったように優しくなる
    俗に “ハネムーン期” と呼ばれる言動は、罪悪感からである。

    最初は愛していたかも知れない。
    だけど愛が冷めると、他人がしても許すような事なのに
    冷めた相手にちょっとでも気に食わない事をされたら
    どうしようもなく腹が立つ。

    そして殴る蹴るをするのだが、その後
    「自分はこんなヒドいヤツじゃない
     相手も一生懸命やってるんだし」 と、罪悪感が襲ってきて
    出来る限り優しくして、やり直しに努める。

    だけど、その決心が薄れてくると
    また相手の些細な言動にイラつき・・・、と、この繰り返しなのだ。
    相手と別れないのは、自分に都合がいいか、単なる執着。

    いくらイライラさせられるヤツでも
    いるはずのヤツがいなくなるのは、寂しくて我慢ならんのである。

    普通のヤツは、愛がなくても情がある。
    (厳密に言うと、この情も愛なのだが)
    だから、恋愛感情が薄れても相手を思いやる。

    だが、DV野郎の優しさや思いやりは
    恋愛の名の下にしか発揮されないので
    (ある意味、恋愛感情に囚われるヤツなのかも)
    家族に対しては、自分の気分でしか優しさが出ない。

    何故なら、友人知人恋人は離れていく可能性があるから
    嫌われないように振舞わなければならないが
    家族は永遠に一緒にいて当然、が大前提だからだ。
        ↑ この “永遠” ってのが、感覚の分かれ目だと思う。

    そして多分、家庭は自分にとって思い通りにならなくては
    いけない場だと思っているのだろう。
    自分の家庭の構成員が、意に沿わない事をしたら
    それが一大事になるのである。

    家族を所有物と思っているのかはわからない。
    この “所有物” の意が、私にはまだ理解できないからである。
    自分が所有される事にも、そう抵抗がない。

    愛がないからと言って、暴力を振るうのは
    既に人として、どっか壊れているし
    DVされてるヤツは、DV野郎には確実に愛されてないので
    即別れるのが正解だな。
    混同しやすいけど、所有は単なる癖で愛ではない。

    こうやって書いてみると、ごく一般的に言われている
    DVに対する認識そのものなんだけど
    これが何故、“目からウロコ” 的な天啓に思えるのか?

    それは今まで、DVをされるヤツに同情 & 呆れ
    DVをする側には、軽蔑や怒りを持ってしか考えられなかったからだ。

    なのに、私は今朝の一瞬、DV野郎の気持ちに同化できた。
    まるでイタコのように、私の脳内にDVをする心理が降りてきた。
    つまり、DVをする時の、心の動きが明確に把握できたわけで
    稚拙な説明しかできないので、伝わらないのが残念。

    こういう記事を書くと、おめえはDV資質があるのか? とか
    何の悪巧みをしてるんだ?、とか、あらぬ邪推をされそうだが
    まっっったくないから!

    ・・・・・・とも言えない。
    実は、暴れたくなる気持ちも、ちょっとわかる。
    なので、次はDVされるタイプについて考察しよう。

    続き ドメスティックバイオレンス 防御編

  • 女性への褒め言葉

    女性の機嫌を取るには、褒めまくるのが効果的だが
    言われて嬉しい言葉は、かなり個人差があるだろう。
    お世辞も含めての話だが、万人に通用する褒め言葉はない。
    ・・・・・と、思う。 (自分の感覚に弱気)

    私自身、あまり褒められた事がないので
    何でもとにかく言えば喜ぶ、という安直な性格だと思うだろうが
    これがなかなか気難しくて、我ながら面倒くせえ。

    でも、そんな砂漠で砂金を探すようなマネを強いるのは酷なので
    とりあえずナイスバディぐらい言っとけば良し、としている。

    このナイスバディという褒め言葉は、言われ慣れて
    既に天狗になっているので、そんなに嬉しくはない。
    だが、言われないと、「こいつデブ専か?」 と、思うので
    そうじゃなければ、儀礼的に済ませてもらいたい。

    一番嬉しくないのは 「きみといると落ち着く」 という言葉。
    実際に言われた事はほとんどないが、言われた時にゃあ
    「何、リラックスしてんだよ!
     心臓に負担が掛かるほど、ドキドキときめいてろよ!」
    と、怒って、人格を疑われたさ。

    これは男性の 「きみとなら結婚してもいい」 という
    アピールらしいので、言われて喜ぶ女性が多いらしいが
    私の場合、結婚観自体がおかしいらしいからか
    これは褒め言葉にはならない。

    “可愛い” というのも、嬉しくないどころか
    逆にムッとくる事が多い。

    外見も性格も、決して可愛い部類じゃないと自覚しているから
    そっち路線での勝負には出ていないのに
    一体どこをどう見れば、そんな感想をだける?
    ロコツなお世辞は、逆に怒りをまねくぞ。

    もひとつピクッとくるのが 「若い」 という単語。
    これを言われ始めると、もう若くはない証拠なので
    ガックリくるのである。

    年齢を当てる時に、わざと若く言うという手法もあるが
    大抵の女性は、実年齢マイナス5歳でオッケー。

    しかしな、女性は年を取るほど、マイナス5歳じゃ追っつかんのよ。
    65歳の女性が60歳に見られて嬉しいか?
    せめて50代と言え。 (もちろん、59歳というギャクは却下!)

    そんなババアの気を引く必要はないって?
    あまーーーーーーーい!
    親戚の口うるさいババアとか、彼女や嫁さんの母親とか
    年配のご婦人のご機嫌を取る場面ってのは、いくらでもあるんだよ!

    それに私のような美容マニアだった場合
    普通の同年代が喜ぶマイナス数より、更に5歳は気を遣わんと
    目の前でズーーーンと落ち込まれて
    うっとうしい事この上ないと思うぞ。

    こういう事態に陥るぐらいなら、自分に嘘を付いたがマシじゃねえ?
    悪魔に魂を売るほどじゃなし。

    何でそこまで気を遣わにゃいかんのか、と、ムカつくだろうが
    そのひとことがあるとないとでは、女性の機嫌がかなり違うのだ。

    すげえ美人で、褒められまくっているような女性でも
    褒め言葉は、やっぱり嬉しいものなんだ。
    いや、皆が褒めて当たり前だからこそ
    言わない相手の神経を疑う場合があるしな。

    褒められる事は滅多にない私なんか
    「ああ・・・、私に気を遣ってくれるなんて・・・」 と
    褒めてくれた相手を、無条件で良い人扱いだぜ。

    一瞬、錯乱した、と、自分を誤魔化してでも
    その場の雰囲気を良くするために
    女性にはなるべく褒め言葉を掛けてあげようね。

    欺瞞は夢の国へのチケット。
    大抵は往復になってるから大丈夫大丈夫、すぐ目が覚める。

  • 差別

    以前、掲示板で差別に関して発言し
    指摘を受けて、不本意な削除をした経緯がある。

    削除に対しては、気持ちは変わってないが
    自分の 「私は差別意識がある」 という言葉が事実なのか
    それ以来、漠然と考え続けている。

    考えもまとまってなく、今後も意見が変わるような気がするが
    思考の途中経過を記しておきたい。

    最近になって、改めて疑問に思い始めたのが
    “差別” “区別” “好き嫌い”
    この3つの違いと、関係は何なのか? である。
    (注: ここでは人間関係を表す時限定の話で検証する)

    これ、簡単なようで、すげえ難しいと感じる。

    この3つは、明らかに違う意味を持つ。
    でも、そこに好き嫌いが入ると、また形が変わってくる。

    まず、“差別”
    これは平等の反対語として、悪い意味で使われる。

    この “差別” から、好き嫌いを排除したら
    “区別” になるのではないか?

    というのも、私は男女差別を公言しているが
    自分が女性である事を卑下していない。
    それどころか、女性である事が、ハッピー! とすら思う。
    他の女性が嫌いで、貶めようなどとも、一切思っていない。

    面倒くせえから女性蔑視論者でいいや、という態度だが
    多分、私は男女差別じゃなく、区別をしているのだと思う。

    では、私が大嫌いだと言いまくっている、外国人と九州男児、
    彼らを私は差別しているのか?

    「迷惑を掛ける外国人は全員、自分の国に帰れ!」
    「九州男児は、友人ならいいけど彼氏にはしたくない」

    これ、差別かなあ?
    迷惑を掛けるヤツは、嫌われて当然だろう。
    これが日本人なら、どこにもやれないから 「死ね!」 になるぞ。
    追い出す方が、まだ人道的な扱いなんじゃねえの?
    (九州男児に関しては、むしろ私に恋愛対象にされなくて
     大ラッキー!!! だろ。)

    ただ、犯罪を犯さなくても
    日本女性をイエローキャブみたいに扱う外国人には、心底ムカついている。

    貞操観念が大らか (物は言いようだな) な日本女性も実際にいるし
    外国人には、東洋人の顔が判別しにくいせいもあるだろうが

     相 手 を 見 て か ら ナ ン パ を し ろ !

    同じ事を日本人男性がやっても、ムカつかないのは
    ちゃんとTPOや女性のタイプを選んでやってるからなんだよな。

    日本のためになる外国人なら大歓迎だが
    外国人の犯罪が激増しているし、どいつがそうなのか見分けが付かんし
    もう面倒くせえから鎖国でいいよ! と、思うのである。

    これは差別なんだろうか?

    差別というのは、恐怖心から起きる

    今の時点の結論はこれだ。
    自分の方が優れてて上、などと
    見下した気持ちで差別するヤツもいるだろうが
    そういうチャンガラな性格のヤツは、あらゆる面で論外だぜ。

    私も含め、多くの人々は
    「関わったらひどい目に遭う」 という恐怖心から
    その人の属する集団を避けようとする。

    問題は、「一部がそうだから全部そう」 という決め付けだろうが
    これはしょうがないと思う。

    日本人女性が、イエローキャブ扱いをされるようになったのも
    日本人の中年男性が、東南アジアで女好きの烙印を押されたのも
    日本人というのは、金さえあれば何でも手に入ると
    思い込んでいる人種だと、世界中から思われているのも
    全部、一部の海外渡航者がしでかした事が元なのだ。

    これを 「ほんの一部だから」 と、言い訳するヒマがあったら
    善良な日本人たちの態度で、日本の名誉回復を図っていく
    努力 (尻拭いとも言う) をする方が進歩的だろう。

    外国人と接する時には、祖国の誇りを背負っていると思え!!
    どいつもこいつも、“旅の恥はかき捨て” をやってんじゃねえ!

    一部で全部を嫌いになるのなら
    一部で全部を好きになるのも、また可能である。

    クズはどこの世界にでも、平等にいるものだから
    他のヤツがそれをフォローする努力が評価できたら、「好き」
    できないのなら、「嫌い、あっち行け」 の、自分基準でいいと思う。

    でも、本題の “好き嫌い” と “差別” は
    よく似ていて混同しやすいけど、明らかに別物である。
    ここらへんが、まだ謎なんだよなー。

     注: これは個人の人間関係に対しての意見で
        国家間、政策としては、また別の問題である。