• 推理小説

    映画やドラマでは、見事に推理を披露する私だが
    (日本のドラマは予告編で犯人がわかるほどヌルい配役だぞ)
    何故か推理小説は苦手である。

    文字のみで世界を構築する想像力がないのか
    まず、登場人物を覚えられない。
    次に、話の筋が把握できない。
    とどめが、トリックを明かされても理解できない。

    おまけに、再度読み直してみても上のパターンの繰り返しで
    まったくさっぱり何が何だか、である。

    かあちゃんが推理小説が好きで、うちには沢山あったので
    私もヒマな時に読んでいた。

    結果、アガサ・クリスティはほぼ全巻読んだが
    推理どころか、話を理解できたのが
    何と!!!!! 1個もなかった!!!!!
    (この事実はあまりに凄すぎて、ひそかに私の勲章になっている)

    日本人の名前でもよお覚えんのに、外国人の名前が覚えられるわけがなく
    それに加えて、トリックもよくわからんのだ。
    アフリカのどこどこの民族に伝わる毒矢とか
    トリック解明の時にいきなり明かされても
    それがわかるヤツってどこの何者だよ。

    てか、散々文句を書いていて、ふと気付いたが
    登場人物を区別できんとか、話の筋がわからんとか
    そういう状況で面白いわけがないだろうに
    それでよくアガサシリーズを全巻読破できたもんだ。

    一体何が私をそこまで突き動かしたんだろう?
    価値ねえ事に時間を費やして、我ながらすげえアホとしか思えん。

    これって、とうちゃんのドラマ観賞と同じレベルじゃ?
    やっぱ親子はドンくさい部分も似るのか?

    晩年のかあちゃんは、日本の推理小説に熱中し
    「そんなに面白いのか?」 と、再び愚行を繰り返すとこだったが
    小説を読んでもさっぱりわからんのは身に沁みていたので
    ドラマでチェックをしてみた。

    ああ、映像で本当によかった、と、心底思ったぜ。
    内田康夫は、各地の観光名所の描写にやたらリキが入ってて
    全国観光ツアーガイドとしか思えんし
    西村京太郎は、鉄オタじゃないと説明されてもわからんほど
    緻密な (どーでもいい) 時刻表トリックを持ち出してくるし
    これ、本で読んだらどういう事になっていたやら。

    ああいうのをババアどもが読んで本当に面白いんだろうか?

    推理小説は謎解きを楽しむ物だと思っていたが
    どうもそれは勘違いだったようで
    謎解きをされて、ほおー、ってものらしい。

    というか、私の場合は、謎解きをされてもなお
    意味がわからず 「はあ?」 だが。

  • 覚え違い

    とでも言うのか、間違った発音?をしてるヤツっているよな。
    これがまた些細なんで、指摘しにくいっちゅうか
    私にだけは言われたくねえだろ、との思いやりにより
    とても気になっているんだが、聞き流す日々である。

    たとえば、自転車。
    これは “じてんしゃ” なのに “じでんしゃ” と
    言うヤツ、すんげえ多くないか?
    この前もTVで連呼してるヤツがいたぞ。

    じゃんけんを “じゃいけん”
    鞄 (かばん) を “かぱん”
    バッグを “バック”、ベッドを “べット”
    ジャンパーを “ジャンバー”、ファンを “フアン”
    フィルムは “フイルム”
    (↑ これは富士フィルムが悪いだろ。
      CMでの会社名は “富士フイルム” って聞こえるよな)

    私だって、団塊をどうしても “だんこん” と読みたい。
    (これは私ぐらいのものだろうが、正しくは “だんかい” だぞ。
     金塊は “きんかい” と、すんなり思うのに
     何で団塊だけ “だんこん” が直らないのだろう???)
    (あっ、言っとくが、下ネタじゃねえぞ?)

    アボカドは正解はわからんが、“アボガド” と読みたいし
    汚職事件は “お食事券” と聞いてしまうし (これは別の問題か?)

    ジグゾーパズル じゃないのは確かなんだが
    ジグソーパズル か、ジクソーパズル (←多分これ正解) かわからんし

    シミュレーション (正) と、シュミレーション (誤)
    マニキュア (正) と、マニュキア (誤)

    エンターテインメントはエンターテイメントでもいいらしいが
    エンターティナーってなると、イは小さいィになるのか
    何かどんどん混乱してくる。

    「レトリーバーはレトリバーじゃない。 語源を調べればすぐわかる。
     “レトリーヴ” から来てて、これは咥えて運ぶという意味なんだ。」
    と、兄が力説してたが、和製英語の読み方なんて
    「smoothはスムーズじゃなく、スムース」
    というようなヤな指摘になるので、正直どうでもいい。

    が、兄がヒレ肉を 「フィレ」 と言うまで
    牛の、魚でいうところのヒレみたいな部分の肉だと思い込んでいたし
    “鴨鍋” は、“賀茂鍋” だと思い込んでいて
    ついこの前、真相を知った。

    読み方ってのは、いっちょ間違うと将棋倒しのごとく
    末端まで勘違いして覚える危うさをはらんでいる。
    できるだけ正しい言葉を使うように心がけるべきだ。

    と、標準語と方言の区別すら付かんヤツがほざいております。

  • スクラブ

    開幕第1球から自慢だが
    私の足の裏はそこらの男性の手の平よりも柔らかい。
    もちろん、お手入れをしているからである。

    これに慢心して、今年の冬は入浴中のスクラブをしなかった。
    そしたら、かかとがちょっと黄色くなってきてしまったのだ!

    かかとが黄色くなるというのは、角質が厚くなったサイン。
    これが進行すると、白くなり、ガサガサし始め
    皮剥け、ヒビ割れ、と、悪化していく。
    (ヒビ割れにもなると、出血したり、痛みが出てきたり、で
     かなり辛いらしいので、そうなる前にケアを。)

    きちんとクリームなどでお手入れをしていても
    スクラブをしなければ、かかとはこうなってしまうんだなあ。
    あまり肌にはよくないスクラブも、かかとには必須だと
    改めて実感しまくった出来事であった。

      < 説明 >
     スクラブとは、細かい粒子の摩擦で肌の表面を削り
     古い角質を落とす仕組みの化粧品を指す。
     軽石などもこの原理。
     
     顔用と体用は、特に明記していなければ併用厳禁。
     顔の皮膚は薄いので、使用できる粒子の大きさや形が限られるから。

     形状はクリームや乳液、粉などさまざまで
     洗顔用クリームに入っている場合もある。

     要するに、物理的に汚れを落とすので
     ザラザラの物なら何でもいいのだ。
     私は食用の天然あら塩 (伯方の塩とか) を使用。
     そのままでもいいし、オイルや石鹸に混ぜてもいい。

    では、スクラブの使い方を。
    ここでは食用塩での方法を書く。
    わざわざ専用化粧品を買わずとも、これで充分。

    ほとんどのスクラブは、使用後に洗い流さなければならないので
    お風呂に入って体を洗った後に使うのがベスト。
    湯船で温もって柔らかくなったところを狙うのである。

    塩をひとつかみ手に取り、円を描くように軽くクルクルクルクルクル。
    1箇所でクルを5回。
    つまり、右かかと+左かかとで、クル10回。

    ひじやひざもしたい場合は (ついでにやれよ!)
    右ひじクル5回、左ひじクル5回、右ひざクル5回、左ひざクル5回
    これで終わり。

    「はあ? そんなんでブ厚い角質がとれるの?」 と言うヤツ

    大バカモノ!!!!!!

    おめえが何年も放置して溜めに溜めた角質を
    1回でどうにかできるなら、それはもう切除手術しかねえぞ?

    5年で溜めたものは5年でとる覚悟をせえ。
    プラス保湿クリームで、4年に短縮
    更にパックをして3年に短縮

    こういう考え方が美容の基本だ!
    一発解決は、医療の範疇なんだよ!

    もうひとつ、5回に抑える理由がある。
    皮膚は体の内側を守る鎧なので、刺激を受けると
    危険と見なし、厚くなる機能がついているのだ。

    足の裏は地面を踏みしめるから皮膚が厚くなる。
    ひじやひざは関節部分で、何と服の摩擦で厚くなってるんだよ。
    この刺激を局部的に受け続けてできるのがタコ。
    どっちも角質肥厚という症状なのであーる。

    だからスクラブは、皮膚に気付かれないように
    コソコソと角質を取らねばならない、大変な隠密行動なのだ。

    もし皮膚に気付かれたら、「あっ、薄くなってるー」 と
    せっせと角質を生産し始めるから注意せえよ。

    大体、普段ズボラなヤツほど
    自分のした事の結果がすぐ目に見えないとブーブー言うが
    おめえは借金をギャンブル大穴一発で返そうっちゅう山師かよ。

    美容はな、忍耐を持って地道なお手入れを継続させるものだ。
    だから、その毎日のお手入れを楽しくできるように
    化粧品はあんなに良い匂いでキレイな容器なんだぞ。

    ブーブーはクルクル5回しつつ言え。
    数年後には私に感謝しとるさ。
    お礼はいらん気遣いせんと、束になった札でいいから。

  • 醜聞だらけの犯罪報道

    秋田児童殺害事件の容疑者の報道がものすごい。
    過去にさかのぼって、接触があった人を探し出してきて
    色んな出来事をほじくり返している。

    最初の1~2日は、容疑者がどんな人物なのかと
    興味深く聞くのだが、もう腹一杯である。

    というか、恐くなってくる。
    もし犯罪を犯したら、こんな風に言われるんか
    あんな事やこんな事も引っ張り出されるんか
    絶対に犯罪はやめとこう、と、思う。
    もしかして、これが真の目的か?
    晒しあげっちゅう罰での犯罪予防か?

    実際に犯罪が起きたら、私もあれこれ推理をする。
    だが、犯人が見つかったら、それで終わり。

    だけどTVは次々に容疑者の “顔” という噂話を流す。
    そんなことに皆は興味があるのか? と、不思議に思い
    考えて、ひとつ思い当たった。

    容疑者はこんな事を言った、あんな事をした、と
    誰の人生にもある失敗やトチ狂った経験ばかりをクローズアップして
    “犯罪を犯すのは我々とは違う種類の人間” にして
    安心したいのではないだろうか。

    ごく普通の人間が、ごく普通に暮らしているのに
    ある日突然豹変して人に危害を与える世界など
    恐ろしくてゆっくり暮らしていけないもんな。

    目先の犯罪にしか興味がなかったのだが
    これに気付いて、事件に直接関わりのない人々の
    心のアフターケアも大事だと思うようになった。

    忘れる、飽きる、は、安心できた証拠である。
    こう思うと、連日の饗宴も、まだ温かい目で見れる。

    えれえ上から見た物言いだが、結構うんざりなんだよ。
    TVのチカラもこれで潰れてたんだぞ!
    ほんとイライラしたぜ。
    これっぽっちのささやかな毒づきぐらい許せよ。

    でも、私のくだらん理由でのイラ立ちはさておき
    ひとつ気になるのが被害者家族のメンタルケア。

    こういう報道を見て、被害者家族がどう思うのかはわからない。
    性格によって、さまざまな反応をするんだろうが
    少なくとも日が浅ければ、そっとしておいてほしいんじゃないか?

    あまりやり過ぎてくれるなよ、と、不安。
    それとも、これでも歯止めが利いている状態なんか?
    マスコミの権利ふりかざしの調子ブッこきで
    言論の自由が危なくなるのは困るぞ。

    しかし、マスコミは一体どういう技を持っているんだろうなあ。
    ほとんどの人が 「私だったらインタビューなんて応えない」
    と、思っているだろうに、よく聞きだせるよな。
    あれ、謝礼とか出るんだろうか?

    「噂話はタダでできる娯楽」 だそうだ。
    この言葉、すんげえイヤだが言い得て妙だよな。

  • 掃除とモラルの関係

    ああ・・・
    また思いつきでややこしい題材を書こうとしてる・・・。
    途中で混乱してブツ切り、の予言をしとこう。

    住居が汚いヤツは、人に迷惑をかける。

    これ、結構みんな思ってる事だと思う。
    ゴミ屋敷レベルは、既に存在するだけで大迷惑だろ?

    でも、こういう周知の事実な事じゃなく
    極論な私が主張するのは “犯罪者の家は汚い” って説。

    この “汚い” ってのは、古いという意味じゃなく
    掃除をせず、乱雑な散らかり方をしてるって意味。
    (潔癖さゆえの犯罪ってのもあるだろうが、それは稀だから除外)
    何か独特のすさみ方があるような気がする。

    ようするに、清潔ってのはモラルだと思うんだな。
    今までの付き合いの経験上、これってすげえ関係があると確信する。

    部屋が汚い = だらしがない = 色々と迷惑な事をしてくれる

    きちんと “生活” をしているヤツはマトモだと思う。
    自分自身の経験上、部屋が散らかっていた時代は心も荒れていて
    小学校あたりの標語なんか、案外、的を射ているもんだな、と実感。
    (『着衣の乱れは心の乱れ』
     『美しい部屋は美しい心を育てる』 みたいな)

    これを元に考えると、マトモじゃないヤツは
    誰もマトモには相手にしてくれず
    孤独感やら鬱憤やらが積み重なって、途中もろもろは略で
    最悪の結果、ドカーンと犯罪に走る、と。

    ある意味これも 「犯罪者は環境に作られる」 って事か。

    物は散らかっているからゴミになるわけで
    きれいに整頓されてりゃ宝物にもなる。
    住む人自身がゴミを作り出しているのだ。

    ゴミに囲まれて暮らしているヤツは
    物の美しさにも気付かないだろう。
    そいつにとっては、世界も人の命もゴミ同然じゃねえの?

    生き様や性格は顔に出るし、暮らしも雰囲気に出る。
    人は色んな表現を全身でしてるんだと思う。

    などと偉そうに力説する私だが、もし犯罪を犯したら
    きっとマスコミ取材で罵詈雑言の嵐だろう
    と予想されるほど、知人の評判悪し・・・。 不思議だ。

  • エレベーターの怪

    エレベーターの誤作動による死亡事故が起きた。
    ドアが開いてて動くなど考えもしなかったので、かなり驚いた。

    ドアが閉まりかけた時に、「待ってください」 と
    人が走ってくる事は多々ある。

    そういう時には、ドアを体でガコッとブロックして
    セーフティ機能を活用して、ドアを開けてあげてたんだが
    もうああいう事は2度とすまい・・・。
    万が一があったら、「待って」 と言った人も
    「私があの時言わなければ・・・」 と、すんげえ後悔するだろうし。

    何でボタンを押さないのかって?
    “開” と “閉” や、“← →” と “→ ←” の
    ボタンの区別が咄嗟に付かないんだよ・・・。

    それで、開けようと “閉” のボタンを押しちゃって
    (何でこういう時って、必ず!必ず違う方を押しちゃうんだろう?)
    ドアが閉まっていき 「ああっっっ!!!」 と
    パニくって必要以上にワタワタうろたえる私の横で
    知らない人が “開” ボタンを気の毒そうに押す
    あの空気がたまらなくイヤなのだ。
    「すみません」 と侘びつつ内心
    「最初からおめえが速やかに押せ!」 と、逆恨みしたりして。

    でも、体でブロックするのも、周囲の人がやたら驚くので
    もう私には頼まんでくれ、と言いたい。
    「大丈夫ですか・・・?」 とか言われたくねえよ。
    (てか、グエッとなるほど痛いドアあるんだよー
     何のためのセーフティセンサーなんだよ)

    中には 「このボタンを押せば開くんですよ」 と
    親切に教えてくれる紳士もいて
    私はバカ扱いか? と、思いつつも、言い訳できる状況でもなく
    「はい・・・」 と、クシュンとして答えるハメになる。

    というか、実はひとりの時にもよくやるんだ。
    急ぎの時に閉めようとして “開” を押してイライラ、とか
    「え? ここ何階? あ、ここだった」 と、降りようとして
    “閉” ボタンを押しながら降り、ドアにガコーン、とか
    我ながら、一体何に問題があるのかさっぱりわからん。

    「違う、早送りじゃなく巻き戻しーーー」 (ビデオ)
    「あああっ、10分じゃなく1分!」 (レンジ)
    とかも、よくやっているので、何かの脳内儀式なんかもな。
    (投げやり)

    ところで、エレベーターの開閉ボタンには
    ドア近所のと、車椅子用のと2種類あるだろ。
    あれ、車椅子での乗り降りは時間が掛かるから
    車椅子用のボタンは、ドア横のより
    開いている時間が長目に設定されてるんだそうな。
    こういう気配りには感動するよな!

  • ノートンアタック

    対ウィルスにノートンを入れている。
    それが先月で更新契約?みたいなんが切れた。
    買って1年だけ、新種ウィルス対策用アップデート?を
    してくれるんだが、もう1年過ぎちゃったわけだな。

    新ノートンを買ったのは、PCが新しくなったから、のついでで
    以前は期限が切れても、気付かずにいたんだが
    今回のノートンは一味違う。

    PCを立ち上げる度に、警告のウィンドウが
    右下から中央から出現する。
    毎回毎回、しかも1時間置きぐらいに出る。

    言ってる内容も、赤字で 「警告!」
    「PCが危ないですよ」 「守られてないですよ」
    と、何かの脅迫にしか思えない。

    ウィルスより、おめえの攻撃の方がダメージくらうぞ!

    こいつ、こんなにしつこいヤツだったかなあ・・・。
    それまで、倦怠期の馴れ合いになってたのに
    別れ話をした途端、しつこく喰らいついてくるヤツみたいだ。

    そもそも私はエロサイトにも行かないし
    差出人のわからんメールも開かんし
    去年は1度もノートンくんは活躍しなかった。
    役に立つかわからん事に金を出すって、年金と同じじゃん!
    (と、さりげなく時事を混ぜて知性をアピール)

    でも、保険とかも 「もしも」 の場合のためのものだし
    ド素人にはバリアが必要だよな。

    だからニューノートンを買うよ、買うけど
    先日、大神のソフトを買ったんで、ノートンまで買えねえんだよ
    ちょっと待っとれ、うるさくせかすな!

    そういや、メールと言えば、迷惑メールがたまに来る。
    出会い系とか、ホストをしませんか、みたいなん。
    (ホスト、できるもんならやってみてえぞ?)

    そういうのは来る都度、迷惑メール設定をしていたら
    ほとんど来なくなった。

    だが、しつこく来るのが1通あって
    よーーーく見たら、ディオールからだった。

    ディオール、おめえいくらホモだからって
    メールの用件のところに星マーク入れ過ぎ!

    ☆☆★☆ Dior ☆★☆☆

       ↑ これ、どう見てもエロサイトだろ

    慌てて迷惑メール設定を解除したが
    一応オートクチュールブランドなんだから
    もちっと品のあるメールにせえ。
    エロサイトと間違われるなんて情けねえ・・・。

    ついでに、ランコム、ジバンシィ、ヘレナ、シャネル、YSL
    客情報にメルアド書いてんだから、新商品宣伝メールぐらい寄こせ!
    もう2度と客カードなんか記入しねえ。
    個人情報を晒す意味ねえぞ、ったく。

  • 寒い!

    もう6月だと言うに寒い!
    昼間は暑いんだが、夜が寒い。
    布団に入っても、寒くて寒くて
    霊でも憑依してるんじゃないかと疑ってしまうほど寒い。
    こたつ布団はようやく片付けたが、毛布が手放せん。

    こたつ布団というのは、不憫なもので
    秋冬にはあれだけ重宝されるのに、4月に入ったあたりから
    「こいつのせいで部屋が狭く感じる」 とか、思われ始め
    邪魔でしょうがなくなるのだ。

    そういや、ふと思い出したが (いつも通り全然関係ない話を)
    サスペンスアクション映画の主人公が
    格好よくて、クールで、ワルな設定で
    あんたが大将、というぐらいにバリバリ活躍するんだが
    途中で上着を脱ぐと、左腕上部に刺青がチラッと見えた。

    それが漢字で 重宝される人 と、掘ってあった。

    幻覚かと思い、巻き戻して確認しまくったんで間違いない。

    時々 「ある意味惜しい!」 みたいなヘンな日本語の刺青を
    真剣に入れている外国人を見るが、こんなに印象深いのは初めてである。

    何となく言いたい事はわかる。
    こいつは、“大物” とか “頼りになるナイスガイ” とか
    そういう漢字を望んでいたんだろう。
    だが、“重宝される” って、パシリも同然だぞ?

    大体、刺青の漢字は誰が考えるんだ?
    普通の日本人なら絶対に他の言葉を言う、って単語が多いのは何故だ?
    語学力のない日本人のせいか? 早とちりの外国人のせいか?
    その両者のコンボ技か?

    その主人公の刺青は、映画のための演出でシールかも、と
    しつこくチェックしたが、どうもマジで掘ってあるっぽい。
    あまりに突拍子もない言葉だったので、まったく笑えず
    とても気の毒になって、いくら活躍しても何か台無し・・・。

    映画のタイトルも内容もすっかり忘れてしまったが
    その刺青だけは鮮明に覚えている。
    インパクトだけは大だが、真実を知った時にどうすんだろ・・・。

    で、“寒い” に話を戻そうとしたが
    刺青の話に熱中し、何を書こうとしてたのか
    きれいさっぱり忘れている自分に気付く。

    こういう場合、どうすれば私の名誉が傷つかないのか
    無理矢理 “寒い” 関連の話をひねり出すか
    更に話を脱線させて、うやむやで終わらせるか

    と、しばらく悩んでいたが
    そもそも私に名誉はなかった事を思い出す。
    だったら問題1個もねえじゃん。

    てか、最近とみに脳が働かない。
    毎日文章を書いているとよくわかるんだが
    脳って働いている時と働かない時とバラバラだよな。
    パターン性がないので、対応のしようがない。

    私の場合、4月半ばあたりから、脳が働いている時が少なくなり
    ここに書く文章も、以前にも増してメチャクチャになっている。
    これ、謙遜じゃなく、実感なのだ。
    論理の組み立てがまったくできなくなったって感じ。
    (私に論理があるのか? の話が先か?)

    もしかして痴呆の始まりか? と、すげえ恐怖。

  • 入浴剤の革命

    良い入浴剤をふんだんに使いたいよおーーーーー
    と、日々安くて良さげな入浴剤を買いあさるわたくし。

    この “良い” ってのは、どういう基準なのか?

    1.温まる
    2.肌に刺激がなくしっとり
    3.香りが良い
    4.何がしかの効能を明確に出している
    5.汗が大量に出る
    6.色がキレイ

    など、特になくても死なんような期待なのである。
    だが、これを全部満たしている入浴剤に巡り合った事がない。

    特に3と6が至難の業なんかわからんが
    つまらん物が多く、入浴時にウットリできず悲しい。

    裕福時代には、色んな入浴剤をブレンドして試していたが
    赤と青を混ぜたら紫にならんか? 何で呪われた沼の色になるんだよ!
    みたいな結果が多数頻発。

    やっぱアホウが調合するとアホウな物しかできんと、よくわかったが
    ここで止めるんなら、最初からアホウじゃねえわな。

    これからも放浪と調合の旅は以下続行。

    で、最近、すげえ入浴剤の成分を体験した。
    ドンキで買った安物の入浴剤なのだが、これがものすげえ汗が出るのだ。

    今まで、汗をかきたいと思ったら
    塩やトウガラシが主成分の入浴剤を使っていた。
    発汗と言えば、このどっちかでファイナルアンサーだったのだ。

    ところがこの成分は、今まで使った物のどれよりも汗をかく。
    その違いは、「あれ?」 じゃなく、「えええ!」 なのだ。
    湯船に浸かっている途中で、ダルくて吐き気がするほど汗をかく。
    (果たしてこれが健康に良いのかは定かじゃないが)

    もったいつけて前置きが長くなったが、その成分は

       ゲルマニウム!

    最近やたら美容雑誌とかで名前が出るとは思ってたんだが
    ここまで効き目があるとは・・・。

    私が買ったのは、聞いた事がないメーカーの怪しい商品だからか
    白いカスっぽいのは浮くし、匂いは安っぽいし
    “汗をかく” 以外の効能はないに等しい。

    しかも液体タイプなので、はよ使わんと夏場は腐るので
    他の入浴剤と混ぜて、ちっとずつ消費してる最中である。
    これ1本を普通の量で使ってたら、この時期でも辛いし
    他の匂い重視の効き目のない入浴剤も蘇る、で一石二鳥だ。

    でも、安物なのにここまで効き目があるのなら
    湯船に入れて使うゲルマニウム機器とかどんだけの効果があるんだろう?
    と、期待してしまうが、買わない。
    真冬ですら風呂上りに素っ裸でグッタリするほどなのに
    (寒いけど、汗ダクダクでしばらく服が着れないんだよー)
    夏場にあの発汗は地獄だぜ。

    普通の温度のお湯なら、浸かって数十秒後には発汗し始める。
    ぬるま湯なら、2~3分で汗が出始め
    お風呂から上がった後も、しばらくは不愉快なほど汗が出る。

    汗をかきたいヤツ、試してみい。

  • 挫折

    高校時代に、口の悪い美形の従兄弟に
    「“色白は七難隠す” って言うけど、隠れてないよねえ」
    と、言われた。

    思春期だし、普通なら傷ついてもいい言葉なんだが
    私はどこまで素直なのか、「ああ、そうなのか」 と、納得した。
    こういうポヤンだったので、従兄弟も言いたい放題だったのだろう。

    ここで自分でも解せないのが、自分が色白だという認識を
    まったく持たなかった己の脳構造。

    会う人には必ず 「色、白いねえ」 と、言われてたのだが
    「???」 で、流していたのである。

    そもそも、私には色白が長所には思えない。
    ここで散々、自分が色白だと書いているが
    私にとって、これは自賛の材料にはならない。
    美肌は、肌の色と質感のバランスで成り立つのだ。

    では何故、わざわざ自分が色白だと言われていたかを書いたか?

    まことにショックを受けたからだ。

    模様替えをして、窓に向かって座るようになった。
    それ以来、お手入れをする時に、鏡に映った顔を見て
    「あれ? 何か体調が悪いんかな?」 と、思うようになった。

    それが毎回なので、じっくり観察をしてみてやっと気付いたのが
    “自分は顔色が白い!” という事実であった。

    何で今まで気付かなかったんだ? と、思い返すと
    偶然にも、過去に窓に向かって座る配置にした事がなかったのだ。

    なるほど、この顔色を他人は見ていたのか・・・。
    他人の色白という指摘を、「何を言ってるんだろう?」 と
    すんげえナチュラルに聞き流していた私の神経をかなり疑うぜ。
    ついこの前も、美容院のねえちゃんに指摘されたのに
    まったく問題視してなかったよー。

    というのも、“色白” ってのは、単純に言えば
    “美白” の事だと思っていた。
    “白い” って、普通、画用紙とかを想像せんかあ?

    肌の “白い” ってのは、全然違うんだな。
    白人を 「赤人だろ」 ってバカにしてたが
    あれの廉価版のようなもんだ。
    何ちゅうか、すりガラス越しの生肉?
    しかも理由がわからんが、青っぽい。

    もう、ガーーーーーーーーーーーン!!!!!

    こんなんじゃファンデなしで外は歩けん。
    今まで美肌を誇りまくってきたが
    こんな青白い顔色ではそれを言う資格はない。

    それに、顔色が悪いってのも、立派な肌トラブルだから
    そんなツラして、人にお手入れ指南をできねーじゃねえかよー。

    いや、別に助言はしていいと思うんだが
    今までのように、大上段から見下ろすかのような
    物言いができなくなったのは辛いぜ。

    くうーーー、ひじょーーーに口惜しいが
    ここに美肌の称号を返上するとともに
    自分の色彩判別能力の低さをお詫びいたします。

    ほんと、勘違いしてました。 すんません。