• 亡き人 25

    「霊がいる呪われた黒ずくめの部屋ぁ~~~~~。」
     
    皆が引越しで忙しく働いている時に
    何もする事がないゼロは、リビングの黒い家具から
    顔半分を出して、荷物を運ぶ人々を威嚇していた。
     
    「うわー、マジ、ヤな事しないでくださいよー。」
    山口が本気で嫌がる。
     
     
    同居のお陰で、太郎はほぼ毎日していたバイトを
    半分にまで減らす事ができた。
     
    家賃は1部屋占有だけなので、月2万という破格値だし
    光熱費も “基本料金” という項目があるので
    2人で分担する方がお得だし
    大学の側なので、交通費は0になった。
     
    余裕が出来た時間の半分は、遊びに回された。
    学校の側という立地は、仲間のたまり場になるのである。
     
     
    今宵も仲間が集まってドンチャンやっているところに
    ゼロが来て、高らかに宣言した。
     
    「おまえら若人に、『遊ぶな』 とは言わないけど
     何事も程々にせえよ。
     太郎が司法試験に落ちたら
     子々孫々祟ってやるからな!」
     
    この言葉に、一同は悲鳴を上げた。
    「長野、頑張れよ!」
    「私たち、しょっちゅう来るけど
     気にしなくて良いのよ。」
     
    太郎がキッと睨むと、ゼロは悪魔の笑みを浮かべた。
    「ほっほっほ、若い者はたまには絞めにゃ暴走するしな。」
     
     
    何気ない日々が過ぎて行った。
    スピリチュアル・長崎の暴挙を
    エリア・マネージャーに相談したら
    系列会社の塾の事務へと、バイト先の変更を手配してくれた。
    太郎に取っては、思いがけない出世である。
     
    「ゼロさん、大事にしてあげなさいよ。」
    エリア・マネージャーは、太郎の肩をポンポンと叩いた。
     
    ゼロの除霊以来、エリア・マネージャーには
    “男子好き” という疑いが掛けられていたので
    太郎とも、これが最後の接触になるだろう。
     
    ゼロさんに迷惑を掛けられたようなものなのに・・・
    太郎は、エリア・マネージャーに申し訳なく思った。
     
     
    引っ越しで浮かれ騒いでいた仲間たちも
    いつもの落ち着きを取り戻し
    学業にも精を出すようになったある日
    太郎のところに石川がやってきた。
     
    「ね、ちょっとゼロさんを呼び出してくれない?」
    「ゼロさんに会いたいならマンションに来れば?」
    「緊急なの、お願い!」
     
    両手を合わせて頼む石川に、太郎はつい承諾した。
    ゼロさん、呼び出しを嫌がるからなあ・・・
    怒るだろうなあ・・・。
     
     
     続く。
     
     
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          亡き人 1 10.11.17  

  • ファッションと危険

    ババアになって、ようやくわかった真理。
     
     おしゃれは危険を伴う
     
    コメントで、「口の開いたバッグは危険だ」
    という注意喚起を、海外育ちの人からもらった。
    それを読んで、目からウロコだった。
     
     
    ポリスメールを受信してわかる事は
    ひったくりと痴漢がものすごく多い事。
    空き巣も多いけど、それは予想の範囲内だった。
     
    驚くのは、ひったくりと痴漢。
    うちの近所でも、すんげえ多発している。
     
    (以前に書いた記事 ポリスメール 10.12.27 の後
     私の設定ミスか、書式が変わったんか知らんけど
     ちゃんと私にも有用な情報を受信できるようになったんだ。
     警察の人、どうもありがとうーーー。)
     
     
    バッグは出来れば、体にフィットするように
    斜め掛けや背負うといった着用で
    口がきっちり閉まるものを、と言うのは
    防犯上でも言われている。
     
    でも、デザインで選びたいよな、バッグ。
    斜め掛けがアホみたいな状況もあるし
    リュックは移動には良いけど
    合わないファッションもあるし。
     
    だけど現に、大勢がひったくられてるんだよな。
    鉄道系情報はポリスメールでは来ないけど
    この分じゃきっと電車内でのスリも、思うよりも多いぜ。
    口の開いたバッグ、良いカモだろう。
     
     
    服も、やっぱり露出過剰なのって
    男性の性欲をあおるのが現状だと思うんだ。
     
    中にはピッシリ隙のない格好にムラムラ
    とかいう人もいるだろうけど
    今回は、そういう人は少数派って事で頼む。
     
    だったらどういう服が安全なんだ? となるから
    大多数のデフォ欲情状況を前提に言わせてくれ。
     
     
    男性の性欲ってさ、女性にはよくわからんだろ。
    私もよくわからんけどさ
    100人いて、99人は踏み止まれるけど
    必ず1人は、ブレーキが利かないヤツがいるんだと思う。
     
    それが1000人中1人なのか、50人中1人なのか
    割り合いはわからないけど、絶対に存在するんだろう。
    父親や夫や彼氏はそれを心配して、小うるせえ事を言うんだろうな。
     
     
    そんでもし、コトが起きても
    命に別状がなければ、事件にすらならない。
    つまり泣き寝入りである。
     
    ポリスメールは、一応警察が取り上げたものだから
    事件として認識してもらったものであって
    それは氷山の一角だと思っておいた方が良い気がする。
    だから、自分が被害者になる確率は
    想像以上に高い、と思って間違いない。
     
     
    女性は、好きな格好をして好きなバッグを持てば良い。
    誰でもそうする権利があるからな。
    だけど、権利あるところには義務も発生するんだぞ。
    自分の身は自分で守るんだ。
     
    要は、裸同然で歩きたいから
    その分、きっちりガードはしますよ、と
    気合を入れろ、っちゅう話だ。
     
     
    ・・・いやな、痴漢とかの狙いって、よくわからんだろ。
    どんなに防御しても、家に忍び込まれたら終わりだし
    正直、どうすりゃ正解なのかがわからんのだ。
     
    だけど裸同然だと、危険度が上がると思う。
    美人も危険度が上がる。
    大人しそうな人も危険度が上がる。
    ナイスバディも危険度が上がる。
     
    地域によっても道によっても時間帯によっても
    危険度は常に基本設定値がある。
     
    その設定値を読み取って
    危険度の高い時間帯に動くのなら
    服装で危険度を下げる、といった風に
    総合危険度を、なるべく上げないようにしよう
    これしかないんじゃないか?
     
    露出を上げたら、男性と一緒に行動するとか
    美人はマスクで、大人しそうなら派手な服装にする。
    ナイスバディは案外隠しようがないんで
    私のように顔をブサイクする、と。
     
    ああ・・・、でも、マスク萌えとかいるらしいんだよー。
    もうこうなりゃ、そういうヤツらが犯罪者にならないように
    祈祷でもするしかねえよな。
     
     
    とにかく女性が考えるべきなのは
    危険度の計算と、回避法の工夫。
    そして言いたくはないけど・・・、何かあった時の覚悟。
     
    したい事をしたいのなら、相応の心構えも必要になる。
    ある日突然、残酷な現実に出遭う事もあるのだから。
     
     
     
    と、真面目に警告しながら、こういうアフィリを貼るから
    説得力がなくなるんだと、いい加減思い知るべきかも知れない。
     
     

    評価:

    バンダイ


    ¥ 5,775

    (2010-11-20)

    コメント:何の因果かマッポの手先! 知ってる人はかなりの老齢。 忍び寄る影に向かって、放て、怒りのサイドシュート! ほとんどの武器は銃刀法違反になるので、苦しまぎれにこれをお勧め。 ヨーヨーしながら歩くババアには誰も近付かんだろ、という事でひとつ何とぞ。

  • 亡き人 24

    「別に霊がいたって良いだろお、おやじぃー。」
    巻き舌発音で、山口が無重力すぎる発言をする。
     
    「良いわけねえだろ!」
    激怒したのはゼロだった。
    実父を差し置いて。
     
    「普通は霊とかいちゃダメなの!
     てか、多くの人には霊は見えないの!
     まったく、おめえは無防備発言が多すぎるんだよ
     そういうのは世間からは、“ちゃんとしてない” と見なされるんだよ。
     いい加減、まともな感覚を持て!
     このクソバカチャラ男!」
     
     
    山口に向かってギャアギャア怒鳴るゼロを、太郎がたしなめる。
    「あの、ゼロさん、おとうさんの前なんで・・・。」
     
    その言葉に我に返ったゼロは
    再びズザザザと後ずさり土下座をした。
    「すっ、すいませんーーー!
     ほんと、すいませんーーーーーー!!!」
    「おやじぃ、ゼロさんには悪気はないからさあ。」
     
     
    山口パパは、どう反応して良いのかわからない様子だったが
    やっとか細い声を出したが
    「ま、まあ、おまえたちの好きにしなさい。
     わしはちょっと、まあ、その・・・。」
    と、語尾をむちゃくちゃ濁しつつ
    ヨロヨロと部屋を出て行ってしまった。
     
    「んじゃ、お許しも出た事だし
     さっそく引っ越す準備をしようぜー。」
    山口の言葉に、ゼロと太郎が同時に叫んだ。
    「「良いんかい!!!」 ですか!!!」
     
     
    太郎におぶさりつつ帰る道すがら
    ゼロは謎がひとつ解けた気がした。
     
    チャラ男のフルネームって、山口拓也なんだ?
    スマップかトキオかどっちなんだ? って突っ込まれそうだよな。
    太郎の名前を笑わなかった理由はこれかな。
     
    でも太郎の場合は、間違いなく親のセンスが悪いけど
    チャラ男は、単に不運なだけだよな。
    山口拓也、普通に良い名前じゃん。
     
     
    名前・・・
    ゼロはふと考えた。
     
    ふざけて名乗ったゼロという名前だけど
    よく考えてみると、虚しい響きだ・・・。
     
    そもそも、私の本名は何なんだろう。
    何も覚えていない割に、知識は残ってたりする。
    霊ってこういうものなんだろうか?
    てか、私ってちゃんとした霊なんだろうか?
     
     
    「何を考えてるんですー?」
    太郎が話しかけてきた。
    その声に心配の響きを感じたゼロは、何だかホッとした。
     
    「ううん、別にただボンヤリしてただけー。」
    ゼロは太郎の肩にギュッとしがみついた。
     
    ら、ズルッとすべって、太郎の腹からゼロの上半身が出る形になった。
    「何をやってるんですか!」
    怒る太郎を、ゼロが逆なでする。
     
    「ふはははは、寄生虫型エイリアンだー。
     腹を食い破って出てきたぞーーーっ。」
     
     
    もう、やめてくださいよー、と嫌がる太郎と
    太郎の腹から体半分を出して、ユラユラ揺れるゼロ。
     
    アスファルトに伸びた影は、ひとり分だけだった。
     
     
     続く。
     
     
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          亡き人 1 10.11.17  

  • 携帯ロック

    アルフォート食べ比べ 11.1.27 の記事で
    コメントんとこで携帯の話が出た。
    携帯を失くしてものすごく慌てた、という話で
    携帯の中には財産がある、と話し合っていたんだ。
     
    ところが、TVでやってた
    “浮気を見つける方法” の中に
    携帯関係の事がやたら多く含まれててな。
     
     ・ 携帯を肌身離さず持っている
     ・ トイレにも携帯を持っていく
     ・ 携帯の通話は部屋の外に出る
     ・ 携帯を伏せて置く
     ・ 携帯にロックを掛ける
     
    他は覚えてないけど
    とにかく携帯の行く末が、浮気の目安らしい。
    携帯、浮気発覚グッズのようである。
     
     
    “携帯を伏せて置く” ってのは
    携帯の小窓にお知らせが出るからなんだと。
    私の携帯には小窓がないんで、へえ
    と言うか、これら全部が私にとっては、へえ、だよ。
     
    浮気うんぬんは、ともかくもさ
    携帯にロックを掛けるのを、怪しい扱いしたらダメだろー。
    そういう風潮を作ると、失くした時に被害が大きくなるぞ。
     
    私は携帯に常時ロックを掛けている。
    それを周囲の人にも勧めている。
    それは、知人の体験談を聞いて震え上がったからである。
     
     
    ある人が携帯を失くした。
    数日後、その失くした携帯は戻ってきた。
     
    ホームレスが、不似合いな携帯を持っているのを
    警ら中の警官が不審に思って、職質したところ
    「拾った」 と言ったらしい。
     
    携帯にはロックが掛かってなかったので
    すぐさま持ち主に連絡が付いたらしいけど
    失くしたと気付いて、携帯会社かどっかにストップ掛けたけど
    通話、結構使われてたってさ。
     
    カードなら保険が利くけど、携帯はどうなんかな。
    この話、かなり前の話の又聞きなんで
    あまり参考にはならないかも知れないけど
    以来、私は携帯にはロックを掛けっぱなしにしているよ。
     
     
    でもさ、ロック、すんげえ面倒くせえんだ。
    私の機種は、電話が掛かってきた時だけ即出られるんだけど
    その他の機能は、いちいち暗証番号を入力せにゃならんのだ。
     
    これ、“ロック” の意味からして
    至極、当たり前の設定だとはわかってるんだけど
    もう、ほんっっっと面倒くせえんだよーーー。
     
    でも、外では携帯ロックして
    家の中ではロック解除、ってのも、面倒くさい。
     
    私の場合は、ほとんど携帯を使わないので
    もう、いつでもどこでもロック掛けっぱなしなんだけど
    それでもたまに使う時には、えれえ面倒くせえ。
     
     
    ほれ、カップ麺とか、何で粉と具が別袋なんだよ
    どうせ全部ブチまかしてお湯を入れるんだから
    最初から麺の上にまぶしておけよ、と思うじゃん。
     
    いや、カップ麺も事情があるのはわかってるんだよ
    保存とか衛生面とか、メーカーも色々工夫してくれてるんだと。
    でもカップ麺を開ける度に、やっぱり袋を憎んでしまうんだよ。
    その袋がまた破りにくかったりすると
    腹を減らして美味さを増そうという魂胆か!
    とか、実際に腹が減ってるんで、邪推がものすごい事になるんだ。
     
    こうやって書いてる今は、自分どんだけズボラなんだよ
    と、我ながら呆れるんだけど
    とにかく空腹時に殺気立つのは、生き物のサガだよな。
     
    そういや、飯の時に
    ・・・とか関係ない話題に逸れるのは大概にして
    えーと、何だったっけ・・・?
     
     
    あ、ロック!
    普通に携帯を使っている人は
    私とは比べ物にならないぐらいに面倒くさいだろうけど
    ロックだけはしとくべき!
     
    浮気を疑われる状況ならば、ロック番号を共有すりゃ良い。
    だけどその場合、ちゃんと忠告しとくんだぞ。
    「この携帯の暗証番号を知ってるのは、おまえと俺だけだ。
     だからもし、何か不具合が起きたら
     おまえが疑われる事になるのは、覚悟しといてくれ。」 と。
     
    人と重要事項を共有するのは、責任が付いて回るんで
    これにグダグダ言うヤツは、説教してやれ。
    そんな責任感のない人間だと、後々いらん事をやらかしそうなんで
    きっちり教育すべきだな。
     
    こう言ってる私が、様々にやらかしてる理由がわからんが
    世の中そういう宿命もある、という事かな、ほっほっほ。

  • 亡き人 23

    「きみが長野くんかね。
     拓也から話は聞いているよ。
     今までの拓也の友達とは、ちょっと違うタイプだね。」
     
    和室の座椅子に、どっしりと腰を下ろした和服の男が
    山口の父親である。
     
    「やだなあ、おやじぃ
     俺もいつまでもチャラチャラしてねえよぉ?」
    とても軽そうに、山口が言う。
     
    「初めまして、長野と申します。
     今日はぶしつけなお願いで、恐縮なのですが
     どうかよろしくお願いいたします。」
    太郎が丁寧に頭を下げる。
     
     
    「ふむ・・・。
     わしに異存はないよ。
     ただ友人間とは言え、お金の問題はきちんと話し合いなさい。」
     
    山口父が、茶碗に手を伸ばしたその時、和室に声が響いた。
     
    「アルゼンチーーーン!」
     
    ゼロが唐突に出現したのである。
    「あっ・・・、目まいが・・・。」
    ヨロけるゼロ。
     
     
    「ちゃんとご挨拶できてるか心配で、様子を見に来たのよ。
     へえー、とうちゃん、和服ダンディー!
     海原雄山風味じゃーん
     チャラ男の親にしては意外ー。」
    山口父を四方からジロジロ眺め回すゼロ。
     
    「あ、太郎、手土産は何を持ってきた?」
    無言で固まる太郎。
    「返事できないよね、こういう状況じゃ。
     ・・・って、あれ?」
     
    ゼロが左右にフラフラする。
    「何か雄山とバッチシ目が合ってるんだけど・・・。」
     
    山口が言った。
    「俺のオヤジだぜー?
     霊感あるに決まってるじゃーん。」
     
    「えっ・・・」
    ゼロも固まる。
     
     
    「あっ、そ、その、ご挨拶が遅れて失礼いたしました。
     わたくし、息子さんたちと親しくさせていただいてる霊で
     ゼロと申します。
     多分、霊障とかないので、ご安心いただければ幸いだす。」
     
    動揺のあまり、カミながらも土下座するゼロ。
    太郎は真っ青だが、山口は能天気にゲラゲラ笑い転げている。
     
     
    「ごめんーーー、太郎ーーー
     私、最近、太郎の邪魔ばっかりしてる気がするーーー!」
     
    ゼロは部屋の隅っこに向かい、シクシク泣き始めた。
    「だから、そういう仕草も
     霊だとほんと恐いんで、やめてくださいって!」
    太郎がゼロに怒る。
     
    山口パパは、ただ呆然と目を丸くしているだけだった。
     
     
     続く。
     
     
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          亡き人 1 10.11.17  

  • 蒟蒻畑

    マンナン頑張れ! と思っているだけだった。
    蒟蒻畑の便秘解消作用を知るまでは。
     
    食事摂取量が少ないために、便秘気味な私が試した結果は
     
    蒟蒻畑 (4個) > 市販バナナ黒酢 (規定量)
    > バナナ (1本) > ごぼう (少量)
     
    下剤は飲まないので、わからない。
    腹が痛くなるのは、バナナ黒酢とバナナだな。
    食い過ぎると、蒟蒻畑もヤバいかも知れん。
     
     
    正直、バナナは食い飽きる。
    それでも1年半ぐらいは食い続けたんだぜ。
    途中で朝バナナとか流行って
    バナナが入手困難になったり、という苦難もあったさ。
     
    バナナ黒酢は飲めば済むだけなので
    飽きても嫌々でも続けられるけど、何故か入手しにくい。
    果物酢の中で、バナナ酢だけが次々に消えていく。
    そう、私の愛用品販売停止法則の発動だ。
    メーカーのバカやろおおおおおおおおおおおおお!!!
     
    ごぼうなどのは、繊維質豊富な野菜などは
    食が細いので、効果があるだけの量を食べられない。
    毎日のお通じのために
    ラクな方法を、どんだけ模索してきたか!
     
    そこに蒟蒻畑が現れたのは、ラッキー!!!
    もし飽きたとしても、バナナとローテーションを組めるだろ。
     
     
    1日4個は、私専用の量だけど
    これでバナナ1本よりも腹持ちが良いんだ。
     
    私は基本、1日2食なんだけど
    微妙に腹は減るんだよ。
    でも、“食事” を摂るほどの食欲はないんだ。
     
    蒟蒻畑なら、菓子感覚で食えるんで
    これで中途半端な空腹状態から逃れられるんだ。
    んで便通も良くなるんで、何という一石二鳥!
     

     
    味は、白桃、ぶどう、りんご、温州みかん、レモンジンジャー
    うちの近所に置いてあるのは、こんだけかな。
    一番好きなのは、温州みかんなんだけど売り切れが多い。
     
    逆に一番売れ残っているレモンジンジャー、すいません、無理。
    何でショウガを入れるんかなあ?
    そりゃ体には良いだろうけど、食える味にしてもらいたい。
     
     
    ちなみに社会問題視された、喉詰まらせ。
     
    詰 ま る わ ! アホウ!
    そりゃもう口に入れた途端、詰まりそう、とわかるはず。
     
    子供に与える前に、自分で食べてみないものなんか?
    初老の私は、もう嚥下 (えんげ・飲み込む事) 能力に
    陰りが出てきてるんで、ものすごく食いにくい。
     
    ついでに言うと、そういう食い物を
    寝 転 ん で 食ってると、天国の門が開くぞ。
     
    喉にヒュッと吸い込まれそうになって、慌てて起き上がったよ。
    腹筋がまだ生きてて良かったあああああああああああ!!!
    危うく、マンナンライフの足を引っ張るところだった。
     
    皆、蒟蒻畑を食う時は、きちんと座って
    丁寧に噛み千切って、念入りに咀嚼 (そしゃく・噛み砕く事)
    して、飲み込むようにな。
     
    もし喉に詰まっても、それは自分のせい。
    メーカーを恨むな。
     
     
    念のために、ネット上にあったデータを貼っておく。
    ( http://allabout.co.jp/r_health/gc/301273/ より)
     
    窒息事故例の主な原因食品
     (平成18年1月1日からの1年間
      消防本部は全国13ヶ所、救命救急センターは75ヶ所から回収)
     
    主な原因食品の例
     最初の数字は、消防調査(432例)
     後の数字は、救命救急センター調査(371例)
     
    もち 77例 91例
    ご飯(おにぎり含む)  61例 28例
    パン 47例 43例
    粥 11例 11例
    だんご 8例 15例
    あめ 22例 6例
    カップ入りゼリー 8例 3例
     
    注: 厚生労働省に問い合わせたところ、
       この調査で使われている「カップ入りゼリー」は
       「こんにゃく入りゼリー」だけを指しているわけではない
       
     
    詰まる割には、蒟蒻畑での事故は少ないんだよな。
    死亡事故は今までに2件だったっけ?
     

     
    何故に蒟蒻畑が敵視されるのかというと
    コンニャクは実は、ほぼ100%日本産なのだ。
    有力政治家が票田のコンニャク農家を保護するために
    高い関税を課してくれたお陰。
     
    米もそう。
    日本で安心して食える国産品って
    ものすごく少ない気がする。
     
    さて、コンニャクを食用している国は
    中国、韓国、ミャンマー。
    その国々ではもちろんコンニャクを栽培している。
     
    さあ、ここでもう話はわかったな?
    日本の企業を叩いて弱体化させ、関税を取っ払いたいわけだ。
    献金をできない企業は、政治家は優遇しないからな。
     
     
    ついでに、ちょっとかじり聞きした事をグチるけど
    今現在、アメリカが環太平洋戦略的経済連携協定を言い出している。
    略してTPP、トランス パシフィック パートナーシップ
    多分トランスは “垣根を越えて” みたいな意味?
    パシフィックは太平洋
    そしてキレイ事を言うな、と突っ込みたい “パートナーシップ”。
     
    参加国の貿易に関して、税金だの技術や人のやり取りなど
    すんげえユルユルにしようぜ、みたいな条約。
     
    これ、私にはものすごく不安。
    TPPの “人” のやり取り・・・
    民主党が進めている、重国籍法、外国人参政権・・・
     
    日本の産業は生き残れるのか? という前に
    日本で日本人は生きていけるのか? という懸念になってくる。
    まるでシロアリが巣食った家に住んでいるような気分。
     
     
    何だか話が暗くなったけど、蒟蒻畑
    美味くて便秘解消に良いので、食ってみてくれ。
     
     

    評価:

    マンナンライフ


    ¥ 2,520

    (2010-09-01)

    コメント:考えて食事をしたくない、運動したくない、薬もいや、という大たわけ者の便秘にお勧め。 1個26kcalだが、置き換えダイエットにもなる。 ほんっと喉には詰まるから、用心して食え。 子供と年寄りにはご禁制品設定。 私もコンニャクライフ、隠居間近かも。

  • 亡き人 22

    「臨・兵・闘・者・・・」
    「あっ、九字切りしてる、すげえ早え!」
     
    そんな場合じゃないのに、ゼロが思わず見とれていると
    「波っっっ!」
    と男が叫び、手の平をこちらに向けた。
     
    「うわっっっ」
    凄い風圧にヨロけるゼロ。
    「ちょ、止めてくんない? ヘアーが乱れるじゃないの!」
     
    「な・・・何?」
    消えないゼロを見て、驚く男。
     
     
    「はい、ちょっとお話を聞かせてくれるかなー?」
    男の左右に、警官が2人立った。
     
    霊感のない通行人からしたら
    青年に一方的に怒鳴りつけているオヤジは
    充分に通報対象者である。
     
     
    警官のひとりが、太郎にも声を掛ける。
    「どうしたのかなー?」
     
    ゼロが太郎にせかす。
    「知らない人に絡まれて困ってたと言え!」
     
    「あっ、卑怯者!!!」
    叫ぶ男に、ゼロが怒鳴る。
     
    「ウソじゃないじゃん。
     つーか、おめえ、それ以上いらん言動をすると
     尿検査のあげく、ヘタすると措置入院させられるぞ。
     普通の人には私は見えてないんだからな。」
     
    「くっ・・・、ハメられた・・・。」
    膝を付く男に、警官がギョッとする。
     
    「おいおい、おとうさん、大丈夫ー?
     どうしたの-?
     ご家族、誰か呼べるー?
     ちょっと署まで行こうかー。」
     
     
    太郎は警官に、ゼロの言う通りに答えた。
    「えっと、ぼく、この店でバイトをしてるんですけど
     終わって帰ろうと店を出たら
     そこにいたあの人と目が合って
     それから、よくわからない事を言われて
     どうしたら良いかと、困ってたんです。」
     
    「ああー、そうー、知らない人なのねー。
     あの人、酔ってるわけでもなさそうだし
     支離滅裂な事を言ってるし、運が悪かったねー。
     そういう時は相手をせずに、すぐ逃げた方が良いよー。」
     
    「何かこの警官も、やる気のない事を言ってねえ?」
    突っ込むゼロに、苦笑いをするわけにもいかない太郎。
     
     
    男は警官に引っ張っていかれ
    太郎は学生証提示ののち、放免となった。
     
    太郎がゼロを見ると、ゼロはいつになく険しい顔をしていた。
    「どうしたんですか?」
     
    「太郎・・・、あの男、笑かしよるけど、本物だと思う。
     私、あいつに勝てる気がしない。
     今度会ったら、退治されるかも知んない。」
     
    「えっ・・・」
    いつも無意味に自信満々なゼロが
    珍しく弱気な事を言うので、余計に信憑性が増す。
     
     
    電車の吊り革につかまりながら、窓を眺める太郎。
    街の明かりに邪魔をされるけど
    窓ガラスに自分の姿が映ってるのが見える。
     
    その肩にゼロは見えない。
    だけど横を向くと、肩に掛かった手が見え
    ゼロが ん? と、太郎の顔を覗き込む。
     
     
    もし、ぼくのアパートがあの人に見つかったら
    ゼロさんたちに危険が及ぶかも知れない。
     
    これは申し訳ないけど、山口くんに甘えるしかない。
    山口くんのマンションなら、防犯がしっかりしている。
     
     
    太郎は翌日、大学で山口に訳を説明し
    改めて自分から同居のお願いをした。
     
     
     続く。
     
     
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          亡き人 1 10.11.17  

  • アルフォート食べ比べ

    ちょっと前の話ですまんが
    10.8.19 激安ライン の記事で
    コンビニの菓子が一番美味い、という情報を貰っただろ。
     
    コンビニに行ったら、少量入りアルフォートがあったんだ。
    家にはアルフォート大袋を常備してるし
    その時ちょうどパソコンがグレてて
    専サポが苦労してたんで、接待の茶うけに食べ比べを、と買ったのさ。
     
     
    んで、実際に食ってみたら、確かに味が違う。
    しかし専サポは一緒だと言う。
    いや、違う、と言っても鼻で笑う。
     
    んじゃあ、この2種類のアルフォートに番号を書け
    さすがに全ランダムだとわからないクラスの
    超微妙な違いなんで、食べ比べで当てたるわ!
    と言って、専サポにマジックで包装に
    1-1 1-2 2-1 2-2 と書かせ
    紙にはどっちが上等 (コンビニ) かを書かせた。
     
    んじゃ、これから数日間で食べ比べをするから
    おめえ、その解答用紙を厳重に保管しとけ、と挑戦状を叩き付けた。
    心配すな。 食べ比べは普通の青アルフォートのみなんで
    専サポの茶うけは大袋のリッチミルクだ。
     
     
    ところが、そう毎日義務のようにチョコを食えんだろ。
    食っても1日1~2セットだよ。
    まだ2セットぐらい残ってるのに
    専サポがシビレを切らして、答え合わせを始めただよ。
     
    結果を聞いて驚け!
     
     全 問 不 正 解 !!!
     
     
    ガーーーーーーン!!!!! と、白目を剥いてる私の前で
    専サポが複雑な顔で、残ってるセットを食い比べている。
     
    勝ち誇らんのかな、と思っていたら
    どういう基準で選んでたのかを訊かれ
    「美味いと思った方」 と答えたさ。
     
    “全問不正解” って事は、違いがわかっているという事だ
    と言われ、ああ、そう言われたら! と
    その時にやっと気付いたよ。
    0点のショックに動転してさ、私とした事が。
     
     
    パッケージとか形状に違いはないですよねえ、とか
    いかにも人が不正をしているかのように疑われたので
    ズルをしたいなら、1~2問は外して答えるんじゃないんか?
    と何気なく言ったら
    へえ、あなたでもそういう頭は回るんですね、だと。
     
    バカにすんな!
    ブログの存在を隠すのに、どんだけ工夫しとるか!!!
    と怒鳴りたかったが、耐え抜いて無言の私、とても偉い。
     
    専サポも不思議かもしれんけど、私だって解せないよ。
    何で美味いと思う方が安物なんだよ?
    かあちゃんの言うように、私、真の安物食いなのか?
     
     
    この答は、数日後にあっさり出る。
    普段はロイヤルミルクティーは、牛乳だけで淹れるんだけど
    何となく、あっさりしたのが飲みたくなって
    水と牛乳を 1:1 で淹れてみたんだ。
     
    そしたら砂糖の量は一緒なのに
    いつもの全牛乳より甘くない。
    つまり、牛乳に甘みがあるんだな。
     
     
    チョコさ、甘いものだと思いがちだけど
    純粋なカカオって苦いじゃん。
    これはあくまで私の推論だけど
    コンビニの方って、カカオが多かったんじゃないかと。
     
    そういや、前の安物記事の時に
    安物チョコは牛乳の脂分みたいなもので薄める
    とかいう話がなかったっけ?
     
    私、ビターチョコ、嫌いなんだよ。
    まろやかで甘いから、高価だと思って
    そう感じる方を選んだんだけど
    そもそもの自分の、“美味い” の基準が違ってたんだな。
    なるほど、かあちゃんは私のこういうとこを指摘してたんか。
     
     
    しかし私が利きアルフォートが出来たのは、明白な事実。
    良いところなんてナイスバディしかない、と思っていたけど
    ものすごい長所、あったじゃん!
     
    神の舌!!!
     
    今までは漠然と誇っていたけど
    今度からは堂々と大威張りするぜ!
     
     
    さて、ここで円満解決ではないんだ、この話。
    去年の出来事なのに、今になって書いたのには理由がある。
    “話題が他に思い付かない” 以外にだ。
     
    最近どっかで見たか聞いたかしたんだ。
    歳を取ると、味覚細胞をガードしているバリア?
    みたいなものが薄くなるので、味覚が鋭くなる、と。
     
    ・・・・・・・・・・
     
     

    評価:

    ブルボン


    ¥ 3,880

    コメント:オトナになってから知ると凝って半年食い続けて飽きるので、そういう事態に陥らないためにも子供の頃から常食するように、というムチャクチャな助言。 てか、食い続けるのが大間違いだが、大人が買うと大人買いになりやすくてな・・・。

  • 亡き人 21

    太郎がバイトを終えて店を出た時
    時計はもう、夜の11時を回っていた。
     
    ポツポツと人が行き来する繁華街の中
    道の向こうから、中年男性が話し掛けてきた。
    「長野太郎か?」
     
    「・・・はい・・・?」
    太郎には見覚えのない男性だった。
     
     
    「私はこの店の除霊をしていた者だ。
     だが先日クビになった。
     私の代わりにきみが除霊した、と聞いてな。」
     
    太郎はハッとした。
    その瞬間、ゼロが現われた。
    「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーーン!」
     
    「あっ・・・」
    今来ちゃマズい! と太郎は思ったけど
    呼んだのは多分、自分である。
     
     
    「何だ? この霊は!」
    驚いて叫ぶ男の方を、ゼロが見る。
    「何だと言うおまえこそ何者だ!」
     
    ゼロの、すぐ噛み付き返す狂犬のような反応に
    男は ふふっ と微笑みながら、大声で名乗った。
     
    「私は、スピリチュアル・長崎だ!」
     
    あ、九州きた!!!
     
     
    「・・・・・・・・」
    ゼロは無言でモジモジした。
    「何だ? その反応は。」
     
    「あのお・・・、あまり道端で叫ばない方が良い名前かと・・・。」
    目を逸らしながら、申し訳なさそうに言うので
    余計に失礼さが増している。
     
     
    「人の仕事を奪った上に、名まで愚弄するのか!」
    「え? マジシャンの仕事を奪った覚えなんかないけど?」
    「誰がマジシャンだ!」
     
    「・・・だって、黒の上下スーツに蝶ネクタイにステッキ
     マジシャン以外の何者でもないじゃんー。」
     
    怒りでワナワナと震える男に、太郎が慌てる。
    「ゼロさん、この人、店を除霊してた人らしいですよ。」
     
    その説明に、最大にいらん感想を言うゼロ。
    「え? 男だったの? 女かと思ってたー。」
    「何故だ?」
     
    男の問いに、ゼロがズケズケと言う。
    「だってごまかし方が、せせこましいもん。
     数箇所ほころびを残しといて
     チマチマお呼ばれにあずかろうなどさあ。
     バーン! と完璧に仕事をしてたら
     口コミで評判も広まるだろうに。
     そのセコさで、女霊能者の仕事だと思い込んでたよー。」
     
     
    「ゼロさん・・・、もう止めてください。」
    太郎がゼロを小声でたしなめる。
     
    「え、何で?」
    「その人、憤死しそうですよ。」
     
    男のステッキを持つ手が、ブルブルと震えてるのを見て
    ゾッとしたゼロが太郎に 逃げよう、と耳打ちしたところに
    「逃がさんぞ!」
    と、男が叫んだ。
     
     
     続く。
     
     
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          亡き人 1 10.11.17  

  • フリクションボール

    プリンターからパソコンに画像が取り込める
    という噂を大昔に聞いた覚えがあるので
    天才な私は、早速その技を会得してみた。
     
    得た技は使いたいよな?
    という事で、無理やりな筆記具の使用レポをする。
     
     
    なのに、いきなり不吉な事を言いたれるが
    昔あった、消しゴムで消えるボールペン、色鉛筆、マーカー等
    ことごとく、こ と ご と く 消えたよな。
    消えすぎて世の中から消された、とか上手い事を言いたくなるよな。
     
     
    さて、話題を365度ぐらい変えて
    フリクションボール というペンがある。
     
    これは何と! 聞いてビックリ!
    ペンの後ろに付いている消しゴムで消えるという
    画期的な水性ボールペンなのだ!!!!!
     
    説明書には、重要書類に使っちゃならねえ と
    注意書きがしてあり、使いどころがチラシの裏に限定されるという
    とても気難しい、画期的製品である。
     
    メーカーは、万年筆は結構好きだったパイロット。
    値段は、本体に200と書いてあるので、きっと200円。
     

     
    線の太さは、0.7 を購入。
    色んな筆記用具と比べてみる。
    ちょっとボワ~ンとにじんで、色が薄い。
    (使用済みのコピー紙の裏に書いてるんで
     関係ない線その他が浮き出ているけど、気にすな。)
     

     
    ケツに付いてる “消しゴム” って、ゴム。
    確かにキレイに消えるんだけど、使った時の感触で
    もしかしてこれは、摩擦 or 熱 で消えるんじゃないのか?
    と思って、各種固形物で試してみた。
     

     
    ちなみに、火でもやってみた。
    キッチンのガスの火であぶったら
    燃えて紙ごと消え去ってしまったので、画像がないが
    これまでになくキレイに消えたので
    このインクは摩擦ではなく熱で消える、と断言しよう!
     
     
    とんだ逆ミカンの汁だった事が判明してしまったので
    再び話題を逸らすために、私の絵の才能を披露しよう。
     

     
    彦にゃんは、彦根城の掃除のニュースを何度も観ているので
    完璧に描ける自信があったんだが、何かどっかが違う。
     

     
    せんとくんは、その気持ち悪さへの嫌悪感に
    ついつい美形せんとくんになりそうで不安だったが
    こっちも充分に気持ちが悪くなり
    自業自得だが、かなりマイハートが衝撃を受けた。
     
    で、今気付いたが、せんとくんのポーズは下ネタではない。
    何でこんなポーズにしたんだろう?
    そんで、色はキラキラジェルボールペンのピンクで塗ったのに
    何でこんな表現しがたい妙な色になってるんだろう?
     
    ・・・描かなきゃ良かった・・・。
     
     
    どっちも、どうも腑に落ちない出来上がりで
    おのれ、天は私の二物の内の一物を奪ったか!
    と、空を仰いで呪ったが、これ ↑ も下ネタではない。
    “いちもつ” じゃない。 “いちぶつ” と読め。
    国語的に、どっちが正しいのかはわからんが。
     
     

    評価:

    パイロット


    ¥ 1,176

    ()

    コメント:消せるボールペン! 公式文書には使えない。 つまり保存面で懸念が、ヒイイイッ。 けど手帳の予定欄とかの、記述を変える場合がある時に重宝するぞ。 消せる安心、消える不安、さあ、どっちだ? 心の天秤に掛けろ!